フラ、マグマ、コンパス、ホイール。大英博物館に展示すべき、気品溢れる芸術品の数々。Masters London出場選手、超個性的セットアップ総ざらい。

2026年6月6日から、王国・イギリスで開催されるMasters London

今回は出場選手の中から、筆者的に面白いセットアップをしていると感じた選手を、各リージョン一人ずつピックアップ。
画像付きでご紹介し、セットアップの多様性を皆様に知っていただこうという、Masters前恒例の企画となっております。

※本記事にはアフィリエイトリンクを含みます。

EDG Jieni7選手

1人目は、CN代表EDward GamingからJieni7選手

この角度から見ると、どこかハワイのフラを感じますね。
優しめに配置された左腕に、脇の余韻を大きく使った右腕。
重心を体の左側に落とすことで、肘のあたりが緩衝材の役割を果たし、操作の安定感が向上する。という理に適った構造が形成されています。

持ち方に注目してみると、薬指から小指にかけてはマウスを包み込むように、親指と人差し指はマウスをつまむように形作られています。
これは細やかな調整と、安定感を両立させる持ち方
広いピックプールを担うJieni7選手にとって、最善の持ち方と言えるでしょう。

マウス

Logicool G PRO X2 SUPERSTRIKE

マウスパッド

ARTISAN 零 FX XL 橙

キーボード

Wooting 60HE+

感度

1600DPI 0.155

VIT PROFEK選手

2人目は、EMEA代表Team VitalityからPROFEK選手

いわゆる、中指ホイールと呼ばれる持ち方ですね。
ただ、PROFEK選手の形は少し特殊。
薬指と小指の間に大きな開きが発生しています。
この開きは、小指を大きめに曲げていることに起因しており、中指ホイールで小指を曲げるプレイヤーはそこまで見られません。

彼が小指曲げを採用している理由は、

この画像に詰まっています。
そう、小指曲げを採用していると言うよりも、ただ中指・薬指に追従しているだけなのです。
彼のエイムが持つ、ビタビタとした横軸の正確性。
これは、持ち方の保持する、一種の統一感の産物なのかもしれません。

マウス

Razer Viper Mini Signature Edition

マウスパッド

ARTISAN 疾風乙 FX XL ブラック

キーボード

ASUS ROG Falcata

感度

1600DPI 0.125

FS killua選手

3人目は、Pacific代表FULL SENSEからkillua選手

マウスパッドに腕をつけていらっしゃらない???

机の素材とマウスパッドの素材は全く異なるので、一見するとアンバランスさを生みかねない、というか生んでるだろと突っ込まざるを得ない配置
わざわざ位置をズラしてまで、なぜアシンメトリーなことをしているのでしょうか。

紐解くカギは、腕の動かし方にあります。
肘のあたりがあまり動かず、マウスに近い部分がよく動く。
つまりコンパスのような動きをすると、手首のみがマウスと同じ滑り具合ならば、最低限違和感なく操作することができます
killua選手にとっては、この「最低限違和感がない」という感覚が最もフィットしたのでしょう。
流石アジア屈指の王国、タイ。神秘性を感じるセットアップです。

マウス

Razer Viper V3 Pro Faker Edition

マウスパッド

ARTISAN 零 FX XL 橙

キーボード

Wooting 60HE+

感度

1600DPI 0.16
ADS感度 1 スコープ感度 1

LEV kiNgg選手

最後は、Americas代表LeviatánからkiNgg選手

あれ?と思われた方も多いかもしれません。
それもそのはず。ここまでに紹介した選手と比べれば、標準的なセットアップをしているのです。

ただ、それはキーボード側から見た時の話。

ここからがマグマなんです。

どうだ、持ち方が独特だろう

ZmmjjKK選手を彷彿とさせる、小指押し付けスタイル。
流線形を象る重心低めの形ながら、持ち方にどこか無骨さを感じる、適度なアンバランス感。
トレンドと普遍性を掛け合わせ、南米独自の進化を遂げた逸品となっております。

マウス

Razer Viper V3 Pro? Camo
(ドングルの形がV3 Proであったが、不確定)

マウスパッド

ARTISAN 99式 FX XXL 抹茶

キーボード

Wooting 60HE v2 White

感度

800DPI 0.24
ADS感度 1 スコープ感度 1

まとめ

以上、各リージョンの選手を見て行きました。
Santiagoとは異なり、よく見るとやばいことやってる、という選手が多かったように思います。
また、本コラムを書き終えた後に気づいたことですが、今回紹介したセットアップは全てキーボード側の腕があまり乗っていないもの
もしかすると、今後のメタになりうるセットアップかもしれませんね。
ますます期待が高まるMasters London、眠い目を擦りながらでも見たくなること間違いなしです!!!



PepsiMan_ax

寝て起きたら、持ち方しか残っていませんでした。
YouTube見てください。

share