【Meiy Glassあり】Viper V4 vs G PRO Xの決着は如何に?ARTISANとWootingの三冠は叶ったのか?Champions Shanghaiデバイス事情、徹底解説!!!

Champions、それはデバイスの雌雄を決する大会。
1年の総決算となる、悔いすら残すことが許されないイベント。
当然、選手たちは選りすぐりのデバイスで出場します。
では、先日LOUDの優勝にて幕を閉じたChampions Shanghaiでは、どのデバイスが結果を残したのでしょうか?
今回は本媒体にて公開されたデバイスリストと共に、情勢を分析。
様々な角度から検証しつつ、今後を予測していこうという内容の記事になっております。
Santiagoの分析記事はこちら→https://e-sportsgg.com/News/aZYonSpG
Londonの分析記事はこちら→https://e-sportsgg.com/News/9Otax9zH
検証に入る前に、今大会における各デバイスの使用率TOP3を見て行きましょう。
マウス使用率 TOP3
順位 | 製品名 | 全体使用率 | Americas使用率 | CN使用率 | EMEA使用率 | Pacific使用率 |
|---|---|---|---|---|---|---|
同率1位 | 16/80(20%) | 4/20(20%) | 6/20(30%) | 4/20(20%) | 2/20(10%) | |
同率1位 | 16/80(20%) | 3/20(15%) | 3/20(15%) | 3/15(20%) | 7/20(35%) | |
3位 | 8/80(10%) | 2/20(10%) | 1/20(5%) | 3/15(20%) | 2/20(10%) |
マウスパッド使用率 TOP3
順位 | 製品名 | 全体使用率 | Americas使用率 | CN使用率 | EMEA使用率 | Pacific使用率 |
|---|---|---|---|---|---|---|
1位 | 19/80(24%) | 3/20(15%) | 5/20(25%) | 3/20(15%) | 6/20(30%) | |
2位 | 7/80(9%) | 2/20(10%) | 2/20(10%) | 3/20(15%) | 0/20(0%) | |
同率3位 | 6/80(8%) | 0/20(0%) | 1/20(5%) | 1/20(5%) | 4/20(20%) | |
同率3位 | 6/80(8%) | 3/20(15%) | 0/20(0%) | 2/20(13%) | 1/20(5%) |
キーボード使用率 TOP3
順位 | 製品名 | 全体使用率 | Americas使用率 | CN使用率 | EMEA使用率 | Pacific使用率 |
|---|---|---|---|---|---|---|
1位 | 31/80(39%) | 2/20(10%) | 11/20(55%) | 9/20(45%) | 9/20(45%) | |
2位 | 8/80(10%) | 3/15(20%) | 2/20(10%) | 3/15(20%) | 1/20(5%) | |
3位 | Wooting 80HE | 7/80(9%) | 2/20(10%) | 2/20(10%) | 2/20(10%) | 1/20(5%) |
大会共通デバイス
チェア:Secret Lab Titan Evo
モニター:OMEN 25 360Hz
モニターアーム:HyperX Armada
ヘッドセット:Plantronics SHR2638-01
神の悪戯か、G PRO X SUPERLIGHT 2とViper V4 Proの使用率が同数でした。
これまでのChampionsでは恒例とも言うべきG PRO X回帰が目立っていましたが、なんと今回は引き分け。
直近3年のRazerの努力が実る結果となりました。
そもそも、なぜこれまではG PRO X回帰が起きていたのでしょうか?
筆者の見解としては、パフォーマンスの差が極端に出にくいデバイスであったことが考えられます。
G PRO形状は、起伏が少なく、重心も真ん中寄り。フロントセンサー(センサーが中心より前め)気味であることを考慮しても、指や手の感覚に左右されにくい形状です。
したがって、長い日数を戦い、かつパフォーマンスに差異を出したくないChampionsではこの特徴が好まれるのも必然と言えます。
しかし、Viper V3 Proがリリースされたあたりから『マウスのくびれにしっかりと指を嵌めた方が、持ち方は変化しにくい』という認識が徐々に広まり始めます。
これは全員に当てはまるというわけでもないのですが、身体的特徴を分けた際、これを感じることができる人間はちょうど半数くらい。
少し難しいことを言えば、手の重心が小指側に寄っている人間が半数ほどであり、この層が2年という歳月を経てViperを結論形状に押し上げました。
ただし、興味深いデータがひとつ。
地域別の使用率データを見ると、G PRO X SL2はどこも似たような数字であったのに対し、Viper V4 ProはPacificが頭抜けた数字を記録しています。
他地域にダブルスコアを叩きつける使用数で圧倒的1位。
アジア人はViper、という指標になりうるデータかもしれません。
まぁお察しの通りです。
今回も使用率1位はARTISAN 零 FX。Masters Londonより更に使用数が伸び、今年最高となる19人の使用を記録しました。
ARTISAN全体では43%(34/80)と、こちらもマウスパッド内では1位。
母数の増加に伴い、確かにパーセンテージが減りはしましたが、個性が如実に出るマウスパッドでこの数字は異常です。
一方で復権が現実的になってきたメーカーも。
それがZOWIE。
トップ3にSR-SEシリーズ・SRシリーズの2つがランクイン、メーカー別では16%(13/80)で2位につけています。
欧米を中心とした人気を博しており、コントロール系マウスパッドの中ではARTISAN 99式 FX、Pulsar Jupitor Proを抜いての首位。
Masters Londonでは順位の下落こそありましたが、長年の経験と改良が身を結び、確固たる地位を築いています。
Pulsarは製品こそバラけていますが、それぞれのクオリティの高さが評価されシェアを確保。
Saturn Proブームが落ち着きを見せているので、新デザインの発表やJupitor Proの主流化で巻き返しを狙いたいところです。
この他にも、VAXEEやX-raypad等、根をしっかりと張ったメーカーが着実なシェアを記録していますが、なんせ上位3社が強すぎる。
ここに割って入る豪傑は現れるのか、要注目です。
こちらも見慣れた光景ですね、当然のごとくWooting 60HE v2が首位。
なんで31人も同じキーボードを使ってるんですかね...もはや怖い...
前作であるWooting 60HE+がMasters Londonから更に少なくなったことより、完全に世代交代は終了したと見て良いでしょう。
Wooting社のアップデートは成功に終わったことが、今大会で明らかとなりました。
新興勢力も出現しはじめています。
大会期間中の記事でも取り上げました通り、IQUNIX EV63が8%(6/80)。
突如としてLOUDロスターが行ったセンセーショナルな乗り換え、そしてFrancis選手の活躍により知名度が上昇。
南米・中国のチームを中心としたスポンサー活動を行っていることもあり、更なるシェアの拡大が期待できます。
韓国勢の積極的な使用により、Geon Venom HEシリーズも盛り上がりを見せています。
カスタム性の高さ、TKL・60%の両方を選べる点が強みで、来年の韓国シーン次第では更なるシェアの向上が見込めます。
距離の近さから、日本に来るかもしれないビッグウェーブ。
乗るか乗らないかは貴方次第です。
表舞台は十分に知り尽くしましたね、闇のデバイス探求のお時間です。
本項目では、一人しか使っていないようなマイノリティなデバイス、個人的に気になったデバイスをピックアップしてご紹介します。
まず今大会で最も話題になったデバイスといえば、間違いなくRazerの新作マウスでしょう。

PROFEK・invy・JAWGEMO・luk xo選手らの使用が確認されており、彼らの傾向から『小さめサイズのViperでは?』との声が寄せられています。
coolなデザインにmysteriousな形状、惹かれないはずがありません。
早く出してくださいお願いします、できればクリスマスまでに。
キーボード部門からはAsuna選手のHiground Basecamp 65 SNOWSTONE。

様々なラピトリキーボードがリリースされる中で、2023年よりこの製品を一貫して使用。
涙を呑んだ2023 LCQから変えることなく、Championsの舞台へBasecamp 65を連れて来ました。
彼の人生と重なる部分があり、大変エモうございます。
ごちそうさまです。
最後に、日本人としてこれを語らずに終わることはできないでしょう。
Cryo選手

dos9選手

Chronicle選手

徐々にシェアが伸びるガラスマウスパッド、その先頭を走るのが日本人プロのシグネチャーモデルという事実は、非常に誇らしくなります。
もっとやれ、来年もMeiy Glassの年になれ。
総決算に相応しく、また来年への布石も垣間見える、年間王者大会らしい情勢となったChampions Shanghai。
リーグ制の終焉がもたらす影響は、どうデバイスに現れるのでしょうか。
締めくくりもほどほどに、来年への期待が止まりません。
革新を、熱狂を求める我々に、VCTはきっと応えてくれることでしょう。
PepsiMan_ax
寝て起きたら、持ち方しか残っていませんでした。
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