kiNgg「自分史上最高の状態でこのチームにいられることは天からの恵みのように感じています。チームメイトと一緒に再び国際大会の舞台に戻ることができ、ただただ嬉しいです」─ LEVはNRGに2-1で勝利し、Playoff進出が確定

2026年6月8日、VALORANT Masters London 2026 Swiss Stage Day 3 第2試合が行われ、LEVIATÁN(以下、LEV)がNRGに2-1で勝利を収めました。今回は試合後のプレスカンファレンスにて行われたLEVへのインタビューの内容を一部翻訳してお届けします。

インタビュー

──まず初めに、皆さんPlayoff進出おめでとうございます。最初の質問はコーチ陣へ。ロータスでは以前使用していたトリプルセンチネル構成から変更がありましたが、その理由について知りたいです。

Onur:ロータスはStage 1の大部分とPlayoffにおいて、私たちにとっての固定マップでした。VCTでは多くの優れたチームがロータスを優先していたため、最初から計画していたわけではありませんでしたが、結果的には変更することになりました。正直なところ、EWC(Esports World Cup)に向けてマッププールや戦略を少し変更しようと試み、私たちはXi Lai Gaming(以下、XLG)がプレーしていた構成を採用しました。ロータスでの練習不足を、非常に具体的なゲームプランで補おうとしたのです。ただ、具体的なゲームプランでは勝ち続けることは難しいものでした。Masters Londonの準備のための短い時間の中で、私たちは多くのマップでネオンを依然としてプレーし続けられることが分かっていたので、その分の時間をロータスの準備に費やしたのです。今日はうまくいきませんでしたが、だからといってそのマップで私たちが成長していないという意味ではありません。Playoffに向けて準備は完了できると考えています。 

──続いてはSato選手へ質問です。まずは国際大会でのエース獲得、おめでとうございます。フェニックスのピックについて質問させてください。大会でフェニックスをプレーするたびにパフォーマンスが向上しており、本当に素晴らしい学習曲線を描いていると思います。あなたにとって、他のエージェントと比較して、フェニックスをプレーする上で適応するのが最も難しかったこと、あるいは意識しなければならなかったことは何ですか? 

Sato:私たちのチームには内輪ネタがあって、それは私がフェニックスのスキルを全然使わないというネタです。最も難しいと感じる部分は、私が本当にドライピークで勝負することが好きなことだと思います。フェニックスを使用するときはその癖を直さなければなりません。フラッシュが2つ残っていて、もし両方持ったまま死んでしまったら、チームの皆に激怒されますし、1週間ずっとそのことでからかわれ続けることになります。だから、自分が持っているスキルを常に意識して、それらをすべて使い切らなければならないということが、おそらく一番難しいことだと思います。 

──癖についての話が出ましたので、kiNgg選手に簡単な質問をさせてください。チームメイトたちはかなり若いですが、彼らが周りからの影響を受けやすい時期に、こうした悪い癖がつかないようにどのような対策を取っていますか? 

kiNgg:私たちには非常に優れたコーチ陣がいます。コーチ陣は彼らに良い習慣がしっかりと身につくように身を粉にして働いてくれています。そして、私も彼らを手助けしようとしています。ルーキーたちは物凄いエネルギーを持っているので、私たちは時々彼らを抑制しようとしているんです。 

──続けてkiNgg選手へ質問です。LEVが国際大会に戻ってきたのは2024年のChampions Seoulぶりです。Champions Seoulの時にSacy選手と話したのですが、「1年間国際大会を逃して、新しいチームで戻ってくるのはどんな気持ちですか」と尋ねたところ、彼は「ああ、今の僕は全くの別人だよ」と言っていました。そこで、あなたが再び国際大会に戻ってくるまでの道のりについてお聞きしたいです。このロスターで戦うことをどのように感じていますか? 

kiNgg:まず第一に、Sacy選手のコメントを少し真似しなければなりません。私は2024年当時の自分とは完全に別人だと感じています。プレーヤーとしてだけでなく、IGLとしても大きく成長しました。ですから、このチームの一員になれてとても幸せです。私は彼らに、今はこのメンバー以外とはやりたくないと伝えました。チームメイトたちはあらゆる面で素晴らしいです。ですから、自分史上最高の状態でこのチームにいられることは天からの恵みのように感じています。チームメイトと一緒に再び国際大会の舞台に戻ることができ、ただただ嬉しいです。 

──続いてはSato選手に質問です。ご家族がサプライズで会場に姿を現してあなたを驚かせましたが、今の気持ちをお聞かせください。

Sato:本当に素晴らしい気分です。家族がここにいるので、まるで家に帰ってきたような感覚です。私にとって家族のサポートは本当に欠かせないものです。正直なところ、私は他のことに対して無頓着なところがあります。それは家族のおかげによるところが非常に大きく、私が思い悩む必要が無かったからだと思います。そのおかげで、私は自分がすべきこと、つまりプレーすること、チームと取り組むことに本当に集中できるのだと思います。

──皆さん、Playoffで対戦するのが楽しみな相手は誰ですか? どなたでも答えていただいて構いません。 

Jhein:私たちはみんな、Paper Rexと対戦したいと思っているはずです。 

Onur:私たちにとって良い対戦になると思います。私はG2やNRGなどといった、あまりにもディフェンシブにプレーするチームは好きではありません。私はダブルデュエリストやダブルコントローラーといった構成を好むチームが好きです。なぜなら、私たちはマップをより自由に走り回ることができ、ペースを上げることができるからです。ですから、戦略的な観点から見ても間違いなく楽しい試合になるでしょう。 

──VCT Americasにおいて、spikeziN選手やSato選手がネオンをプレーしていましたが、今日のロータスでは構成にネオンはいませんでした。特定のマップでネオンを使用しなくなったことについてどのように考えていますか?また、非常にフレックスな選手が多いことがPlayoffに向けてどれほど重要であると捉えていますか? 

Onur:ネオンに関する質問への回答ですが、鍵はspikeziN選手にあります。彼は非常に優れたフレックスプレーヤーであり、おそらく世界最高のネオン使いだと言えるでしょう。はっきりさせておくと、ネオンのように最大の強みをナーフされた状況であっても、spikeziN選手はそのキャラクターで非常に優れたパフォーマンスを発揮でき、どのように使うべきかを本当によく理解しています。ゲームについてあまり詳しくない一部の人々は、ネオンがパフォーマンスを発揮できないだろうと言及していましたが、彼らは詳細を理解しておらず、リソースを活用する動きやタイミングがどれほど重要であるか、そして戦略がどれほどスマートになり得るかを見抜けていませんでした。また、メタがネオンを中心としていない時であっても、spikeziN選手が最高のフレックスプレーヤーの一人であることは変わらず、任されたどんなロールでもプレーできると確信しています。 

──コーチ陣へ質問です。LEVのアカデミーのプロジェクトが発足してからそれほど長い時間は経っていませんが、ラテンアメリカの才能ある若者に向けた投資と審美眼が、まさに的確であることを何度も証明してきました。そして今まさに、この場にその証人(LEVの若手選手たち)がいます。このアカデミーがこれまでに築き上げてきたものについてどうお考えですか? 

Onur:確かに、LEVはアカデミーに本当に大きな賭けをしました。2022年にアカデミーへの投資を最も早く始めたチームの一つだったと思います。VCTのエコシステム全体の中でアカデミーというものがまだ考えられていなかった頃の話です。アカデミーチームはTier 2でのプレーが許可されていなかったため、私たちのチームはTier 3の大会だけでプレーしていました。私たちには明確なビジョンがあり、多くの才能あるプレーヤーがいると思います。ここにいるチームのメンバーのNeon選手やblowz選手も昨年私たちと一緒にいました。現在のアシスタントコーチであるJheinコーチのように、アカデミーで働いている人々も認められる必要があると思います。彼は最初からアカデミーのヘッドコーチを務めており、Tier 2で何年も研鑽を積み、若手選手たちの何人かと一緒に働いてきました。ですから、その投資だけを評価し、私ばかりに焦点が当てられるのは不公平だと思います。アカデミーチームには、若手選手たちの最高の結果を願って毎日働いている人々がいるのですから。 

──次はkiNgg選手へ質問です。あなたが活動を始めた2021年の日々から本当に長い時間が経ちました。そしてあなたが言ったように、過去のkiNgg選手は現在のあなたではありません。これまでロールを変え、一時期はヨルをプレーしていたこともありました(笑)(kiNgg選手は耳をふさぐ)しかし現在、あなたはこのチームのリーダーであり、LEVの象徴とも言えます。チームを導いていく中で、現在のあなたの役割は何だと考えていますか? 

kiNgg:正直に言うと、現在の私の役割はある意味でとても簡単です。今仰ったように、(ヨルを使用していた時は)非常に未熟なプレーヤーでした。多くの経験不足や問題を抱えており、ゲームを適切に理解していませんでした。そのため、当時の自分は良いリーダーになることがとても難しい状態でした。しかし、それも過程の一部なのです。そのおかげで私は多くのことを学ぶことができました。今の私は最高の状態にあると思いますし、自分のキャリアを通じて犯したすべてのミスのおかげでチームメイトに何をしてはいけないか、どのようにアプローチすべきかを簡単に教えることができるのが、ただただ嬉しいです。

──最後にNeon選手への質問です。あなたはまさに爆発的な勢いでTier 1に参入してきました。現在あなたはAmericas地域だけでなく世界クラスのトップデュエリストの一人であり、チャンピオンや世界で競い合うチームを相手に自分のゲームをプレーしています。こうした世界クラスのチームを相手に、このステージで戦っている現在の率直な心境を教えていただけますか? 

Neon:これまでの自分のパフォーマンスには本当に満足しています。私は自分自身のことはあまり考えておらず、常にチームのことを最優先に考えようとしています。チームが必要としているものに対して、常にベストをもたらそうと努めています。これまで単に最高のデュエリストになることだけに集中してきたわけではありません。もっとセンチネルよりのフレックスになりたいと思っており、それが今取り組んでいることです。チームが上手く機能するために必要なものは何でもするつもりですし、常にチームメイトやコーチを助けようとしています。これは元コーチたちだけでなく、プロになるためのTier 1での経験を通じて学んだことでもあります。ただ1つのロールをプレーする選手ではなく、複数のロールについてもできる限り多くのことを知る必要があると考えています。 

今後の対戦予定

今回勝利したLEVは6月12日から始まるPlayoffへの進出が決定しました。また、敗北したNRGは1勝1敗のグループへと進み、6月10日に行われるSwiss Stage Day 5にて、Playoff進出をかけて対戦します。

また、6月9日に行われるDay 4では第一試合にDragon Ranger Gaming対Xi Lai Gaming戦が、第二試合にFULL SENSE対Global Esports戦が行われる予定です。


ふぉかっちゃ

よろしくお願いします!好きな選手はSugarZ3ro 好きなチームはGen.Gです!

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