ジェンランがお出迎えするGen.Gのeスポーツ施設「Gen.G GGX」に行ってみた!―グッズストア、PCバン、コミュニティスペースが揃うファンの聖地

昨年6月、韓国の東大門(トンデムン)にGen.G Esports(以下、Gen.G)のeスポーツ施設「Gen.G GGX(Gen.G Gaming Xperience)」がオープンしました。駅直結のショッピングモール「dundun」地下3階がワンフロアまるごと「Gen.G GGX」の空間になっており、グッズショップ、PCバン、コミュニティスペースが並びます。

Gen.Gのマスコットキャラクター“ジェンラン”や、チームカラーでデザインされた空間は、まさにファンの聖地。Gen.Gファンでなくとも、韓国のeスポーツ文化に興味があるなら、ぜひ訪れてみてほしい場所です。今回は、この「Gen.G GGX」への行き方や、現地で見てきた施設の内容について紹介します。

「Gen.G GGX」へのアクセス

東大門のランドマーク「東大門デザインプラザ(DDP)」の近くに位置する「Gen.G GGX」。最寄り駅は、東大門歴史文化公園駅で、地下鉄の2号線・4号線・5号線が通っています。11番出口に向かって行くと、ショッピングモール「dundun」(ソウル特別市 中区 乙支路 264)の地下2階と直結しており、地上に出ることなく建物に到着できます。

もちろん「dundun」の地下2階入口から入っても、エスカレーターに乗って地下3階の「Gen.G GGX」に辿り着くことができますが、地下2階入口の横には、ジェンランが賑やかに「Gen.G GGX」の入口まで誘導してくれる階段があります。

もし仁川国際空港に到着して「Gen.G GGX」へ直接移動する場合、空港鉄道AREXの一般列車に乗り、弘大入口(ホンデイック)駅で2号線に乗り換えれば、東大門歴史文化公園駅に着くことができます。所要時間は、およそ1時間半です。

ちなみに、このルートで移動する場合、乗り換えの弘大入口駅には、駅を出てすぐT1のeスポーツ施設「T1 Base Camp」があるので、時間があれば同日にまとめて訪れることもできます。

コミュニティゾーンでジェンランと記念撮影

「Gen.G GGX」に到着して、まず目に入るのは広々としたコミュニティスペース。ジェンランと記念撮影できるエリア、そしてその横にはフォトイズムブースがあります。フォトイズムとは韓国式のプリクラのようなもので、ここではGen.G所属選手のコラボフレームなどを選んで撮ることができます。

そして、大きなモニターとステージが設けられており、Gen.Gの試合がある日にビューイングパーティが行われたり、ファンミーティングが開催されたりしています。

「Gen.G GGX」は475坪(1570平方メートル)もの広さがあり、コミュニティスペースには100人以上が収容可能とのこと。韓国のeスポーツチームが持つ施設のなかでも、「T1 Base Camp」にはこうしたイベント用スペースはなく、現状は「Gen.G GGX」が最大規模と言えるのではないでしょうか。

フードカウンターの「OTOKI G.ROUND」もあり、飲食可能。OTOKIとは、ジンラーメンなどで有名な韓国の大手食品メーカーで、ここでは選手ピックアップメニューなど、オリジナルコラボフードが販売されています。

トロフィーやユニフォームなどが展示されているエリアもあります。トロフィーは、League of Legends(以下、LoL)部門が獲得したもの。MSIの優勝トロフィーと、Esports World Cupの優勝トロフィーが飾られています。

Esports World Cupでは、敗者チームのキーを粉砕するという演出がありました。優勝トロフィーの台座には、Gen.Gが破ったチームのキーが埋め込まれており、そういったディテールまで直接見ることができます。

また、販売されているユニフォームやチームTシャツが陳列されており、その上にはLoL部門の選手たちのサイン入りユニフォームも。グッズストア付近には、選手トレーディングカードの一覧が展示されています。

大充実のグッズストアでショッピング

グッズストアでは、ゲート型モニターに映し出されたLoL部門Chovy選手とVALORANT部門t3xture選手がファンを迎えます。ストアに入ると、マスコットキャラクターのジェンランのグッズが盛りだくさん。ぬいぐるみ、ハット、バッグ、カチューシャ、キーキャップ……などなど、ものすごい種類のグッズが並んでいます。

マスコットグッズばかりでなく、もちろんシンプルなチームグッズや各部門のグッズも展開。ストアはかなりの広さがあり、Gen.Gのチームグッズだけでなく、VALORANTやLoLのRIOT GAMESオフィシャルグッズも充実しています。

そのほか、さまざまなメーカーのコーナーも設けられており、マウスやキーボード、ヘッドセットなど、各種デバイスも販売されていました。なお、PCバンがあるため施設は24時間営業されていますが、ストアの営業時間は10時30分から21時までとなっています。

ハイスペックPCが並ぶPCバンエリア

韓国のeスポーツ文化に欠かせないものといえば、PCバン。日本でいえばインターネットカフェですが、オンラインゲームで遊ぶための高速回線とハイスペックPCが備えられているのが、韓国のPCバンです。

PCバンエリアには、最高級のスペックを備えた252席が並びます。ゲーミングPCはGeForce RTX 5070搭載で、1席あたりのPCやデバイスの推定総額は450万ウォン(約48万円)だそう。ハイスペックゲーミングPCと、Gen.Gのロゴ入り特注ゲーミングチェアがずらりと並ぶ光景は圧巻です。

PCバンの利用方法は、まずキオスクでPCの利用時間を購入。その後、空いている席に座って、レシートに記載されているコードをPCに入力すると、遊ぶことができます。会員価格で遊ぶには、韓国の身分証明書や現地の電話番号が必要ですが、韓国在住でなくとも非会員として利用時間を購入することができます。

個室のチームルームやプレミアムルームもありますが、それらの利用には韓国のNAVER予約サイトからの事前予約が必要。韓国の決済手段や現地の電話番号を持っていない場合、基本的にはNAVER予約を利用するのが難しいため、誰でも遊べるオープンなエリア(ゾーン1~3)でPCバンを体験するのがおすすめです。

なお、このPCバンではGen.Gアカデミーのレッスンを1時間体験できる、LoLやVALORANTの無料コーチング体験も行われているようです。これらもNAVER予約が必要で、かつ外国人向けに行われているものではないため、実際に体験するのはなかなか難しいと思いますが、こうした環境が用意されているのは、さすが韓国チームといった印象です。

・ゾーン1~2(187席)

CPU:Ryzen 5-5 7500F
VGA:GIGABYTE GeForce RTX 5070 EAGLE OC SFF D7 12GB
Monitor:LG UltraGear 32in 4K UHD IPS 144HZ
価格:非会員 3,000ウォン/時間

・ゾーン3 

FPS ZONE(23席)

CPU:Ryzen 7-6 9800X3D
VGA:GIGABYTE AOROS GeForce RTX 5070 MASTER D7 12GB
Monitor:LG UltraGear 27in QHD IPS 240HZ
価格:非会員 3,500ウォン/時間

DUAL MONITOR ZONE(18席)

CPU:Ryzen 7-6 9800X3D
VGA:GIGABYTE AOROS GeForce RTX 5070 MASTER D7 12GB
Monitor:LG UltraGear 32in 4K UHD IPS 144HZ/LG LED Monitor (24BA450)
価格:非会員 4,000ウォン/時間

韓国に行く機会があれば、ぜひ現地へ

今回は、「Gen.G GGX」へのアクセスや施設内容について紹介しました。韓国へは、大会観戦のために訪れるeスポーツファンも多いでしょう。韓国に行く機会があれば、ぜひ「Gen.G GGX」にも足を運んで、韓国eスポーツの文化を体感してみてください!

■施設情報

施設名:Gen.G GGX
住所:ソウル特別市 中区 乙支路 264 地下3階
最寄り駅:東大門歴史文化公園駅(地下鉄 2号線・4号線・5号線)
営業時間:24時間(グッズストア及びOTOKI G.ROUNDは、10時30分から21時まで)

※2026年4月訪問時の情報に基づき作成しています。最新の情報は公式HPをご覧ください。

公式HP:https://gengxperience.gg/


綾本ゆかり

Xアカウント:@ayayuka99

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