【EMEA GG Report #2】これまでのEMEA Kickoffトピックを総まとめ! GX、13-0クラブに加入 / TH ComeBack ACS455を記録 / KC vs FUTのカオスラウンドが話題に

「EMEA GG Report」では、これまでのVCT EMEAのトピックを総まとめ!
今回は、残り6チームとなったEMEA Kickoffの結果や、その注目選手などをまとめていきます。

試合結果

EMEA Kickoff Week3の試合結果は以下のようになりました。

ミドルブラケット3回戦
Natus Vincere 1-2 FNATIC
Team Vitality 2-0 GIANTX

ローワーブラケット1回戦
Karmine Corp 2-1 FUT Esports
PCIFIC Esports 0-2 ULF Esports

ローワーブラケット2回戦
Team Heretics 2-1 Karmine Corp
Team Liquid 2-1 ULF Esports

ローワーブラケット3回戦
Natus Vincere 0-2 Team Heretics
GIANTX 1-2 Team Liquid

この結果によって、トーナメント表はこのようになりました。

アッパーブラケット

ミドルブラケット / ローワーブラケット

Kickoffも後半戦に入り、勝ち残っているのは、M8 / BBL / FNC / VIT / TH / TL の6チームとなりました。

hiroを筆頭に高いパフォーマンスを出していたNAVIはアッパーから3連敗で敗退、前年のChampionsに出場しロスター変更を行わなかったGXもTLに敗退しました。

そのTLはフルマップOTという激戦を2連続で制し、ローワー4回戦に臨みます。
トーナメント全体で見ると、アッパーブラケットこそ荒れたものの、ミドル、ローワーにはGX以外のChampions出場チーム3つ+VITという納得の展開に。
ここからどのチームがMastersへの切符を手にするのでしょうか。

VIT、GX相手に13-0のパーフェクトゲーム達成

ミドルブラケット3回戦 VIT vs GX 1マップ目のアビス(GXピック)にてそれは起こってしまいました。

VITは前半のピストルラウンドを取り、3rdラウンドをPROFEKの3キルでもぎ取ると、その後もChronicleヴィトーのウルトや、ミッドラークを活かした攻めが刺さり続けました。
GXのテホブリーチは見事に無効化され、前半12-0、後半のピストルもVITが取り、見事2026年初の13-0を達成しました。

元祖13-0、m1xwellもこれに反応し、Xにて13-0クラブ加入を祝福しました。
この試合でヴィトーのChronicleはACS368、アストラのPROFEKは13K1Dを叩き出しています。
その後、2マップ目のブリーズも13-11でVITが制し、GXにとっては手痛い敗北となりました。

TH新加入のComeBack、ACS455を記録

ローワーブラケット3回戦、TH vs NAVIの1マップ目、ヘイヴンにて、ComeBackが驚異のACS455を記録し、チームを勝利に導きました。

ComeBackはMinibooに代わってTHに新加入したトルコ人の若きデュエリスト。
期待されていたものの、これまでの試合ではあまり目立った活躍を残せていませんでした。

迎えたNAVI戦、ComeBackはヘイヴンでネオンをピック。
ピストル、3rdラウンドを取られますが4ラウンド目のエコを取り切り、そこからはTHが流れを掴み13-5の圧勝。
ComeBackはオペレーターやネオンの機動力を活かしてキルを積み上げ、29キル12デス、FK5FD0でACS455という驚異的な記録を叩き出しました。
2マップ目のブリーズも13-4でTHが圧勝。

ついに目覚めたComeBack、この調子を維持できるのでしょうか。

EMEAのカオスの中心、KC

ローワーブラケット1回戦、KC vs FUTのとあるラウンドが話題になっています。

  1. コズミックディバイド明けとヨルのフラッシュがかみ合いセルフブラインド

  2. LewNヨルの弾が外れ、xeusウェイレイのウルトがなぜか発動できるも即キル

  3. ディメンショナルドリフト発動できず

  4. アルマゲドン間に合わず

  5. アストラの吸い込みをAvezがボディブロックして解除成功。KC勝利。

このあまりにもカオスなラウンドにdos9も大爆笑。大きな話題を呼びました。

KCはこれ以外にもカオスなラウンドを生み出すことがあり、視聴者を置いてけぼりにしています。

しかし忘れてはいけないのは、アビスを筆頭に基本的には良い戦術を組んでいること、そして彼らがEMEA屈指のエイマー集団であることです。
だからこそ、Avezのフラッシュにより味方全員ブラインドしたときに(下記写真)、我々は頭を抱えるのです。

「なんでこのラウンド勝てるの/負けるの???」が味わえるKC、TLやPRXが好きな方は試合を見返してみてはいかがでしょうか。

そんなEMEAのカオスの中心、Karmine Corp、Kickoffはすでに敗退していますが、かなりのポテンシャルを秘めたタレント集団です。
Stage1でのさらなる活躍に期待しましょう。

注目選手

Veqaj

VCT EMEA唯一のフランス出身選手、現在22歳です。
読み方はEMEAキャスターによると「ベカジュ」。
昨年M8の一員としてTier1デビューを果たしており、今年からChronicleに代わる形でFNCに移籍しました。
主にヴァイパーやKAY/O等を使用するフレックスとして起用されています。
パフォーマンスの安定感もさることながら、ときおり見せる強烈なエイムが持ち味。
実際ブリーズではジェットを任されています。

Chronicleの後釜という重大な役割を課せられたVeqaj、これからどのようにチームにフィットしていくのでしょうか。

wayne

TL所属、シンガポール出身の18歳。
昨年Motiv Esportsという東南アジアのChallengersチームで活躍し、Split3では、コントローラーながらレーティング1.27、K:D 1.33というかなりのスタッツを記録し、チームを優勝に導きました。

続くAscensionではヨルも使用し、精度の高いオペレーターで強い印象を残しました。
その活躍を買われ、今年からTier1デビューを果たします。

TLでもコントローラーを使用しており、ULF戦では大活躍、3マップ合計59キル36デス27アシストでチームを支えました。
まだ新しい環境に完全には適応していないものの、徐々にパフォーマンスが上がっています。
TH戦でも存在感を放てるのでしょうか。

次の試合は?

2/13:ローワーブラケット4回戦 (TH vs TL)
ミドルブラケット4回戦 (FNC vs VIT)
2/14:アッパーファイナル (M8 vs BBL)
ローワーブラケット5回戦 ( TH or TL vs FNC or VIT)
2/15:ミドルファイナル
2/16:ローワーファイナル

次戦はFNC vs VIT、因縁の対決です。
現FNCかFNCを抜けたDerkeとChronicle率いるVITか、注目の対戦カードとなっています。

一方ローワーではChampions出場チームが激突。
流れに乗るTHかギリギリ生き残ってきたTLか、こちらも必見です。
そしてアッパーファイナルは誰もが予想しなかった番狂わせチーム同士の対決。
どちらに軍配が上がるのでしょうか。

まとめ

EMEA Kickoffもいよいよ大詰め。
残すは6試合、6チームとなりました。

Mastersへの大一番に向けて、各チームどれほど仕上げてくるのでしょうか。
皆さんはどの3チームがMastersへ行くと思いますか?
ドリームチームか、予想外の新星か、2025年EMEA王者か、はたまた別のチームなのか。
どのチームにも特色があり、話題がつきないEMEA、ぜひご覧になってみては。


waddle

プレイ歴1年、競技シーン視聴歴5年のファン。好きなチームはGambit。

share