Ivy「Ascensionからここまで来ましたが、グランドファイナルまで来たことを大きく気にしてはいません。言ってみればAscensionも国際大会で、同じような国際大会の決勝だと考えて臨むつもりです」―NSがNRGに2-0で勝利し、グランドファイナル進出へ

2026年3月14日、VALORANT Masters Santiago 2026 Playoffs Day 11 第1試合が行われ、Nongshim RedForce(以下、NS)がNRGに2-0で勝利を収めました。試合後のプレスカンファレンスにて行われたNSへのインタビューの内容を、翻訳してお届けします。

インタビュー

――おめでとうございます。素晴らしい勝利でした。Dambi選手への質問です。本日NRGを2-0で破り、グランドファイナル進出を決めました。グランドファイナルの舞台は、Dambi選手にとってどのような意味を持ちますか?

Dambi:自身を証明できる舞台だと思っています。

――Dambi選手、Francis選手、Ivy選手はSin Prisa Gaming(以下、SPG)の初期メンバーですが、優れた実力によって国際大会のグランドファイナルにまで進出しました。ここまで来たことについて、どう感じますか?

Ivy:2024年のAscensionからここまで来ましたが、個人的には今回グランドファイナルまで来たことを、大きく気にしてはいません。言ってみればAscensionも国際大会の舞台で、今回もただ同じように国際大会の決勝だと考えて臨むつもりです

――Xross選手への質問です。Xross選手は、Pacific地域で最年少選手の1人であり、同時に現在Mastersのトロフィーに最も近い選手でもあります。この成果について、どのように感じますか?

Xross:今日の試合に勝てて本当に嬉しいですが、まだ優勝していないので、優勝するまでは特別な感情はありません。

――Dambi選手への質問です。あなたは世界最高のネオン使いだと思いますか?

Dambi:優勝すれば、世界最高のネオンだと思います。今はまだ決勝が残っているので、優勝したら世界最高だと言えると思います。

――コーチへの質問です。グランドファイナルまで1日半の休みがありますが、その間にどのような準備をされますか?

sungmin:グランドファイナルまで時間は少しありますが、他の試合とあまり変わらず準備をする予定です。私たちがいつも一番気にしていることは、自分たちがどれだけ良いパフォーマンスを出せるか、元々やってきたプレイをどれだけ出せるかということです。なので、自分たち自身に集中するつもりです。

――Dambi選手への質問です。グランドファイナルで誰と対戦したいですか?

Dambi:誰とでも大丈夫です。

――SilKanoNコーチへの質問です。Pacific地域がMastersのグランドファイナルに5連続で進出しました。Pacific地域が、このように多くの才能を保有しているのはなぜですか?

SilKanoN:僕はメタにある程度関連していると考えています。2023年から2024年ごろまでは、イニシエーターを含む2コントローラー構成がEMEAやAmericasで多く起用されていました。しかし、コントローラーやセンチネルがナーフを受けるにつれ、攻撃的なスタイルであるPacific地域では、2デュエリストの起用が増えました。それが理由の1つだと思います。

――Francis選手への質問です。Francis選手が、プレミアで活動している若い選手たちのロールモデルになるでしょうか?

Francis:僕たちはアマチュアの時からプレミア、Ascensionと乗り越えてきたので、そのような期待に十分応えられると思います。

――sungminコーチへの質問です。2マップ目では少し変わった構成で、Ivy選手のサイファーが起用されていました。この背景について教えてください。また、これがNRGに対して有利に働きましたか?

sungmin:具体的な理由はお話ししにくいですが、NRGのプレイを見た時に、サイファーが十分に有効なカウンターになると考えました。ヘッドコーチが意見を積極的にくださって、まずサイファーを基本として、そのなかでNRGのプレイにどうカウンターできるかを考えました。そして、2コントローラーでプレイするよりも、より適切な使用方法があると思ったので、サイファーに変更しました。

――Rb選手への質問です。他の選手たちがグランドファイナル進出についての質問を受けていますが、Rb選手にとっても国際大会での最高の記録だと思います。決勝進出はRb選手にとって、どのような意味がありますか?また、4人のチームメイトにかけたい言葉はありますか?

Rb:僕が6年間VALORANTをプレイしてきた中で、このように大きな国際大会の決勝に進出できることは、人生において感動的なことだと思います。そして、メンバーたちには、決勝でも特に気にすることなく、自分たちが元々やってきた通りに、最後までやろうと伝えたいです。

――Francis選手への質問です。昨年のAscension以前までは、イニシエーターやコントローラーを担っていましたが、最近はデュエリスト、特にヨルでの活躍を見せています。現在のメタで、この選択がどのように働いているでしょうか。また、Dambi選手との連携には、上手く適応できていると感じますか?

Francis:今のメタには、ヨルでのダブルエントリーがとても合っていると思い、コーチがダブルエントリーでいこうとおっしゃったので、ヨルをプレイしています。僕がイニシエーターをプレイしていた時から、他のエージェントもできるという自信は常にありました。Dambi選手のネオンとの連携では、最近僕が少し不調だったのですが、チームメイトが支えてくれたおかげで、ここまで来ることができました。

――Xross選手への質問です。Xross選手はメインロスターの座を得るまで、長く待つ期間もありました。今回は国際大会に出場し、優勝まであと一歩というところに来ましたが、今の心境はいかがですか?

Xross選手:決勝まで来て、チャンピオンまであと1歩という状況は本当に嬉しいです。ただ、まだ優勝はしていないので、優勝するまでは特別な考えなくやるつもりです。

――SilKanoNコーチへの質問です。SPG時代からチームと共に歩んで来られたコーチとして、当時と現在を比較して、どのような進歩を遂げたと思いますか?

SilKanoN:本当に多くの進歩があったと思います。ティア2からティア1という舞台に初めて立った時は、環境への適応、試合数、速いメタの変化といったものへの適応力が不足していました。客観的な判断が難しい状況になっていましたが、Pacific地域での1年の経験を経て、Ascensionに行って昇格した後、さらにコーチが加わり、多くの経験を積んだことでチームが強固になったと考えています。

――SilKanoNコーチへの質問です。NSはAscensionから出発して、国際大会のグランドファイナルに到達した唯一のチームだと思います。Ascensionから現在までの道のりについて、どのように感じられていますか?そして、このような素晴らしい業績を実現できた主な理由は何だと思いますか?

SilKanoN:チームの成長において、Ascensionという舞台が大きかったと思っています。 私たちがSPGだった頃から、チームとして1つの色を持ってずっと進んできましたが、変化が必要な時期とAscensionのタイミングが重なり、当時は方向性が本当に難しかったです。それを乗り越えてなんとかやってきた結果、みんな本当に大きく成長したように思います。

――Ivy選手への質問です。Ivy選手は2マップ目でサイファーを使用して見事なプレイを見せ、多くのキルを獲得しました。このようなプレイができた理由について教えてください。

Ivy:アビスでサイファーをプレイすること自体は、以前にも経験があったので、やりづらいロールではありませんでした。アストラをプレイする時よりも、サイファーのほうが負担が軽くなる感じがして、上手くできたと思います。

今後の対戦予定

NSは次戦、3月16日午前2時よりスタートするグランドファイナルに出場します。3月15日午前2時より、NRG対Paper Rexのロワーブラケットファイナルが行われ、勝利チームがグランドファイナルでNSと対戦します。


綾本ゆかり

Xアカウント:@ayayuka99

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