DRXからMaKo、BeYN、free1ngとtermiコーチが退団 ─Vision Strikersから在籍したメンバーが全員脱退。VALORANT部門は継続へ

2026年10月22日、KIWOOM DRX(以下、DRX)は、VCT Pacificに所属するMaKo選手、BeYN選手、free1ng選手、HYUNMIN選手と、termiヘッドコーチ、ARGENCYコーチの計6名が退団することを公式Xで発表しました。
DRXは10月19日に発表された「VCT 2027パートナープログラム」で選出から外れており、今回の発表ではその結果を受けた決断であると説明されています。6名はいずれもフリーエージェントとなります。
一方でDRXは、VALORANT部門の活動自体は継続し、2027年シーズンに向けた準備を進めることを明らかにしています。
MaKoは2021年5月、BuZzとともにVision Strikersへ加入しました。2022年1月にDRXがVision Strikersのロスターを引き継ぐ形でDRX VALORANTが発足すると、そのまま主力としてチームに残っています。
加入1年目の「VALORANT Champions 2021」からChampionsに出場し続け、2026年で逃すまですべてのChampionsに出場していた選手です。
2026年1月には、HYUNMINとともに2028年末までの契約延長が発表されていました。契約途中でのLFTかつ長年在籍していたチームから離れるという決断はパートナーチームの落選がそれだけの影響力を持っていたということになります。
Vision Strikersのロスターから移ってきた選手のうち、RbとZest、stax、BuZzと段階的にベテラン選手たちは他チームに移り、MaKo選手の退団により、当時のロスターから続いていた選手は在籍しなくなりました。これで韓国VALORANTを支えた象徴的なチームロースターがひとつなくなることになりました。

アカデミーから昇格したBeYNはVCT 2024 Pacific Stage1からDRXメインロスターに昇格。昇格直後からグループステージ全勝を経験するなど、素晴らしいスタートを切った選手です。その後はベンチやメインロスターなどを行ったり来たりする期間があったものの出場した試合では素晴らしいパフォーマンスを披露し、続け最終的にはチームの核であることを示しました。

free1ng選手とHYUNMIN選手は、2024年10月に揃ってDRXへ加入し、そのまま2シーズンチームの核として活躍しました。
free1ngはテホメタ時代にテホ専と呼ばれるほどテホを重用しており、そのままMasters Bangkokまで進出。テホが調整された後もセンチネルやネオンなどチームの足りないパーツを補うフレックスプレイヤーとなりました。
さらにHYUNMINは韓国生まれのデュエリストとしての新世代を感じさせるようなプレイヤーとなり、Buzzに続く新たな選手として期待に応えました。

termiコーチはVision Strikersから韓国競技シーンを支えたコーチです。5on5のゲームのレジェンドでありながら選手引退後コーチへ転身。Vision Strikersの韓国国内100連勝を達成。VALORANTにおける韓国競技シーンを作り上げた一人とも言えます。
今回の発表でDRXは、コーチについて2020年以来チームの土台を築いてきた存在だとしたうえで、その指導が「我々の競技的アイデンティティの中核そのものを形づくった」と評価しています。
今回の要因としてDRXは「VCTパートナーシッププログラムへの選出されなかったことを受け、選手とマネジメントはVCT 2027に向けた次のステップについて話し合いました。」「この決定は私たちにとって重いものですが、KIWOOM DRXのVALORANT eスポーツへの継続的な参加を確保するために不可欠なものです。」と言及しており、パートナーチーム落選による影響があったことを示しています。
歴史的なチームがパートナーチームから落選することでロスターが変更となる場合はこの後も続くでしょう。
このような状況の中、選手たちがどのような選択をするのか注目が集まります。

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