【ネオン弱体化】実は結構可哀想なんです。― 少しだけ同情してしまうネオンのアップデート歴史

ネオンは2022年1月のパッチ4.0にて、6番目のデュエリストとして追加されました。
「体内の電気で全アビリティを駆動。ハイギアで全エージェント中最速の移動」と、聞こえはかなり良いですが、残念ながらリリース当初から最弱クラス。
その頃は丁度ジェットが全盛期であり、役割が丸かぶりな上に下位互換とも言えてしまうネオンに出番はありませんでした。
その後4月頃からジェットが徐々に弱体化されていきましたが、だからと言ってネオンの枠が生まれたわけではありませんでした。
空いたジェットの席には、チェンバーやレイズなどの強キャラがすかさず入ってきた上に、ライバルが弱体化されようがそもそもネオンが圧倒的な弱さを誇っていたのでもはや関係なかったとも言えます。(ジェット目線ではライバルでもなんでもなかったでしょう)
この頃は競技シーンでのピック率もかなり低く、ごく一部のチームが隠し玉としてしようする程度でした。
そんな悲しい状態がまさかの2年半程続いたとある日、遂に転機が訪れます
2024年6月11日、パッチ8.11での超強化です。
VALORANT史上でもこれほど急に大量の強化が入って株を上げたキャラはそうそういません。強化内容が多すぎるので、とりあえず羅列してみますね。
スライド中の武器移動誤差を完全除去
ハイギア:ストレイフ速度減少を撤廃、
・最大スプリント速度上昇
・燃料回復の高速化
・スライドチャージを2倍。
リレーボルト:チャージ2 → 1、ウィンドアップ短縮(0.8秒)
ファストレーン:持続 6秒 → 4秒、
などなど。強化後をイメージできないほどのとんでも強化が入りました。
競技でのピック率もこれを境目に右肩上がりです。
強化前(5~6月)に行われたMasters Shanghaiではピック率驚異の0%だったのに対し、強化後開催されたChampions 2024では22%。
ピック率22%UPという好成績を残しました。
(彼女が本格的に嫌われ始めたのもこの辺りからですね)
そして2024年12月、メタを支配していたネオンに明確なメスが入ります。
スライディングのチャージ数が2回から1回に。
スライディング中の射撃精度が大幅低下。
アルティメットの効果時間が20秒から10秒へ半減、必要ウルトポイントが7から8へ増加。
このパッチにて、ネオンの全盛期は”一度”終了し、再びバランスの取れた環境へと戻ります。
さらに死体撃ちのように弱体化を重ねられ、
エネルギーのフル充電までの時間が20秒から再び60秒へと延長
・代わりにフル充電時の最大スプリント時間が12秒から16秒へ延長される
スタンの効果時間が3.5秒から2.5秒へと短縮。
これにより、当初ほどの弱さでもなく、一時期ほどの理不尽さもない丁度良い強さに落ち着きました。
競技でのピック率も、地域により激しいばらつきはありますが、平均21%に収まりました。
そしてなんと、2026年序盤。
4地域平均で約77%というピック率を記録しました。
別に強化が入ったわけでもありませんし、先述の通りボコボコに弱体化されました。
なのにもかかわらず、ピック率を上昇させた衝撃の理由とは、
「イニシエーター、センチネルの弱体化」です。
2025年オフシーズンの11.08で、
イニシエーターのシグネチャーアビリティが一律40秒⇨60秒に。
サイファーワイヤーのスタン除去、ヴァイスのフラッシュ弱体化。
などなど他キャラの弱体化により、速攻が得意かつ自己完結が可能なネオンの評価が爆上がりしました。
ピック率77%は、チェンバーの悪名高いピークの63%すらも上回り、Valorant史上No1の単一エージェント支配メタとなりました。
全地域役77%以上使われていたキャラクターがナーフされるのは時間の問題でした...
2026年5月7日、グラフィック不正が発覚し、ネオンが一時的にゲームから利用停止になりました。VALORANT民大喜びです。
そして5月12日、遂にネオンの弱体化が入ります。
ハイギア:ジャンプ、スプリント中の速度ボーナスの削除
エネルギー:キルによる燃料回復をアルティメット発動中のみに限定
つまり、遅くなったのと、全然走るエネルギーが回復しなくなりました。
これを受けコミュニティでは、
最初期ほど弱くはなく、以前ほど理不尽でもない。
ネオンのよさを消さない弱体化
など高評価の声が集まっています。
まだパッチ適用後の大会が開催されていないので競技シーンでのピック率はわかりませんが、コミュニティ総評としては、「まあそこそこの強キャラ」レベルの評価が多いようです。
最後の弱体化に関しては、ネオンはボコボコに弱体化を重ねられていたのに、環境にお膳立てされたせいで再度弱体化されるというなかなかネオンさん目線だと可哀想にも思える弱体化でした。
今度のネオンのピック率や動向に注目が集まります。
lovin'