【Kirihana Academy CUP vol.2 準優勝インタビュー】Iggy「オフラインも経験できて、これからに活きると思うのでオフラインの決勝まで来られて良かったです」─ オフラインならではの苦悩と準優勝までの道のりを振り返る

2026年11月1日、Kirihana ACADEMY CUP vol.2 Supported by ZOWIEの決勝がオフラインで行われ、Kirihana Academyと雨のち晴れが対戦。Kirihana Academyはマップカウント0-2で準優勝となりました。今回は試合後に実施したKirihana Academyへのインタビューの内容をお届けします。
──本日の試合では緊張されましたか?
Iggy:自分はまったくしなかったですね。
usagi:僕も大丈夫でした。
──IGLのusagi選手に質問です。本日の試合全体のパフォーマンスや手応え、通用した部分や通用しなかった点について教えてください。
usagi:IGLというか、僕個人のパフォーマンスとしては、相手ももちろん上手かったというのもあって撃ち合えなかったりとかがあったのですが、全体的にあまり上手くいかなかったなというのが正直な感想です。
──チームとしてはいかがでしたか?
usagi:チームとして一番課題に出たのがコールの部分でした。1マップ目が終わった時にコールが上手く出なかったりとか、連携的な部分が相手の方が上手かったですし、撃ち合いも非常に強かったので、そこが通用しなかった点かなと思いました。
──1マップ目は大差で落としてしまいましたが、2マップ目は開始直後からかなり声を出されている印象を受けました。インターバル中はどういった話し合いをされていたのでしょうか?
usagi:修正点の話し合いと、やはり楽しもうということや、勝ち負けにこだわりすぎずみんなでベストを尽くせるようにやろうという感じの話し合いをしました。とりあえず声を出して、みんなでやれば勝てるよっていう感じの声掛けをしていました。

──インターバル中にgRaコーチから何か伝えたことはありますか?
gRa:今自分たちが出せていないコールをどうにかすれば、フィジカル面でも互角には戦えているぐらいのレベルで、それこそスタッツを見ても1マップ目はファーストキルやキル数はそこまで変わりが無いくらいの感じだったので、あとはコールや少人数戦をしっかりすれば、「俺ら勝てるよ」と選手たちに伝えました。
──続いてAho選手にお伺いします。今回は韓国から来日され、隣にチームメイト、目の前にお客さんがいる中でのオフライン対戦となりましたが、実際に戦ってみた感触や感想はいかがですか?
Aho:まずは、ミクロが惜しかったです。ミクロさえ勝てれば試合に勝てていたと思います。
──実際にお客さんがいることで緊張などはありましたか?
Aho:2マップ目のロータスではおそらく緊張していました。
──1マップ目のアビスでは緊張されなかったのですか?
Aho:はい(笑)
gRa:珍しいね。

──結果は敗北となってしまいましたが、チーム内で本日のMVPと、大会全体のMVPをそれぞれ1人挙げるとするならどなたになりますか?
usagi:難しいですね、(決勝は)9対26ですから(笑)
gRa:もちろん他の人がダメだったとかは無いのですが、個人的にはIggy選手がロータスの途中から自分から強気にプレイしてくれて、負けていても全力でプレイしたところはMVPだったと思いますけど、みんなはどう?
てばさき:Iggy選手か、俺以外全員かな。
一同:(笑)
うさぎ:なんでだよ(笑)
──Iggy選手、ご自身の今日のパフォーマンスは練習の何%ほど出せたと感じていますか?
Iggy:自分のパフォーマンスは40%くらいですね。家の環境とも昨日のブートキャンプの環境ともまた違った環境で、あまり慣れることができずパフォーマンスがあまり出せませんでした。
──「自分らしいプレイが出せた」と感じるシーンはありましたか?
Iggy:自分らしいプレイと言えば、1人でピークして1人で倒されてしまうところですかね(笑)それは自分らしいと思います。
──チームを救ったという感覚のあるラウンドはありましたか?
Iggy:救ったラウンドは無いです。
usagi:そんな卑下する?(笑)
てばさき:(Iggy選手が)ロータスではACEを取りに行ったラウンドもありましたよ。
Iggy:ああ、あったね。あれは救いました。
──かなり救っていた場面もあったように見えましたが、悔しさが勝っているのですね。
Iggy:負けてしまったので、成長するにはそういう面も見ていかないと成長しないので。
usagi:Iggy選手は普段のパフォーマンスがめちゃくちゃ高いので、そこが基準になっている部分もあるかもしれないです。昨日のスクリムとかも強すぎてヤバかったです。
gRa:ロータスのレイズのパフォーマンスがめちゃくちゃ良いので、そのギャップはあると思います。

──大会全体を通したMVPを挙げるとしたらいかがでしょうか?
てばさき:Aho選手かusagi選手ですね。
gRa:そこの2人だとは思います。まあ、チームを引っ張ってくれたのでusagi選手に(大会全体を通したMVPを)あげてもいいのかなと思います。
──続いてはもちねこ選手に質問です。チームが苦しい状況でのマルチキルなど、会場を沸かせるプレイが目立ちました。ご自身の本日のパフォーマンスの手応えはいかがでしたか?
もちねこ:そういった所々で良いプレイはあったのですが、全体で見るとやはり撃ち合いに集中出来た感じがしておらず、普段と違う環境ということもあり、雑念というかゲームにフォーカス出来ていなかった部分がありました。そういうところもあるので自分的にはそんなにといった感じです。
──2マップ目のロータスでマルチキルした場面では会場が非常に沸いていましたが、気づかれましたか?
もちねこ:自分も沸いていたので全然分からなかったです。
一同:(笑)
もちねこ:自分自身の声とチームメンバーの声もあったので、それでかき消されていました。でも試合に勝ってたらもっと盛り上がっていただろうなと思います(笑)
──前日に行われたブートキャンプについてもお伺いしたいのですが、何か印象的なエピソードはありますか?
てばさき:ここでは話せないです(笑)
usagi:強いて言うなら、ブートキャンプで行ったランクマッチがほとんどボロ負けで、0-13・0-13・4-13みたいな感じだったことぐらいでしょうか。
──スクリムの手応えは良かったのでしょうか?
gRa:そうですね。スクリムは確か3試合やって2勝1敗とかでした。
usagi:Iggy選手が全試合、対戦MVPを獲っていました。
gRa:そうなんですけど、ランクは全然勝てませんでした。
──てばさき選手に質問です。オンライン環境での練習と、ブートキャンプなどのオフライン環境での練習との違いは感じましたか?
てばさき:グータッチが出来るぐらいですかね。あとはオフラインの環境に慣れるのが難しかったなって感じです。
──オフライン環境でグータッチできるのは楽しいですか?
てばさき:楽しいというか、たまにダルくなります。
一同:(笑)
てばさき:あとはフィードバックの時とかに、皆で同じモニターを見てフィードバックしたところが、授業みたいで良かったです。

──gRaコーチに質問です。本日の試合で練習通りに発揮できた部分と、今後の課題と感じた部分をそれぞれ教えてください。
gRa:アビスの攻めとかは、自分たちのやりたいことをやるという点では比較的できたのかなとは思いますが、守りでラウンドをとれなかった分、攻め側のラウンドが少なくなってしまいました。もっと自分たちのプレイが出来たはずですがその前に終わってしまったなというところで、そこに悔しさというか、これからの課題としては自分たちの得意なプレイをする前の、守りでもう少しラウンドを取るだとかの苦手な部分にもっとフォーカスしてやっていかないといけないかなと感じています。
──Iggy選手に質問です。11月22日から始まるVCT Pacific 2027 Kickoff Japan Qualifier(以下、VCJ)にも出場されるとのことですが、意気込みと目標を教えてください。
Iggy:(発表されていないので)あまり大会のフォーマットは理解していないのですが、オープン予選を勝ち上がって配信に映って、皆の知名度も自分の知名度も高めて注目された上で勝ちたいです。
──最後に、約1ヶ月間この大会に向けて取り組んできた感想を、お一人ずつお願いいたします。
gRa:大会通しての感想としては、決勝で敗れてしまった部分に関しては悔しいという感情はあるのですが、結果的には準優勝ということで、結果自体は決して悪くはないと思うので、この結果を自信にしつつ、悔しい部分や課題は修正していってVCJに挑みたいと思います。
もちねこ:まずは本当にみんな楽しめたと思います。オフラインの環境では普段あまり出来ないので、いつもと違う環境で慣れないところもありましたが、顔を合わせてしゃべりながらプレイできるというのもあったので、とにかく楽しかったと思います。
てばさき:最初の試合からずっと残っていた課題を最後まで修正できなかったことは悔しいのですが、大会を通して準優勝というところまで来られましたし、みんなとオフラインで会って、まあ最初は少し緊張しましたが、その中でも楽しかったですし、大会が終わって自分たちの課題にフォーカスできると考えると良い経験になったと思います。
Aho:日本に来てから楽しかったです。ブートキャンプでも良い環境でプレイできたので、良い経験になったと思います。
Iggy:個人のスタッツ的にはあまり良い記録は残せませんでしたが、チームとしては準優勝となりましたし、オフラインも経験できて、これからに活きると思うのでオフラインの決勝まで来られて良かったです。
usagi:第一は楽しかったということで、悔しい感情もありますし、課題が浮き彫りになったというのもありますが、オフラインの決勝まで来られました。個人的には準優勝という結果はすごい良いことだと思っていて、これからのことにも活かせますし、今回はすごく楽しい大会に出させてもらって、この結果を出せて良かったと思っています。
──Kirihana Academyの皆さん、ありがとうございました!

今回準優勝となったKirihana Academyは11月22日から始まる「VCT Pacific 2027 Kickoff Japan Qualifier」に出場するとのことです。
Kirihana ACADEMY CUP vol.2の準優勝チームがVCJでどのような結果を残すのか。今後の動向に注目していきたいところです。
ふぉかっちゃ
好きな選手はSugarZ3ro、今の推しチームはNS