G2 valyn「BABYBAYがもう一人のリーダーシップを発揮する存在として、チームを鼓舞してくれる」「常にチームの雰囲気を盛り上げ、その雰囲気がチーム全員に伝播していく」─ チームへの感謝と次戦の100T戦に向けた意気込みを語る

2026年10月11日、Champions Shanghai 2026 Playoffs Day 5 第2試合が行われ、G2 Esports(以下、G2)がT1に2-1で勝利を収めました。今回は試合後のプレスカンファレンスにて行われたG2へのインタビューの内容を一部翻訳してお届けします。

インタビュー

──(Finals Weekendが行われる)メルセデス・ベンツ・アリーナへの進出、本当におめでとうございます。まずはvalyn選手に質問です。実感は湧いてきましたか?そして今夜はどのようにお祝いをしますか?

valyn:実感は湧いています。またあのアリーナで戦えるチャンスを得られて本当に興奮しています。前回は間違いなく少し悔いが残るもので、自分たちのプレイができなかったと感じていたので、この2度目のチャンスを得られたのは素晴らしいことです。あのような規模のアリーナでプレイするチャンスはそう何度も得られるものではありませんから、本当に感謝しています。

お祝いについてはまだ決まっていません。少しお酒を飲むかもしれませんが、控えめにしておきます。BABYBAY選手は勝とうが負けようがクラブに行きたいと言っていましたが...(笑)

BABYBAY:いいえ。ホテルに戻ったらすぐに試合の振り返りをします。何も食べません。食べることすら許されていません。

JoshRT:(笑顔でサムズアップ)

valyn:マップ3に入る際、これが最後のマップになってしまうのかという考えが一瞬頭をよぎることもありましたが、こうして勝ち切れて最高の気分です。

──BABYBAY選手へ伺います。キャスターを務めていたあなたがこのチームのトライアウトのオファーを受けた時、Championsのトップ4に進出し、以前キャスターとして立ったメルセデス・ベンツ・アリーナでプレイできると想像していましたか?

BABYBAY:正直なところ、オフシーズンに最初に出場したRed Bull Home Ground 2025で私たちは優勝しましたし、ポテンシャルがあることは全員が分かっていたと思います。私が使えない選手だと思っていたなら、JoshRTコーチは私をチームに迎え入れなかったはずです。トーナメントでこのように勝ち進むことは常に約束されていたことでした。1年かかりましたが、今ここにいることこそが全てですし、Championsの舞台ですからね。やってやりましょう。

──Masters Santiagoの後にあなたの実力を疑っていた人々へ、何か伝えたい言葉はありますか?

BABYBAY:I LOVE YOU.

──前回Masters Shanghaiにいた際はGrand Finalのキャスターを務めていましたが、プレイヤーの視点として、メルセデス・ベンツ・アリーナで見るのを楽しみにしている光景はありますか?

BABYBAY:ステージの中央に立って360度ぐるりと見渡しながら、両腕を振り回して、そこにいる全員からどんな歓声や反応が返ってくるのかを見るのが待ちきれません。前回キャスターとしてそこにいた時はブース側の観客だけを盛り上げていましたが、今回は会場中の観客全員を熱狂させたいです。ファンのみんなが私たちを愛してくれているのは分かっていますし、最後までサポートしてほしいです。私たちもファンのために戦います。やってやりましょう。

──jawgemo選手への質問です。Finals Weekendでは2万人規模のメルセデス・ベンツ・アリーナへと会場が移りますが、巨大な会場でプレイすることへの期待感を教えてください。

jawgemo:2万人というのは本当に信じられない規模ですね。Kia Forumもおよそ1万5000人規模でしたが、中央に立って周囲を見渡し、自分を応援してくれる全てのファンを目にした経験を思い出します。そこへ辿り着けたことを嬉しく思いますし、一戦一戦集中して進み続けたいです。

──G2は長年にわたり国際大会の舞台で安定した強さを見せ続けていますが、VALORANT Championsで優勝したことはまだありません。今年こそChampionsを制覇するという決意はどれほどのものですか?答えたい人がいれば答えてください。

BABYBAY:私たちは国際大会のトロフィーを獲得したことがないので、trent選手には特別なモチベーションがあります(trent選手が答えます)。

trent:私たちは一戦一戦を着実に進め、目の前のラウンドを取ることだけに集中しています。私たちのうちの3人はMasters Shanghaiの時にこの舞台を経験しています。結局のところ、1ラウンド、1ラウンド集中して戦うだけであり、それが全てだと思います。

──JoshRTコーチへ質問です。G2は多くのマップでスカイを好むチームですが、現在の環境においてスカイを選択することは、チームにとってどのような違いをもたらしますか?

JoshRT:ある程度マップの情報を管理しながら、フラッシュを活かして小規模なファイトを仕掛ける能力が大きいです。そのエージェントを巧みに操る極めて優れたプレイヤーが必要となりますが、trent選手はその条件を完璧に満たしています。彼はマクロの戦術を把握して情報をチームにもたらし、チームファイトを仕掛ける起点を作ることができ、ここぞという重要な場面や位置でフラッシュを入れてファイトを成立させてくれます。最近のメタは特定のファイトを制することがますます重要になっているため、スカイを採用しています。

──100TとはPlayoffsですでに一度対戦し、2-0で勝利を収めています。前回の対戦で直面した最大の課題は何でしたか?また、再戦で勝つために何をする必要がありますか?

valyn:前回の最大の課題は、アセントで戦うことそのものだったと思います。当時彼らはアセントで7勝0敗という記録を持っていましたからね。ただ、前回は私たちが100Tに仕掛けた課題の方が多かったと思います。今回は再戦となるので、相手もなぜ負けたのかを把握していますし、彼らのインタビューも耳にしました。ですから、彼らが何を用意し、どのように私たちを倒そうとしてくるかは分かっています。私たちは相手の2歩先を行っていますので、準備はできています。

──ヴァイスとチェンバーを採用したアセント構成は防衛側で強力に見えました。その構成を練り上げた背景や、なぜあれほど効果的なのか教えていただけますか?

valyn:現在、ダブルセンチネル構成がメタになっているように思います。多くのチームがセージを選択していますが、私たちにとっては完成度の問題であり、leaf選手にヴァイスを担当させました。アセントで彼が相手を粉砕していく姿をご覧になったと思います。現在プレイされているメタ構成に対する優れた代替案であり、私たちにとても適しています。非常に複雑で奥深く、自分たちの望むように自在にプレイできるため、とても機能しているのだと思います。

──アビスでの緊迫した場面において、Munchkin選手が奈落へ落ちて自滅するシーンがありました。あの瞬間、正直どのように思いましたか?

valyn:正直な感想としては「この男はどんなことでもやってのける絶対的な自信を持ってプレイしているな」と思いました。直接見てはいませんが、彼がAメインへ飛び移ろうとしたのは分かっていましたし、テレポートなしであのジャンプを試みるなんて最大の自信を持っている証拠です。だから「この男は何も恐れていないな」と感じました。彼が落ちた瞬間よりも、あのプレーを試みたこと考えて後から恐怖を感じましたよ(笑)

BABYBAY:Munchkin選手がアビスであまりにも試合を一人でキャリーしていたので、彼自身が自滅する以外に彼を止める方法がありませんでした(笑)あれは本当に凄かったです。確かあのラウンドが、私たちがアビスで取れた最後のラウンドだったと思います(笑)

──valyn選手に質問です。T1との第3マップのアセントは後半に入るまで完全に膠着状態が続いていたように見えましたが、あなた自身の視点から見て、T1のような強敵と戦うことはどのような体験でしたか?

valyn:これが最後のマップになってしまうかもしれないという可能性が少し頭をよぎりました。しかし、私は感情をセルフコントロールするのがかなり得意な方だと思っているので、これが最後のアセントにはさせないという強い闘志と自信を持って試合に臨んでいました。アセントの攻撃側はどのチームにとっても常に苦しい展開になりますが、相手も同じようにプレッシャーを感じているはずですし、T1も後半ラウンドでアタッカー側をプレイしなければならないと分かっていたので、私はかなり落ち着いていました。

ハーフタイムでチームメイトに「今プレッシャーを感じているだろうけど、T1のことを考えてみてくれ。T1は(アタッカー側で)アセントを勝ち切らないといけない」と伝えて落ち着かせました。それに前半のアタッカー側で6ラウンドも取れたことで後半に向けて非常に気持ちが楽になりました。leaf選手のクラシックでの3キルやtrent選手のショックボルトなど、全員が完全にゾーンに入っていましたし、プレッシャーに屈することなく勝ち切れた素晴らしい勝利でした。まだ続けられるのが本当に嬉しいです。ただ、JoshRTコーチが言ったようにFinals Weekendが残っており、全てを勝ち取るためにこれからも突き進むだけです。

──2024年や2025年の過去2大会のロスターと比較して、チームのまとめ方やリーダーシップにどのような違いを感じていますか?今年のG2と他の年を分ける決定的な要素は何でしょうか?

valyn:今年とても助かったのが、チームにBABYBAY選手のような存在がいてくれたことです。もう一人のリーダーシップを発揮する存在として、チームを鼓舞してくれます。長年私が課題として取り組んできたのは、特に試合が苦しい展開になった時にチーム全員を鼓舞することでした。勝っている時に盛り上げるのは簡単ですが、劣勢の時にそれを保つのは本当に難しく、私の弱点でもありました。しかしBABYBAY選手が常にチームの雰囲気を盛り上げ、その雰囲気が全員に伝播していきます。今回の大会では私たちは本当に良い雰囲気をもっており、それが最大の違いだと思います。

私はこれまで何度もチームメイトと国際大会を勝ち進んできましたが、今回の違いは、10-10やオーバータイムのような局面でも、私たちがより試合をコントロールできている感覚があることです。とても落ち着いてプレイできており、それはBABYBAY選手のような人がチームにいてくれた功績が非常に大きく、結果として実を結んでいます。どのような結末を迎えるか楽しみですし、栄光で終わるかそうでないかは分かりませんが、とにかくワクワクしています。戦い続けられるのが本当に楽しみです。 

今後の対戦予定

今回勝利したG2は10月16日 第2試合にて100 Thievesと、Lower Final進出をかけて対戦します。

そして今回敗れたT1はここで本大会からの敗退が決定し、順位はベスト6となりました。

ふぉかっちゃ

好きな選手はSugarZ3ro、今の推しチームはNS

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