【Pick Up MVP Player】4:3から16:9で、結局4:3。Jinggg選手は、なぜ恩恵の少ない4:3 1280×960解像度を使い続けるのか?― PRX Jinggg選手のデバイス・設定・セットアップ(6月15日)

その日に試合を行った選手のうち、特筆すべきパフォーマンスを披露したプレイヤーを1人ピックアップ。その強さの一端をセットアップから垣間見ようという試みの企画です。
今回はTeam Vitalityに危ういところまで追い込まれつつも、横綱相撲でがっぷり寄り切り、アッパーブラケットファイナルへ進出したPaper RexからJinggg選手をピックアップしてご紹介いたします。
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マウス | Pulsar Jinggg-X(未発売製品) |
|---|---|
マウスパッド | |
キーボード | Wooting 60HE v2 Silver |
感度 | 1600DPI 0.16 |
解像度 | 4:3 1280x960 |
クロスヘア | インナーライン1420 シアン |

Derke選手であろうとお構いなし。行く先行く先でレイズの格付けを行う世界屈指のブラストパックer、Jinggg選手。

彼は解像度、すなわち画面の比率を、長らく4:3 1280×960に固定してきた歴史があります。
そもそもVALORANTのシステム上、ゲーム自体は引き伸ばされず、UIとクロスヘアのみが引き伸ばされるため、ネイティブを使っているならば4:3を使うメリットはないはず。
加えて近年は、上記の写真のようにネイティブ解像度(16:9 1920×1080)を使用するなど、2つをきちんと使い比べた上で4:3に帰結しています。
慣れという部分もありますが、なぜ大きな恩恵のない解像度を使い続けるのでしょうか?
答えは、そのクロスヘアにあります。
クロスヘアとは、その人のエイムスタイルに影響を与えるもの。
大きさが少しだけ違ったとしても、当て感は相当に変わるのです。
Jinggg選手が4:3で使うクロスヘアは、どれもネイティブで同じ大きさに設定しえないもの。
加えてカラーの発色も異なる(解像度を低くすると、チラつきが少なくなる)ため、特有の当て感に取り込まれたが最後、他の解像度では再現性が低くなってしまいます。
Jinggg選手のエイムスタイルを分析すると、胴撃ちを主体としつつ、要所でヘッドショット精度の高さ、横軸エイムの精密さが確認できます。
胴体4ヒットで1人目を倒したと思ったら、二人目は頭1ヒットで倒す、なんてこともザラ。
このターゲット切り替えは、絶妙なサイズのクロスヘアがあることで、安定して披露することができます。
エイムに行き詰まりを感じられている方は、ぜひ思い切って引き伸ばしてみてください。
狭まった世界が、拡張されるかもしれません。



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