GE Kr1stal「PacificとCNの間に大きな違いは無いが、Pacificのチームはスマートな戦い方を試みる傾向があるのに対し、CNのチームは個人のエイム力に頼る場面が多い」─ サミットの構成を変更した経緯やEDG戦について振り返る

2026年10月2日、Champions Shanghai 2026 Group Stage Day 8 第1試合が行われ、Global Esports(以下、GE)がEdward Gaming(以下、EDG)に2-0で勝利を収めました。今回は試合後のプレスカンファレンスにて行われたGEへのインタビューの内容を一部翻訳してお届けします。
──Platoonコーチに質問です。普段得意としているサミットの構成(スカイ・テホのダブルイニシエーター構成)から変更していましたが、その移行を決断した理由は何でしょうか?
Platoon:EDGが何か変化を加えてくるかもしれないとはある程度予想していました。しかし私たちに関しては、あの構成に非常に慣れていたというのが一番の理由です。ネオン・チェンバー・セージの構成は以前ブリーズでもプレイしていましたし、現在はアセントなどでも採用しています。そのため非常に使い慣れており、彼らのプレイスタイルに対しても良い相性になると判断しました。以前の構成を完全に捨てたわけではなく、使い分けられる2つの構成を持っています。今大会では多くのチームがサミットに対して異なるアプローチを見せているため、2つの構成を扱えることがこのマップでの大きな自信に繋がっています。その日の状態や感触に合わせて調整する必要があると考えており、それが今回の変更に至った理由です。
──大接戦となったTeam Vitality(以下、VIT)戦から得た教訓の中で、本日のEDG戦に活かされたものは何ですか?
xavi8k:試合の勢いをしっかりとコントロールすること、そしてチームとして連携の取れた良いプレイをすることだと思います。

──Autumn選手は昨年VCT CNのFPXに所属し、EDGとは何度も対戦してきました。中国の舞台で再びEDGと対戦したことで、VCT CNで戦っていた日々の懐かしさを感じましたか?
Autumn:彼らとの対戦にはとても懐かしさを感じます。常に強気に仕掛けてきて、多くのガンファイトが発生するような戦い方をするチームなので、対戦するのがいつも大好きでした。ステージ上で彼らと戦うのは久しぶりでしたので、純粋に対戦できて嬉しかったです。同時に、敗退のかかったエリミネーションマッチで戦わなければならなかったのは少し心苦しい部分もありました。大会前から最も対戦したい相手として彼らの名前を挙げていたほどでしたので、エリミネーションマッチという形になってしまったのは惜しかったですが、試合自体は本当に楽しかったですし、私たちのチームの戦いぶりをとても誇りに思っています。
──アシスタントコーチのAimix Strangeコーチはビザの問題を乗り越えてようやく現地に合流できましたが、かつての仲間たちと世界大会の舞台で再会した心境はいかがですか?またPlatoonコーチ、彼が現地に合流できたことについての感想をお願いします。
Aimix Strange:まず何よりも、ここに来ることができて本当に嬉しいです。ビザのトラブルにより長い間自宅で足止めを食らっていました。チームのみんなやPlatoonコーチと歩みを共にしたいと強く願っています。合流出来て本当に楽しいですし、チームと共により多くの試合を戦っていきたいです。ここに合流できて本当に幸せですし、全員を誇らしく思っています。
Platoon:アナリストのFieldsコーチもリモートで準備を手伝っており、今も変わらず貢献してくれていますが、コーチングスタッフの3人組、そしてチーム全体にとって、Aimix Strangeコーチという重要なピースが欠けている感覚がありました。彼がこうして現地に揃ったことで、私たちの戦いが本格的にスタートできると感じています。
──前回のVIT戦後のプレスカンファレンスでは、多くのラウンドが残り10秒などのギリギリの攻防になり、Pacificの環境とのギャップに苦しんだと言及されていました。本日の試合ではどのように対処したのでしょうか?
Kr1stal:それほど難しい対応ではありませんでした。EMEAのチームと戦う際は基本的に5対5の攻防になり、多くの駆け引きに対処しながら深く考える必要があります。しかし本日のEDG戦では、お互いに撃ち合うような3対3や2対2の状況が多く、純粋な火力の高さが求められる展開でした。私たちのチームにはそうした撃ち合いのシチュエーションをすべて制するだけの十分なフィジカルが揃っています。そのため、今日に関しては遥かにやりやすかったです。
──次戦は驚異的な火力を誇るLOUDとの対戦になります。勝利してPlayoffsへ進出するために、最大の課題は何になると考えていますか?
Platoon:彼らには非常に強い気迫が備わっているため、厳しい戦いになると予想しています。特に負けたら終わりのエリミネーションマッチでは、すべてのラウンド、すべての瞬間において「どちらがより勝利を強く渇望しているか」という精神的な勝負に行き着きます。ですので、私たちは余計なことを考えすぎず、自分たちが得意とするプレイに集中し続けるだけだと思います。考えすぎると相手の勢いに飲み込まれてしまう可能性があります。今日は非常に良いリズムで戦えたので、次の試合でもそのリズムを維持していきたいです。彼らはおそらく私たちが普段対戦し慣れているPacificのチームにプレイスタイルが最も近いため、激しい撃ち合いの連続になると思います。その戦いを制して勝ち上がれることを願っています。
──敗退がかかったプレッシャーの中で、最高の競技状態を維持するためにどのようにストレスをコントロールしていますか?
PatMen:前回のVIT戦に敗れた後、チームのみんなに「決して悪い負け方ではなかった」と伝えました。両チームともに勝利に値する素晴らしい戦いをしていましたし、私たちにも十分に勝機がありましたが、いくつかの場面で不運が重なっただけでした。だからこそ士気を高く保ち、「この調子を維持し、自分たちのプレイを貫き、練習通りの戦いを続けられれば次も勝てるし、今大会のどのチームとも対等以上に戦える」と仲間を鼓舞しました。

──中国リーグでのプレイ経験を持つ選手たちから見て、現在のPacificとCNのプレイスタイルの違いは何でしょうか?
Kr1stal:正直なところ、現在PacificとCNの間にそれほど大きな違いはありませんが、Pacificのチームはよりスマートな戦い方を試みる傾向があるのに対し、CNのチームはスマートな戦い方よりも個人のエイム力に頼る場面が多い印象です。その点にわずかな違いはありますが、本当に小さな差だと感じています。

今回勝利したGEは次戦、10月4日第1試合にてLOUDとPlayoffs進出をかけて対戦します。
また敗北したEDGはChampions Shanghaiからの敗退が決定し、順位はベスト16となりました。
ふぉかっちゃ
好きな選手はSugarZ3ro、今の推しチームはNS