Sentinels、canezerra選手の加入を発表――Ascension Americas 2025王者が処分の早期解除を経てTier 1デビューへ

11月7日、Sentinels(以下、SEN)は、canezerra選手の加入を公式Xで発表しました。
canezerra選手は2025年にENVYの一員として『VCT Ascension Americas 2025 』を制した18歳のアメリカ人選手で、今回がVCT Americasでのデビューとなります。
canezerra選手は2026年4月、Riot Gamesから12か月のハードウェアBANを受けていましたが、10月下旬に処分が前倒しで解除されたと報じられています。SENにとっては、OXY選手とbrawk選手に続く、オフシーズン3人目の新加入選手です。
canezerra選手は配信者として知名度を高めたのち、2024年にRANKERSへ加入し、競技シーンでのキャリアを本格的にスタートさせました。2025年3月には、約4年ぶりにVALORANT部門へ復帰したENVYが同ロスターを獲得しています。
同年10月に開催された『VCT Ascension Americas 2025』では、ENVYがグランドファイナルでTSMを3-1で下して優勝し、VCT Americas 2026への昇格を決めました。

一方で、当時のcanezerra選手はVCT Americasの出場要件である18歳に達しておらず、昇格後も出場資格を得るまでスターティングメンバーから外れていました。その間の2026年4月16日、Riot Gamesから利用規約への複数回の違反を理由に12か月のハードウェアBANを受け、Riotタイトルのプレイ、大会出場、配信ができなくなりました。ENVYは処分がチート行為によるものではないと説明したうえで、同選手との契約を解除しています。
処分は、当初2027年4月までの予定でしたが、10月末には複数の媒体から、処分が約6か月前倒しで解除されたと報じられています。なお、早期解除の経緯についてRiot Gamesは現時点でコメントを出していません。canezerra選手は自身のXで次のように述べています。
過去の行動と、いくつかの事柄について無知であったことを謝ることしかできません。今年、僕は大人になり、成長しなければならないと気づかされるような現実と向き合うことになりました。これからの行動でそれを示します。力を貸してくれた人、二度目のチャンスを与えようとしてくれた人たちに感謝します。この機会を当たり前だとは思いません。
SENの2026年シーズンは、KickoffとStage 1をいずれも9〜10位で終え、Stage 2ではプレイインでKRÜ Esportsに0-2で敗れて敗退しました。シーズン終了後にはJerrwin選手とJonahP選手の退団が発表されました。
一方でSENは、2027〜2028年のVCT Americasパートナーチーム8チームの一つに引き続き選出されています。11月上旬には、Cloud9からOXY選手を、NRGから『VALORANT Champions 2025』のMVPであるbrawk選手を相次いで迎え入れており、canezerra選手の加入はこれに続くものです。
VLR.ggのチームページに登録されている現時点のロスターは以下の通りです。
johnqt
Reduxx
OXY
brawk
canezerra
cortezia
Ewok(ヘッドコーチ)
GUNTER(アシスタントコーチ)
canezerra選手はENVYでデュエリストを担当しており、同じくデュエリストを主にプレイするOXY選手との分担は明らかにされていません。
黒瀬
猫となかよく