Absol「一試合一試合成長できれば、勝っても負けても次に繋がるものなので、あまり一試合の勝ち負けは気にしていません」─ ZETAはT1に0-2で敗北。ディフェンダー側の課題とAbsol選手のメンタリティーについて語る

2026年4月26日、VCT Pacific 2026 Stage 1 Day 12 第1試合が行われ、T1がZETA DIVISION(以下、ZETA)に2-0で勝利を収めました。今回は試合結果と試合後に行われたZETAへのインタビューの内容をお届けします。

試合結果

・Map 1 ヘイヴン

・Map 2 ロータス

インタビュー

──ZETAよりryota-コーチにとXQQコーチにお越しいただきました。まずはryota-コーチに質問です。T1戦の試合を振り返ってみた感想はいかがでしょうか?

ryota-:ヘイヴンもロータスも両方のマップで、ディフェンダー側でちょっと自分たちが、表現が少し難しいんですけど、「逃げてしまった」じゃないですけど、戦わないといけないところを戦えなくて。ずっと、敵の本隊とうまく当たれなかったなという印象です。

──続いてXQQコーチに質問です。今回のT1戦において、相手に対して想定していた部分と、想定外だった部分を教えてください。

XQQ:正直、T1の戦い方に関しては、今のロースターになってから何度かやってますし、彼らの戦い方もしっかり分かってはいるのですが、本当にT1がどうこうっていうより、本当に今日の試合は僕たちがずっと直せていない問題がそのまま出た形になったという感想しかないです。

──続いてryota-コーチに質問です。今回、エージェントのロール変更がありました。話せる範囲で構いませんので、どのような意図があったのかを教えてください。

ryota-:Week 3まで前回のロールでやっていて。あまり詳しくは言えないのですが、チームとしてうまく回るんだったら今の形の方がいいんじゃないかということで今の形になりました。もちろん、SyouTa選手だったら撃ち合いもそうですし、eKo選手とかだったらコールなどがいいので、それがしやすいポジションだったり。そしてXdll選手は自分の役割をはっきり出せる、自分がしたいことができるキャラクターという意味で今のエージェントになりました。

──それでは最後にお二人から日本のファンへ一言、そして次回のVARREL(以下、VL)戦に向けた意気込みをお願いします。

XQQ:昨日のDetonatioN FocusMe対VLでプレイオフへの進出が絶たれ、今回負けてしまって、正直、自分たちが今目指しているところっていうのは、もう次のStage 2だったり、Esports World Cup(以下、EWC)だったり、それに向けた経験値をどんどん積んでいく必要があると思っています。このような結果になってしまっても、まだまだ引き続き応援してくださるファンの皆様には本当に感謝しています。本当に見苦しい姿をお見せし続ける状態になってしまって、本当に心苦しいんですが、これからもよろしくお願いします。

ryota-:Qさん(XQQコーチ)も言ってくれたのですが、なかなか自分たちの課題がずっと残っているまま、今の結果になり続けていて、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。EWCやStage 2に向けて、次の試合のVL戦にも向けて、思い切った改善ができるよう頑張っていくので、これからも応援よろしくお願いします。

プレスカンファレンス

──ZETAからryota-コーチとAbsol選手にお越しいただきました。まずは試合の感想を教えてください。

ryota-:日本配信の方でも答えたのですが、自分たちは特にディフェンダー側でなかなか自分たちのしたいファイトが出来ていないので、本番でどれくらい思い切りを出せるか。ここまで来たら毎回これを言っていても同じなので、メンタルだと思います。今日の試合というかStage 1を通してメンタル面が良くなかったと感じました。

Absol:自分もryota-コーチと同じで、Stage 1を通して守りが本当に下手で、スクリムにおいても攻めが上手く行っていても守りが上手く行かないことが多々あります。メンタル面とかもあると思いますが、それ以外の部分では攻めのマクロは全員理解していて分かりやすいのですが、守りのマクロは各個人の思っていることが異なっていたり、考えている行動が合っているのに自信が無かったり、各プレイヤーのマクロ観がずれていたりと、Stage 1を通してそういった部分がメンタルやしないといけない行動に繋がらないのかなと思います。

──ryota-コーチに質問です。言える範囲で構いませんが、先週のDFM戦の後の段階から本日のT1戦はPlayoff進出に繋がらない試合となっていましたが、Absol選手とSugarZ3ro選手以外のロール変更にはいろいろと試す意図などはありましたか?

ryota-:言える範囲で言うと、それぞれの個性を出すためとチームとして上手く回るだろうという部分で、「試す」とは若干違うのですが、似たニュアンスにはなっています。

──Absol選手に質問です。Vlogなどを拝見していると、Absol選手のメンタリティがチームにポジティブな影響を与えていると感じます。チームとして苦しい状況の中で、どのようにしてAbsol選手自身のメンタルを維持しているのですか?

Absol選手:リーグ戦なので一勝も一敗も大きいですが、「たかが一敗、たかが一勝」という気持ちで臨むようにしています。一試合一試合成長できれば、勝っても負けても次に繋がるものなので、あまり一試合の勝ち負けは気にしていません。落ち込んでいても仕方がないですし、「敗退が確定するまでは落ち込まない」というメンタルでやっています。

──ヘイヴンの後半のピストルラウンドで、スライディングでエントリーしながらナイフで相手を切りつけたシーンがありましたが、あの時の状況を教えてください。

Absol選手:ガレージ通路でMeteor選手を倒した後、そのままゴーストに持ち替えてハイギアでスライディングしたつもりでした。でも、なぜかナイフを持ったままだったので、自分でもびっくりしてそのまま切りつけちゃいました。50ダメージです。ちゃんと当ててはいます。

──ryota-コーチに質問です。今後Stage 1が終わり、EWC予選など試合が続いていきますが、これからどのように取り組んでいきたいですか?

ryota-:一番変えたいのはディフェンダー側です。今のメタではどのチームもディフェンダー側で苦戦していますが、自分たちに足りないものは明確なので、これをどう改善できるかが私の課題であり、チームの課題です。チームの課題というのはもちろんそうですが、これを言い続けるのは自分の責任なので、そこを改善していくしかないですね。

──Absol選手に質問です。VlogやDFM戦後の配信では少し焦燥感があるようにも見えましたが、今日のT1戦に向けてどのようにメンタルを切り替えたのでしょうか。

Absol選手:個人的にはそこまで焦っていないというか、先ほど言ったように「たかが一勝一敗」という感じに考えています。DFM戦からチームは本当に落ち込んでいて、自信があるのに結果がついてこない現状に、メンタルに悪影響を受けているのですが、今のチームは切り替えが早いです。負けた当日はすごく落ち込みますが、次の日にはみんな切り替えて「来週に向けて改善しよう」というメンタリティになっているので、時間が解決してくれた部分もあります。

──最後にAbsol選手から次戦のVL戦、そしてEWC予選に向けた意気込みをお願いします。

Absol選手:現状はまだ0勝ですが、次のVL戦は何としても勝ち切りたいです。自分たちにとってその「一勝」が本当に大事だと思っており、一勝して自信を付けないと上手く回らないことが多いので、何が何でもVL戦は勝って自信をつけた状態でEWC予選に挑みたいです。ここから成長を止めることなく、一つひとつ改善して全力で頑張りますので、応援よろしくお願いします。

今後の対戦予定

今回勝利したT1は次戦、5月2日第1試合よりFULL SENSEと対戦予定です。

そして今回敗北したZETAは次戦、5月1日第2試合よりVLと対戦予定です。現状Stage 1において0勝同士の両チームですが、EWCやStage 2でまだまだ試合は続くため、自信に繋がる1勝をあげたいところです。

ふぉかっちゃ

よろしくお願いします!好きな選手はSugarZ3ro 好きなチームはGen.Gです!

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