something「今日の試合では私のエネルギーという点でもっと上手く出来たと思う。G2戦の後、私はガス欠になっていたんだ。何もかもが助けにならないような気がしている」─ Grand Finalでのエネルギー不足と準備不足、次の大会に向けた意気込みを語る

2026年3月16日、VALORANT Masters Santiago 2026 Grand Finalが行われ、Nongshim RedForce(以下、NS)がPaper Rex(以下、PRX)に3-0で勝利を収めました。今回は試合後のプレスカンファレンスにて行われたPRXへのインタビューの内容を抜粋し、翻訳してお届けします。
─まず初めに、Grand Finalをこのような形で敗退するのは辛いと思いますが、PRXと同じことを達成できたチームはいないと思います。そしてコーチのお二人に質問です。率直に言うと、PRXが期待されていたほどのパフォーマンスを発揮できなかったと思います。配信上ではあなたが苛立っている様子が映っていました。全体的にGrand Finalを通して難しかった点は何でしたか?
alecks:NSが非常に優れているという点です。それはもう(笑)彼らはスプリットに関して、非常に良いゲームプランを持っていました。私たちはそれに対応できなかったことが主な課題だったと思います。カロードでは特定のラウンドでもう少しうまくプレーできていれば、おそらく取得出来ていたと思います。でもまあ、仕方ありません。重要なラウンドに勝てないということは、どうしても起こります。アビスに関しては、いずれにしてもタフな試合になると分かっていました。準備時間は10時間ほどしかなく、最高とは言えませんが、ベストを尽くしたと思いますし、NSは素晴らしいチームだと思います。彼らはとても、とても、とてもうまく連携していますし、私たちは彼らと長い間対戦してきたので、良いチームであることは分かっていました。ですから、私たち自身にはそれほどがっかりしてません。
Wendler:私も同じことを言うでしょう。カロードで流れを持っていかれてしまい、2マップ目以降の自信を少し失ってしまったんだと思います。NSのようなチームに自信を付けさせると、そこから逆転するのは本当に難しいです。このMastersでNSがたくさんのチームに対してそうやってきたのを見てきました。彼らを食い止めるために出来ることはやりましたが、ガス欠になってしまいした。
─Jinggg選手に質問です。チリの観客は間違いなくPRXが好きですが、あなたたちを恋しく思うのと同じくらい、Jinggg選手も観客を恋しく思いますか?
Jinggg:間違いなくそう思います。チリでは観客の皆さんが私たちを応援してくれて、その応援を本当に感じています。私たちは歓声を聞けることに感謝しています。きっと皆さんがいなくなると寂しくなると思います。
─Masters SantiagoだけでなくKickoffのことも考慮すると、PRXはまた試練を乗り越えたと思います。Kickoffから現在に至るまでに、PRXがこれほどの好成績を収められたのは、どのようなことが上手く行ったからでしょうか?また原動力は何でしたか?
alecks:私たちはただプレーすることが好きなだけなんです。チリの舞台でプレー出来たことは光栄でしたし、観客の皆さんが間違いなく私たちの力になってくれたと思います。毎日、週末に試合ができることを願っていますし、出来るだけ多くの人に試合を見てもらいたいからなんです。つまるところ、ゲームへの愛が私たちを支えているのだと思います。ただ正直に言って、私たちは疲れています(笑)シーズンが始まったばかりで、これからも多くの試合がありますが、どんなことがあっても今回の経験を大切にします。
─invy選手に簡単な質問をしたいのですが、これまでの国際大会での活躍について感想をお聞かせください。
invy:私の考えとしては、第3シードとしてMasters Santiagoにきて、最初はだれもここまでの成績を期待していなかったと思います。ここまで来れたことを本当に誇りに思います。そしてチームとこれまでの旅を誇りに思います。敗北は本当に悲しいですし、トロフィーを持ち帰ることが出来ませんが、まだまだこれからですし、私たちの未来は明るいと思います。
─invy選手に質問です。あなたにとって今シーズンは新しいチームでの最初のシーズンであり、初めてのGrand Finalでした。これまでの期間で、チームの一員としてどのように成長してきたと思いますか?
invy:すでにたくさんのことを学んだと言えるでしょう。このKickoffだけで去年の1年間でプレーした試合数よりも多くプレーしました。Kickoffの毎試合でたくさんのことを学びましたし、チームメイトやコーチ、そして敗北からもたくさん学びました。学んだことを心にとめて、次の試合に向けて改善していきたいと思います。
─まずは、みなさん素晴らしい活躍だったと思います。PRXは対戦を通して進化していくチームであると思いますが、今回のGrand Finalでは非常に良いスタートを切ったものの、NSを捉えきれなかったことについて、どう感じていますか?
alecks:完全に動きを封じられたのかもしれません。こんな風に封じられるのは、PRXにとって非常に稀なことです。だから、慣れていないことも大きな要因の一つだと思います。もっと上手く抵抗するべきでした。2マップ目のスプリットに関してはノーチャンスでした。私が言うのは非常にレアなことですが、今回は試合に集中できなかったと思います。そして、そこから何かを学ぶべきだと思います。
─今回の試合で一番のミスは何だと思いますか?そしてそれをどのように修正していくつもりでしょうか?
alecks:おそらく原因は私とWendlerコーチの二人だと思います。私たちはスプリットに向けて選手たちを十分に準備することが出来ませんでした。こうなりそうだとなんとなく分かっていました。私はNSのようなプレーをするチームに対する特定の対策を忘れていました。申し訳ないです。そして私はそれを、彼らに伝えていませんでした。選手たちよりも、チームの準備が出来なかった私とWendlerに大きな要因があったと思います。これは個人的に心に留めておくべきことだと考えています。ChatGPTかなにかに書き留めておいて、そこからどうするか考えます。そして同じことが起きないように全力を尽くします。
─something選手に質問です。最初のマップでは接戦になるかと思われましたが、結果はその反対でした。その敗北の原因となったのは、NSのプレーが上手かったからなのでしょうか?それとも自身のミスによるものなのでしょうか?
something:私は個人としても良いプレーをしたと信じていますし、チームとして必要なことを全てやっていると思います。ただ、明らかにもっと良くなる可能性がありました。スプリットに関しては、alecksコーチが言ったように、入り口で動きを封じられていました。しばらくの間、そのようなチームと対戦していなかったため、かなりきつかったです。明らかにNSはチームとして上手くプレーしており、サイトにエントリーする前に倒されてしまいます。全体的に見ると、今日の試合では私のエネルギーという点でもっと上手く出来たと思います。G2戦の後に私はガス欠になっていたんです。何もかもが助けにならないような気がしています。例えば今日は9時間くらい寝たのですが、それでも気分が最悪なんです。そして、それはチーム全体に影響しています。本当に申し訳ないです。
Wendler:something選手はKickoffの終わりからこの大会を通して、チームの構成をかなり担ってきました。彼はその点で大きな役割を果たしており、エントリー役として期待されている状況では本当に難しいことなんです。something選手はすごく熱心に取り組みました。他の選手たちもそうです。みんなに感謝していると言いたいです。我々はこの大会で他のトップチームたちと対戦しました。彼らは最後まで戦い抜いたんです。
─f0rsakeN選手に質問です。今回のGrand Finalが昨年優勝したMasters Torontoとこれほど異なった結果となった理由は何だったのでしょうか?
f0rsakeN:今回のGrand FinalではPacificのNSと対戦しましたが、私たちは過去のGrand FinalでAmericasやEMEAのチームと対戦してきました。なので、私たちがNSと再び対面した時に、対処方法をすっかり忘れてしまっていました。Dambiのネオンは本当にトップティアだと思います。対戦すると本当にイライラしますが、彼のキャラコンが好きなんです。全体的な試合展開としては、何人かがガス欠になってしまい、チームとして挽回できなかったんだと思います。なので、Torontoの時との違いはただガス欠したことだけだと思います。

─something選手に質問です。今回の大会でのPRXのマッププールについて、あなたの意見を聞かせてください。
something:私たちは常に固定BANのマップを持っており、それが今回のアビスでした。そしてMasters Santiago開始当初から全体的なマッププールは私たちにとって最高のマッププールではありませんでした。私たちはその問題を解決するために、構成を変え続けてきました。例えば、大会の最後にNRGと対戦した時には、実際には(アビスを除く)6マップ全てが良い状態でした。ただ、今日のような展開は必然でした。NSはチームとして素晴らしいプレーをしました。
─alecksコーチに質問です。PRXは昔、W Gamingの神のような存在で、常に最前線を走り続け、常にサプライズのような切り札を持っていました。現在のPRXは以前と比べて、プレースタイルがより戦略的に進化していると思いますか?
alecks:私たちはかなり慎重になったと思います。それは少し残念なことです。なぜなら、私たちは今日のような状況を封じ込める方法を知っていたと思うからです。以前はこういったことをやっていましたが、今日それが出来なかったのは、再度になりますが、忘れてしまっていたからです。2022年から2024年にかけては、基本的にすべてを戦略ベースにして、相手にただ突っ込んで行き、相手よりもメカニクスが優れていることを願うだけでした。それから2025年シーズンになると、ヨルの性能が優れていたこともあり、マップ上のどこにでもTPできるというヨルの特性を最大限に活かすよう努め、ミクロの部分までより深く理解するよう心がけました。もしかすると、今日それが裏目に出てしまったのかもしれません。本来ならファイトに勝つ必要がありました。昔はそれが得意でした。なので、メタが変わらなければ、かつてのように相手を圧倒する姿を取り戻すことを約束します。
─d4v41選手に質問です。チリで経験したことの中から何か持ち帰りたいものはありますか?
d4v41:たくさんのファンがいる場合、何かプレゼントをくれます。生涯で大切にしていくであろうものです。私もチリの皆さんが恋しくなると思います。今日は最高のパフォーマンスが出来なかったことが少し辛かったです。ひどい結果になってしまって申し訳ないと思っています。最終的には自分たちがベストを尽くしたと思いますが、NSも素晴らしいプレーをしてくれました。また皆さんに会えたら嬉しいです。

今回勝利したNSはMasters Santiagoで優勝しました。そして敗北したPRXは2位という結果に終わりました。
そして、3月17日にはVCT Pacific Stage 1 Group Stageにおける対戦スケジュールが発表されました。何の因果か4月4日の第1試合にてPRX対NSのGrand Finalの再戦が早速実現。
果たしてPRXが僅か19日でリベンジを成し遂げるのか、注目が集まります。

ふぉかっちゃ
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