f0rsakeN「私たちがなぜいつも2位で終わってしまうのかついてすでに学んだ。今回はチームとしても個人としても自信を持ち、かつてのPRXがどのようなチームだったかを世界に見せたい」─ PRXがG2に5連勝している要因やPlayoffsに向けた意気込みを語る

2026年9月30日、Champions Shanghai 2026 Group Stage Day 5 第1試合が行われ、Paper Rex(以下、PRX)がG2 Esports(以下、G2)に2-1で勝利を収めました。今回は試合後のプレスカンファレンスにて行われたPRXへのインタビューの内容を一部翻訳してお届けします。
──invy選手に質問です。PRXに加入して以来、これで3回連続での世界大会Playoffs進出となります。過去2回のMastersから得た教訓の中は何だと思いますか?
invy:過去2回のMastersと同じように、自分たちの強みとアイデンティティを持ってプレイすることに尽きると思います。それこそが私たちが連続でグランドファイナルに進出できた理由ですから。基本的には同じことを継続し、これが今年最後の大会になるので、もっと楽しみながら全力を尽くすつもりです。
──alecksコーチに質問です。配信内で「みんな、とにかくシンプルにいこう」と言っているのが捉えられていました。PRXがリードしていた場面で、G2に追いつく隙を与えてしまった要因はそのあたりにあったのでしょうか?
alecks:いつ言ったのか正確には覚えていませんが、おそらくロータスでのことだと思います。私たちはただ少し興奮しすぎてしまったのだと思います。時折、必要以上に早くゲームを終わらせようとするモードに入ってしまうことがあり、そうなると過度に複雑にしてしまったり、焦ったりしてしまいます。そのため、タイムアウトを取った後にチームとして少し話し合い、もう少し落ち着く必要があるという結論に至りました。その後は問題ありませんでした。
──今年G2と対戦するのはこれで3度目であり、彼らに対して3連勝となりました。毎試合において、何が勝敗を分けているとお考えですか?
alecks:全体として、私たちは純粋にG2に対して良い試合ができているのだと思います。そのため、私たちがどうというよりは、G2側が私たちに対して戦いにくいのだと思います。そうは言っても、今日の彼らは特に第1マップで非常に素晴らしいプレイをしていました。普段よりも強気で、多くのリスクを冒して仕掛けてきたため、苦戦を強いられました。良い試合だったと思います。

──PRXにとってG2に対する5連勝となります。今年彼らを再び破り、また対戦することについてどう感じていますか?
d4v41:G2と対戦がないのは国際大会とは言えない、という感じですね。彼らと対戦するのはいつも楽しいです。ゲームの外でも彼らは非常に素晴らしい人たちですし、alecksコーチが言ったように、常に対戦するのが難しい相手です。
ゲーム内では彼らは私たちが何をするか知っていますし、私たちも彼らが何をするか知っています。なのでどちらがタイミングの面などでよりベストなプレイを出せるかという部分で勝負がつきました。今日はミスからの立て直しを素早く行うことができました。チームメイトたちを称えたいですし、G2も非常に素晴らしいプレイをしていました。
──チームは今シーズン全体を通して非常に得意としていたマップであるアセントを、本日2回目のBANでBANすることを選択していましたが、その決定の背景にあるプロセスについて少し教えていただけますか?
alecks:アセントに向けて準備はしていましたが、構成の相性の問題ですね。ダブルセンチネル構成のチーム同士が対戦する時はいつでも、頭脳戦のような試合になります。そのため、最終マップに持ってくることを望んでいなかったのだと思います。昨年のChampions Parisでも起こっていましたが、ダブルセンチネル構成同士でプレイするアセントでは非常に多くの手順を踏まなければならず、毎ラウンドが極めて重く激しいものになります。ですので、そうした展開に対処したくなかったのだと思います。
──本日チームが再びヘイヴンをプレイしたことについてです。前回のTeam Liquid戦での敗北から本日勝利を収めるまでに、どのような調整を行いましたか?
Wendler:いくつかのポジションの面で変更する必要がありました。過去の試合映像を振り返り、特にこの構成を初めて披露した初期の頃、なぜ自分たちが防衛側で強かったのかを見直しました。時間が経つにつれて、特に現在のメタにおいては考えすぎてしまうことが多く起きます。そのため、自分たちが何を得意としていたのか、なぜそれが得意だったのかを再整理し、それを今日の試合で確実に適用できるようにしたところ、上手く機能してくれました。
──2023年でもEvil Geniusesとの伝説的なGrand Finalでプレイされていましたが、Championsのトロフィーだけが依然として獲得できていません。今年も勝ち進み、トロフィーを掲げるために、チームとして、あるいは個人として何が必要だと考えていますか?
f0rsakeN:私たちは何度もグランドファイナルに進出し、なぜいつも2位で終わってしまうのかについてすでに学びました。普段の私たちの自分らしさを見失い、プレッシャーがかかっていたのだと思います。ですが今回は、チームとしても個人としても自信を持ち、恐れることなくチームとしてプレイし、かつてのPRXがどのようなチームだったかを世界に見せたいと思っています。
ゲーム内でも多くのことを修正し、このChampionsに向けてすべての自信を取り戻そうと努めています。このタイトルを獲得することは私の夢でもありますが、過度な期待を抱くことなく、ただチームとしてプレイし、チームとして楽しみたいと思っています。

──過去のPRXはランダム性やカオスが特徴のプレイスタイルでしたが現在のプレイスタイルは昔のPRXよりも落ち着き、構造化されていると思います。現在のプレイスタイルをVCTの初期の頃と比較した時、どのように感じますか?
alecks:以前と似ているとは思いますが、少しだけ賢くなったのだと思います。昔はただサイトを決めて、エントリーをできる限り強力に行うことだけを考えていました。今は試合に入る前に、より多くの状況について事前に考えるようになっています。ですが全体として見れば、自分たちのアイデンティティは今も変えていません。それこそが私たちがやりたいことであり、自分たちにとってVALORANTをプレイする上で最も簡単かつ最適な方法だと信じているからです。表現するなら、「2022年のPRXの進化形」といったところでしょう。
──世界で最初にChampionsへの出場権を獲得したチームだったと思います。実際にChampionsの舞台に立った今、大会前に得られた準備期間はどれほど現在に影響していますか?
Jinggg:Masters Londonの時点で出場権を獲得できていたことは、もちろん私たちにとって有利に働きました。Championsに進出できることがすでに分かっており、新しいことに向けた準備の時間を多く取ることができましたから。ただ、何か特定のものに対して入念に対策をしていたというわけではありませんでした。
今年はMastersのGrand Finalに2度進出して、これまでで最も多くの試合をこなした過酷なシーズンとなっていたので、少しリラックスしてChampionsに向けてリセットするための非常に良い休養期間になったと思います。直近の2試合を見る限り、エネルギーや勢いをゲーム内で強く感じられており、今のところ非常に上手くいっています。もちろん準備もしましたが、十分な休息を取れたことが、直近の2試合で勝つことができた最大の要因だったと思います。
──Jinggg選手に質問です。Championsが上海で開催されるのは今回が初めてであり、会場の素晴らしさについても言及されていました。本日も非常に多くの観客がPRXに声援を送っていましたが、Shanghaiのeスポーツの雰囲気について何か感じたことはありますか?
Jinggg:ここのファンは非常に感情を行動や声で表現してくれますし、私たちにはここに多くのファンがいます。中国のファンは最も熱狂的なサポートを示してくれる存在の一つです。入場する時でさえ全員が私たちに歓声を送ってくれますし、試合に勝ち、マップを取り、ラウンドを取るたびに、皆さんの大きな歓声が感じられます。ここにいられて本当に幸せですし、応援してくれるすべてのファンに感謝したいです。皆さんの応援はすべて届いていますし、私たちにとって本当に大きな意味を持っています。
──中国では応援している選手に手作りの贈り物を送るのが文化の1つですが、中国のファンから受け取った手作りのプレゼントの中で、何か特別だったり印象に残っているアイテムはありますか?
d4v41:プレゼントをいただけるのは本当にありがたいことです。記憶違いでなければ、最もクールだったものの一つは中国のファンからいただいた、チェンバーのヘッドハンターだと思います。チェンバーのカードもついていました。とてもかっこよかったですし、今年がリーグ制最後の年になるので、自分の故郷に持ち帰ります。他にも覚えきれないほどたくさんあり、本当に感謝しています。

PRXは今回の試合に勝利したことにより、10月7日から始まるPlayoffsへの進出が決まりました。
一方、敗北したG2は次戦、10月3日第1試合にてTYLOO対Team Liquidの勝者とPlayoffs進出をかけて対戦します。
ふぉかっちゃ
好きな選手はSugarZ3ro、今の推しチームはNS