Kr1stal「XLGと対戦できること自体は嬉しいですが、彼らにとっては不運なことです。明日帰らないといけませんから(笑)」─ GEはFSに2-1で勝利。次戦はKr1stal選手の古巣XLGとPlayoff進出をかけて対戦

2026年6月10日、VALORANT Masters London 2026 Swiss Stage Day 4 第2試合が行われ、Global Esports(以下、GE)がFULL SENSE(以下、FS)に2-1で勝利を収めました。今回は試合後のプレスカンファレンスにて行われたGEへのインタビューの内容を一部翻訳してお届けします。

インタビュー

──見事FSに勝利したGEの皆さんにお越しいただきました。まずはKr1stal選手に質問させてください。あなたは今日、複数の重要なクラッチを制し、間違いなくGEがこの試合を勝ち取るためのキープレーヤーでした。そうしたクラッチの状況において、あなたの意思決定プロセスはどのようなものでしたか?また、どのようにして冷静さを保ちながら逆境を乗り越えたのでしょうか?

Kr1stal:このような状況でも私は大抵冷静ですが、何がその状況を勝つ助けになったのか、本当のところは自分でも分かりません。ですが、パールではリスクを冒す強気なプレーが上手くいき、本当に自信を感じていました。

──明日、Autumn選手はかつてのチームメイト(Lysoar選手)がいるXi Lai Gaming(以下、XLG)と対戦することになります。昨日のインタビューで、Kr1stal選手やXLGの選手らの両方がこの対戦を楽しみにしていると言及していましたが、その対決がまさに目の前に迫っている今、どのような心境ですか?かつてのチームメイトに何か伝えたいことはありますか?

Autumn:「グッドラック、Lysoar。愛してるよブラザー。でも、愛ゆえの試練というやつだ。私たちは対戦しなければならない。」以上です。

──前回のホーチミンでのStage 1 Playoff Finalsの後、FSに対して見事リベンジを果たすことができましたが、今回の試合に向けてどのような準備やゲームプランの調整を行ったのでしょうか?FrosTコーチとPlatoonコーチにお聞きしたいです。

FrosT:本当に重要な調整はメンタル面だけだったと思います。FSのprimmie選手は多くの不確定要素を引き起こす存在です。なぜなら、例えばLEVIATÁN(以下、LEV)を相手にするなら自信を持って挑めるような撃ち合いであっても、primmie選手が相手になると自信を持てなくなるからです。彼はまさにXファクター(未知数な要素)であり、彼を崩すためには正確に動きを特定して、本当に研究しなければなりません。もう一つの問題は、Crws選手が私たちの構成やPaper Rexの構成をコピーし続けていることです。彼は頭脳戦のような一手を常に仕掛けようとしており、それが時々機能します。ホーチミンでは不運にもFSのその戦術が機能してしまいました。今回のFSのSplitのトリックは上手くいきましたが、彼らが非常に熱心に準備してきたであろうBreezeでは今回同じことをさせませんでした。そして、最終マップのパールに関してはFSは運が悪かったのだと思います。

──primmie選手の話が出ましたが、皆さんは明日、プレーオフ進出をかけてXLGと対戦します。彼らにはXLG版の「primmie選手」とも言えるhappywei選手がいますが、何か期待していることはありますか?

FrosT:happywei選手は素晴らしいプレーヤーですが、その比較についてはどうですかね。私とAutumn選手は実はhappywei選手が本当に好きなのですが、明日の試合はXLGにとっては気の毒な結果になると思います。なぜなら、彼らは私たちの重要なスクリムパートナーだからです。私たちは世界中のどのチームよりも、おそらくXLGと一番多くスクリムを重ねてきているので、公式戦で当たるのはある意味で奇妙な感覚です。個人的にはNRGと対戦できた方がはるかに嬉しかったのですが、XLGにとっては不運だったということですね。

──FrosTコーチはCrws選手と長年の付き合いですが、この試合に向けて何か言葉を交わしたり、事前に話をしたりしましたか?

FrosT:彼はちょっと変わった癖があって、私たちが対戦する前は文字通り私に一切話しかけてこないんです。本当に私のことなんて気にしていません。私への返信もしませんし、一緒にジムに行くこともしません。私と全くコミュニケーションを取らなくなります。そして対戦する時になって気付くのですが、例えばホーチミンでは、直前に私たちを破ったPaper Rexの構成を彼はコピーし、ここでは私たちの構成をコピーしていました。ですから、彼と対戦する時のダイナミックさは面白いですね。彼が試合を非常に真剣に捉えているのが分かりますし、選手たちも本当に私を倒したがっているのが伝わってきます。私はそれを光栄に思いますし、誇りに感じています。primmie選手はよくsomething選手のようにGE戦で大暴れして、私のキャリアを台無しにしたがっているように見えますが、今日彼の最高のパフォーマンスを引き出すことができて誇らしいです。私は彼らのことが大好きですし、ホーチミンで彼らがくれたFSのピンバッジを今日も付けていました。彼らは素晴らしい選手ですが、私の忠誠心は今のチーム(GE)にあります。私たちはどちらの時も自分たちの方が優れていたと信じていますし、今回はそれを証明することができました。あ、それと、Crws選手に聞きたいのですが、xavi8k選手の現在のマクロはどうでしたか?

──その最後のコメントの後ですが、試合が終わった今、彼からテキストメッセージや電話が来ることを期待していますか?

FrosT:実のところは期待していません。彼はしばらく私に話しかけてこないでしょうね。私のせいです(笑)

──パシフィックの時、GEがシリーズを勝ち切ることに苦戦していた際、FrosTコーチは「自信」が要因であると言及していました。ここMasters Londonでも同じような苦戦が見られますが、同様の理由で苦戦しているのでしょうか?

FrosT:最大の課題は、チームがリードしている時に、誰かがヒーローになりたがってしまうように見えることです。そして逆に負けている時は、全員がその劣勢を防ぐ方法についてそれぞれ異なるアイデアを持ってバラバラに動いてしまうように見えます。これは本当に、私たちがチームを結成してまだ5ヶ月しか経っていないからだと思います。自分たち自身への期待もありますし、周囲からも期待を持たれていますが、そうした厳しい局面における一体感を構築するのは本当に難しいことです。炎の中をくぐり抜けるような経験を通じて、それを一つずつ構築していく必要があります。しかし、その問題として、私たちはこれまで炎の中に身を置く機会が非常に少なかったのです。今回が私たちにとって初めて国際大会の予選を通過した機会であり、Masters Santiagoでは経験することができませんでした。国内リーグの試合の多くでは、自分たちよりも実力が劣る相手をただ打ち負かしていただけでした。しかしここ国際大会では、ほとんどのチームがその地域で最高のチームであるため、難易度ははるかに高くなります。先日のLEV戦での敗北は、私たちが彼らに勝てるほど実力がないということではなかったと信じています。それは試合を見ていたほぼ全員が分かったはずです。LEV戦の敗北は純粋に一体感の問題であり、そこがまさにLEVの選手たちが優れている部分です。あの若さであのようにプレーする彼らの一体感は本当に素晴らしいものですが、彼らのうち3人のプレーヤーはアカデミー時代から1年半も一緒に活動しています。対してxavi8k選手は、今のメンバーと一緒に活動し始めてまだ5ヶ月未満です。ですから、Championsへの出場権を獲得することすら、今の私たちにとっては非常に険しい闘いなのです。しかし、私たちには選択肢がありません。忍耐強くやり抜くか、あるいは自分たちが掲げた目標を達成できずに終わるかのどちらかです。

──xavi8k選手に質問です。LEV戦の時のような劣勢に陥った時に、IGLとして試合を勝ち切るためにどのように対処していますか?

xavi8k:IGLとしての対処についてですが、今日はゲームをしっかりと勝ち切ることができたという結果そのものが、チームの成長を示していると思います。今日の私たちは以前よりも冷静でしたし、自分たちが何をしたいのかがより明確になっていました。LEV戦の時は、適切なリスクを冒せていなかったのだと思います。あまりにも早く試合を終わらせようと焦りすぎて、最終的にそれが自分たちに悪影響を与えてしまいました。ですが今日に関しては、全員がより冷静で、もっと組織的かつ手堅くプレーすることができました。

──それでは、質問をしたいという特別ゲストをお呼びしています。

xavi8k選手の母:ハーイ、私はxavi8kの母です。まず最初に、全員におめでとうと言いたいです。なぜなら、これは本当に素晴らしい試合でしたし、観客席にいた私たち全員、Autumn選手の両親も含めて、みんな涙を流していました。恥ずかしがらないでねxavi8k(笑)私は皆さん全員がスーパーヒーローのように感じています。FrosTコーチが言ったように、皆さんはまだ結成して間もなく、わずか5ヶ月です。xavi8k選手は今年ルーキーですしね。そこで質問したいのですが、皆さんそれぞれの「スーパーパワー(強み)」は何ですか?それぞれのスーパーパワーを教えてください。PatMen選手から教えてください。

PatMen:すみません、その質問に自分でどう答えていいか分からないのですが、代わりにチームメイトたちが私のスーパーパワーが何なのかを答えてくれるかもしれません。

xavi8k:彼は「バットマン」だから、毎回私たちを救ってくれることです(笑)

xavi8k選手の母:xavi8k選手、Autumn選手の強みは何ですか?

xavi8k:Autumn選手のスーパーパワーは、彼の経験だと思います。

FrosT:経験ですね。UdoTan選手は?

xavi8k:Xファクター(未知数な要素)です。

FrosT:Kr1stal選手は?

xavi8k:彼はとてもファクターです(笑)

xavi8k選手の母:ミスターIGL(xavi8k)、あなた自身はどうですか?

xavi8k:プライドです。

xavi8k選手の母:FrosTコーチとPlatoonコーチはどうですか?

xavi8k:頭脳です。

xavi8k選手の母:ワーオ。ありがとうございました。

──Kr1stal選手、パールでのあなたの影響力の大きさについては先ほども触れられましたが、あなたが敵陣へと全く同じタイミングで2回詰めていき、FSが2回ともそれに気付かずにそこを警戒していなかったラウンドについての、あなたのリアクションをお聞きしたいです。

Kr1stal:1回目にリスクを冒したとき、よし、1キルを取ったから戻ろうとしました。ですが、相手が少し怯ているように感じ、私に対して再びピークするのを少し怖がっていたので、私は「もう一度リスクを冒してみよう」と決めました。そのラウンドは私たちにとってボーナスラウンドだったので、やらない理由はありませんでした。そうしたところ、非常に上手くいきました。

──それでは最後の質問です。少し前に言及されていましたが、Rare Atomに所属していたUdoTan選手とXLGに所属していたKr1stal選手は明日の対戦で、ある種の「2024年のAscension Grand Finalのリマッチ」が実現することになりますよね。彼らと戦うことが決定し、そしてスクリムパートナーでもあるわけですが、明日の対戦についてどのように考えていますか?

UdoTan:Ascensionの時にXLGと最初に対戦した試合では、私は2-0で勝利しました。ですから、ここMasters Londonで初めて彼らと対戦することになるので彼らを2-0で破るつもりです。

Kr1stal:私もUdoTan選手に同意します。明日、XLGと対戦できること自体は嬉しいですが、彼らにとっては不運なことです。明日帰らないといけませんから(笑)

今後の対戦予定

今回敗北したFSは今大会からの敗退が決定し、順位はベスト12となりました。

そして勝利したGEは6月10日に行われるSwiss Stage Day 5 第2試合にてXLGと対戦します。

ふぉかっちゃ

よろしくお願いします!好きな選手はSugarZ3ro 好きなチームはGen.Gです!

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