GOGOGOGOGOGOGO!! ネオン時代再び、VCT Pacificでの使用率は80%超え!

VCT Pacific / EMEA / China Stage1のweek1が終了し、Americas以外のリーグチームはその初戦を終えました。そんな中目立っているのがネオンの使用率です。各地域で70%を突破し、見ない試合はないというレベルに達しています。本記事では、そのネオンを中心に、

現在のエージェント環境をまとめました。

ヨル、大幅弱体化

現在VCTで適用されているパッチは12.05、ミクスの追加やスカイの強化などがありましたが、中でも影響を及ぼしているのがヨルの弱体化なのは間違いありません。Pacific Kickoffでのヨルの使用率は驚異の78%、Masters Santiagoでも62%と、全エージェント中トップの使用率をほこっていました。3月17日に実装されたパッチ12.05により、ヨルはゲートクラッシュの効果時間減少、ブラインドサイトが2つから1つになるという大幅な弱体化を受けます。これにより、その使用率は大幅に減少。4月6日現在、3地域で合計24試合が行われましたが、ヨルをピックしたのはGen.Gのみ。マップはバインド、対戦相手はGlobal Esports、結果は8-13で敗北しています。オペレーターの運用のしやすさや、ローテーションの便利さから多くのチームで採用されていたヨルの時代は、完全に終焉を迎えました。

参考:https://playvalorant.com/ja-jp/news/game-updates/valorant-patch-notes-12-05/

ネオン、爆増

ヨルの弱体化により相対的に強化され、使用率が急増したのが、みんな大好きネオンです。Masters Santiagoでのネオンの使用率は45%だったことに対して、現在行われているStage1では、EMEAでの使用率は70%、Chinaでは79%、Pacificでは大台の82%に到達しました(下記画像)。もちろん使用率は1位。圧倒的な環境トップエージェントとして君臨しています。Masters Santiagoではそのネオンをどのチームよりも使いこなしていたNongshim RedForceが優勝し、さらに追い風(?)となるヨルの弱体化、このような環境になるのは必然ともいえるでしょう。

最強時代を振り返る

そのネオンですが、最も強かった時期は2024年6月のパッチ8.11から弱体化までの約半年間です。スライディングを2つ持ち、その射撃精度も今より高くなっていました。AscensionにてDambiのネオンが猛威をふるっていたのもこの頃です。では、当時大会での使用率はどの程度だったのでしょうか。

これは2024年のChampionsでのエージェント使用率です。見ればわかる通り、ネオンはそこまで採用されていません。Dambi率いるSin Prisa Gamingが優勝したAscensionでも38%、Seoldamネオンが暴れていたChallengers Japan Split3でさえ44%です。それが現在、ネオンの性能自体は弱くなっているにもかかわらず、使用率は倍増しています。ではなぜこんなことが起こっているのでしょうか。

これについては、2つの要因があると筆者は考えています。

1つ目はメタの変化です。2025年末に行われた大型アップデートにより、イニシエーター/センチネル/コントローラーのシグネチャーアビリティのリキャスト時間が増加、つまり弱体化を受けました。これにより、相対的にデュエリストが強化されました。このアップデート前から2デュエリスト構成が流行っていましたが、これによりさらに増加。Kickoffから現在にかけて2デュエリストメタは続いています。これは筆者の所感ですが、2026年に向けた選手の移籍市場でも、このメタを見越してデュエリスト選手の価値が上がっており、採用が増えていた気がします。このような2デュエリストメタにより、必然的にネオンが増えているのです。

2つ目はプレイヤーの進化です。年々VALORANT競技シーンのレベルは高くなっており、我々一般プレイヤーにとっては理解しがたい領域に達しています。ネオンも実装されてから3年以上が経ち、そのキャラクターコントロール、チームとしての活かし方が洗練されてきました。Primmieはじめネオンを撃ち落とせる選手も増えていますが、ネオンを使いこなす選手も増えているのです。実際、現在行われているPacific Stage1では、Kickoffでは見られなかった意外な選手がネオンを使いこなしている姿をみることができます。Paper Rexのsomething、ZETA DIVISIONのabsol、FULL SENSEのJitboysなどです。使用難度の高いネオンを乗りこなし、チームとして戦術に組み込み、強力に運用できているからこそ、ここまでネオンの採用率が増えているのでしょう。もちろん、キャラパワーがあってこその採用なのは間違いありませんが。

VALORANTの未来は?

それでは、今後ネオンの使用率はどうなっていくのでしょうか。これはほぼ断言できますが、さらに増加します。現在、ネオンに次いで採用の多いデュエリストはウェイレイです。

特にVCT Chinaでは64%という使用率を叩き出しています。しかし、最新パッチ12.06にて弱体化、サチュレートの即発動ができなくなりました。このパッチは、VCT PacificではStage1のWeek4から適用されることが明らかになっており、チームの構成にも影響を及ぼすでしょう。するとさらにネオンは相対的に強化されます。現在は1デュエリスト構成でウェイレイを採用するチームもある程度いるのですが、それが減少するでしょう。ネオンの弱体化、またはアンチピックとなるサイファーやヴァイスの強化が来ない限り、この流れは間違いなく止まりません。たとえそのようなパッチがきたとしても、競技シーンに適用されるのは何週間か後になります。もしかしたらStage1のプレイオフでは、使用率が90%を超えるかもしれませんね。

以上、ネオンについてでした。VALORANTの未来は一体どうなってしまうのでしょうか。ネオンの弱体化パッチが来ない限り、私たち一般プレイヤーも、そのスライディング、そのショットガンに苦しみ続けるでしょう。腹を立てている場合ではありません。我々もプロ選手のように、あのとんでもなく速い人間の頭を撃ち抜かなければ、この環境では生き残れないのです。それでは最後に、Challengers Japan公式配信の最初で説明される、VALORANTについての紹介文を引用し終わりとさせていただきます。

「VALORANTは、5対5で対戦する、競技性の高いタクティカルシューターです」

waddle

プレイ歴1年、競技シーン視聴歴5年のファン。好きなチームはGambit。

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