ryota-「FSは『前のラウンドではこうしていたから次これをしよう』の『これ』を潰しに来ているなと感じました。逆にそれを考えすぎると今度は自分たちのやりたいことが出来ず、悪循環のサイクルにはめ込むのが上手いと感じました」─ ZETAはFSに0-2で敗北。次戦は4月18日にDFMと対戦予定

2026年4月12日、VCT Pacific 2026 Stage 1 Day 6 第1試合が行われ、FULL SENSE(以下、FS)がZETA DIVISION(以下、ZETA)に2-0で勝利を収めました。今回は試合結果と試合後に行われたZETAへのインタビューの内容をお届けします。


─試合を終えたZETAよりSugarZ3ro選手とryota-コーチにお越しいただきました。まずはSugarZ3ro選手に質問です。FS戦は悔しい結果となりましたが、試合を終えての今のお気持ちを教えてください。

SugarZ3ro:先週のRRQ戦では負けてしまったものの、チームの状態がすごく良かったのでFS戦に向けてたくさん準備してきました。いざ今日、試合をやってみて、フラクチャーは自分たちの良いところを出すことが出来ず、自分たちでどんどん崩れていってしまったなという印象です。2マップ目のスプリットに関しては、自分があまり経験していないような相手の構成と戦うことになり、本当に難しかった試合でした。
─続いてはryota-コーチに質問です。スプリットでデッドロック採用などもありましたが、FS戦に臨むにあたって想定できていた部分と、できていなかった部分を教えてください。
ryota-:想定できていた部分で言うとFSはどの構成を使っていてもある程度プレー方法は似ており、それは想定内でした。ただ、逆にやり方は似ていましたが、例えばprimmie選手やセンチネルを隠すのが上手く、それが想定外でした。
─ありがとうございます。前回の試合から今回の試合まででZETAがチームとして強くなった部分としてはどのような点がありますか?
ryota-:強くなった部分で言うと、コールを上手くできている時はいつもフォーカスが決まって上手くいきます。そのフォーカスが上手くいくように普段の練習をしていましたが、今回の試合ではフォーカスがずれていたりして、その点が良くなっていた部分でしたが、試合中では出せなかった部分でした。
─ありがとうございます。続いてSugarZ3ro選手に質問です。試合には敗れてしまいましたが、タイムアウト直後の修正とラウンドの取得が目立ちました。本日はヘッドコーチらとどのような話し合いがありましたか?
SugarZ3ro:まず自分たちの良い部分と悪い部分を明確にして、悪い部分はちゃんと修正し、良い部分はそのまま継続するという話だったり、FS側の動きや守り方を見て「こういうのが通用するんじゃないか」といった話をしました。
─ありがとうございます。次戦はDetonatioN FocusMe(以下、DFM)戦となり、日本チーム同士の対決となりますが、DFMの印象はいかがですか?
SugarZ3ro:やはり、パワフルな選手が多いチームなので負けないように頑張りたいです。
─最後に日本のファンの方へのメッセージをお願いします。
ryota-:負けてしまって今0勝2敗の日本のチームが3チーム揃っている状況ですが、ここからしっかりと勝利して予選を突破できるように頑張るので引き続き応援をよろしくお願いします。
SugarZ3ro:本日はたくさんの応援ありがとうございました。まだまだリーグ戦は続くので切り替えてDFM戦に勝てるように頑張っていきます。応援よろしくお願いします。
─応援しています!
─ZETAよりryota-コーチとXdll選手にお越しいただきました。まずは試合の感想を教えてください。

ryota-:今日はFS戦に向けて準備してきたものがありましたが、想定以上にFSが上手くゲームを進めていて、終始自分たちが相手の動きを読めず、どんどん後手に回っていったと思います。
Xdll:FSのプレーに対応しきれず、そのままズルズルと負けてしまったなという感じです。
─今回のFS戦ではZETA側がラウンドを取ると、すぐにFS側が何らかの対策を取り、ZETA側に勢いを渡さないプレーをしていました。コーチと選手からの視点でFSの対策や対応が上手かったと感じた点を教えてください。
ryota-:FSは「前のラウンドではこうしていたから次これをしよう」の「これ」を潰しに来ているなと感じました。逆にそれを考えすぎると今度は自分たちのやりたいことが出来ず、悪循環のサイクルにはめ込むのが上手いと感じました。
Xdll:フラクチャーではFS側がアタッカーでタワーまで取ってから、FS側の弱いところをちゃんと理解した上で、弱いエリアをちゃんと守ってきて偉いなと思いました。スプリットではAサイトの守り方を本当にちょっとずつ変えてきて戦いづらかったです。
─KickoffではAbsol選手がスカーミッシュに多く出場していましたが、前回の試合ではryota-コーチが、今回の試合ではeKo選手が出場していました。スカーミッシュの出場者を交代するにあたってどのような話し合いがありましたか?
ryota-:初戦に自分が出た経緯は「コーチが勝ったら相手にプレッシャーがかかるんじゃないか?」という考えで出場しました。今日のeKo選手に関しては、私がプレーしていたスカーミッシュを見て「楽しそう」と言っていたのでeKo選手に決まりました。

─ryota-コーチに質問です。今日のマップのバンピックの感想を教えてください。
ryota-:結構自分たちが嬉しいマップでした。どの部分が嬉しいかはあまり言えませんが、今回のバンピックに対してマイナスな感情はなかったです。
─どちらのマップも一度RRQ戦で見せているマップでしたが、その部分についてはどうお考えでしょうか。
ryota-:確かにFSだけ自分たちの手札を知っているマップが2マップあり、自分たちは初見という部分は若干思っていました。ただ、FS側のプレースタイルは変わらないだろうと思い、実際に試合中はプレースタイルは変わらずといった感じです。
─前回のRRQ戦のVlogを見てコミュニケーションの部分で良い点があったと感じましたが、本日の配信でのインタビューではコミュニケーションのフォーカスの部分が上手く行かなかったと仰っていました。今日の試合では1v3をクラッチされるシーンもありましたが、コミュニケーションからくるミスだったと思いますか?
ryota-:いや、あれは緊張からだと思います。フラクチャーのアタッカー側の1stラウンドでは「これは今日大丈夫かな」とは思いました。コミュニケーションの部分も多少はありますが、あれは緊張によるミスだったかなと思います。
─Xdll選手に質問です。コミュニケーション面が良くなってきていると同時にXdll選手のパフォーマンスも次第に上がってきたと思います。KickoffからStage 1にかけて成長した部分はどこだと思いますか?
Xdll:今日はあまり見せることが出来ませんでしたが、個人的には防衛での情報を取るタイミングだったり最近スキルが上手くなった点や、自分の撃ち合いも出来るようになってきた点です。全体的に上手くなっていると思います。

─続けてXdll選手に質問です。FSのアプローチで驚いた点や予想外な動きをしていた点はありましたか?
Xdll:予想できていたかと言われれば予想できていたのですが、やはりスプリットでのBサイトに入ったら4人いて、ウェイレイウルトが返ってきたラウンドに対して「あそこにウェイレイいるのか...」という感じでした。
Perfect Waylay ult into a flawless round 💯 @fullsense_gg pic.twitter.com/GuGZQ5k0Hn
— VCT Pacific (@vctpacific) April 12, 2026
─プレッシャーがかかる実戦に向けてどのような準備や対策をしていますか?
Xdll:みんなで「いつもスクリムでやっているように自分たちのプレーをしよう」という声掛けをし合って自分たちのプレーにしっかりとフォーカスできるようにしています。
今回勝利したFSはDFMとZETAに勝利し、現在2勝0敗と素晴らしいスタートを切りました。次戦は4月17日 17時より、VARRELと対戦予定です。
そして今回敗北したZETAの現在の戦績は0勝2敗となっており、自力でのPlayoff進出の目安である3勝を挙げるには残りの全ての試合で勝利しないといけない苦しい状況となっています。
そしてZETAは次戦、4月18日 第2試合にてDFMとの日本チーム対決が予定されており、両チームにとってPlayoff進出に向けた非常に重要な試合になることが予想されます。

ふぉかっちゃ
よろしくお願いします!好きな選手はSugarZ3ro 好きなチームはGen.Gです!