3イニシエーター?3デュエリスト?競技シーンで今までに出た、奇抜な3〇〇〇構成をまとめてみた!

2025年も終わりに近づき、残る公式戦もGame Changers Championshipのみとなりました。今年のChampionsを見た方ならわかるように、リーグ創設から3年、撃ち合い、戦術のレベルはどんどん高まっています。さらにはメタも多様化し、構成の幅はどんどん広くなっています。そんな中、見たことがないような、奇抜なエージェント構成を採用するチームも中にはでてきます。今回はその代表的な例である、3デュエリストや3センチネルなどの、3〇〇〇構成をマップごとに抜粋して紹介します!
なお、今回調査対象にしたのは2023年、リーグ創設以降の構成です。それ以前は、3〇〇〇構成以前にカオスな構成が多すぎるので。
まず紹介するのはアセント。ジェット、ソーヴァ、KAY/O、オーメン、キルジョイというメタ構成が長年続いたこのマップですが、最近は2センチネルもかなり流行っています。そんな中、我らがDetonation FocusMeは今年のVCT Pacific Stage 1にて、3イニシエーター構成を披露しました。

フェイド、テホ、KAY/Oの3イニシエーターに、なんとコントローラーもアストラ。Detonation FocusMeはこの構成を3回使い、Paper Rex相手には勝利を挙げました。もうこんな構成見られないだろうな、と思っていたら・・・

なんとEMEA Stage 2にて出てきました。アストラとオーメンという違いはあれど、ほぼ同じ構成。ですがこの当時テホメタは既に終わっています。BBL Esportsはこの構成での戦績は2勝2敗と上々、その2勝の相手はFNATICとTeam Heretics、驚きです。さらによく調べてみると、彼らは同年のStage1でもヨル、テホ、フェイド、KAY/O、アストラという3イニシエーター構成を出しています。しかし、4-13で敗北しその後は変更しています。Stage 2でもう一度挑戦してみたのが凄いですね。
そんな3イニシエーター構成ですが、実は元祖はあの名門チーム・・・

そう、DRXです。2023年のVCT LOCK//INにて2回、この構成を使っています。しかもそのうち1回はBBL Esportsが相手、もしかしたらこの時の記憶がフラッシュバックし、この2年後に3イニシエーター構成を使ったのかもしれません・・・。

変な構成といえばこのチーム、Paper Rexです。この後13-10で勝利しています。とはいえJingggがテホを使うという異常事態。この構成は1回きりでした。テホメタが如何に恐ろしかったのかがわかります。ちなみに同時期にEMEAのFUT Esportsも同じ構成を1回だけ使っています。
ここまで3イニシエーターばかり紹介してきましたが、もちろん他ロールもあります。

2024年のChallengers Japan Split2にて、FENNELは驚きの3コントローラー構成を出しています。FENNELはこの当時、アイスボックスでは奇抜な構成を何度も出していましたが、特にこれは異質でした。しかし戦績は0勝2敗、やはりこういった構成は諸刃の剣なのかもしれません。

Championsという大舞台にも、奇抜な構成は出てきます。これは2023 Champions Los AngelsにてLOUDが披露した、3コントローラー構成です。LOUDはこの試合に勝ってプレイオフに進出、バインドはその後2試合行いましたが、どちらも敗北しています。とはいえ相手は強豪ぞろい、スコアも悪くなく、十分な完成度だったといえるでしょう。

2023 VCT PacificにてTALONが繰り出したのは、イケイケの3デュエリスト構成。タイのエイムですべてをなぎ倒してくれるのではないかと期待されました。しかし、攻めで1本しかとれず、3-13で敗北。こんな構成を使っていいのは、コンペティティブだけなのでしょうか。

彼らはやってくれました。超高級コンペティティブ、Paper Rex、2024 Pacific Kickoffの準決勝で3デュエリストを採用しました。しかもイニシエーター、センチネルなし。コンペティティブでもこんな構成は見ません。彼らはこの構成でT1相手にOTまでもつれ込むと、16-14で見事勝利。しかもその後決勝でGen.Gにも勝利。このVALORANTというゲームにおいて、エージェント構成なんて関係ないのかもしれません。

2024 VCT Pacific Kickoff、そう、先ほどのスプリットと同じ大会です。そのブリーズで出したのは3コントローラー構成。彼らは当時気が狂っていたのかもしれません。この構成の面白ポイントはmindfreakがコントローラーではなくソーヴァなところです。なんで?
2025 KickoffからMasters Bangkokにかけて、当時ドリームチームとして屈指の強さを誇っていたTeam Vitalityは、こんな3イニシエーター構成を採用しました。

EMEA Kickoffから数えて、彼らはこの構成で2勝1敗、そもそも当時チームが強かったのもありますが、まずまずの戦績ですね。そして日本にも、これに(おそらく)影響されたチームがありました。

そう、MURASH GAMINGです。2025 Challengers Japan Split1にてこれを使いました。しかしこの構成、やはり難易度が高かったようで、6-13で敗北しその後使っていません。全部テホのせいにしましょう。

2025 VCT Pacific KickoffにてGlobal Esportsが披露したのが、こちらの3センチネル構成。この後8-13で負けてしまいます。しかし、ロータス3センチネルに夢を見たのは、Global Esportsだけではありませんでした。

まさか再び、Championsでこんな構成が見れるとは思いませんでした。Xi Lai GamingはRargaというデュエリストを抱えていながら、ノーデュエリスト、3センチネル、というとんでもない構成を大舞台で出してしまいました。結果はなんとSentinels相手に勝利。VCT China Stage2からこの構成を出しており、2勝2敗で終えました。セージのバリアオーブを使ったエントリーは必見です。
以上、今までに競技シーンで採用された、3〇〇〇構成を紹介しました。特に最近は構成が多様化し、ほとんどのエージェントを見ることができます。パッチ11.08で大きな調整が入り、競技シーンのメタはどのように変化していくのでしょうか。Game Changers Championshipや、オフシーズン大会を見て、2026年のメタを考察してみるのも、面白いかもしれません。
waddle
プレイ歴1年、競技シーン視聴歴5年のファン。好きなチームはGambit。