Velocity GamingがFULL SENSEに2-0で勝利 ── Velocity Gamingのブリーチ・ネオン構成が炸裂

2025年10月15日に行われた、VCT Ascension Pacific Bangkok 2025 Group Stage Day 2 第2試合にて、インドのVelocity GamingがタイのFULL SENSEに2-0で勝利しました。この記事では、その試合内容と試合後に行われたインタビューについてまとめています。

MAP 1 アセント

アセントでは、FULL SENSE側はデッドロックとヴァイスの2センチネル、Velocity Gaming側はブリーチ、ネオン、チェンバーの採用と、両チームが従来のメタから外れた構成を見せました。

FULL SENSEは守りを強く意識した構成である一方、Velocity Gamingはセットアップを武器に戦う攻撃的な構成を採用しており、両者の異なるアプローチが垣間見える一戦となりました。

前半は、FULL SENSEが最初の6ラウンドを連取しますが、Velocity Gamingもミッドに対する素早いアクションを仕掛ける攻め方に切り替え、6ラウンドを取得。6-6の同点で折り返します。

攻守交代後も、両者とも大きく引き離されることなく激しい競り合いを続けましたが、Velocity Gamingが9-9の状況から一気に3ラウンドを連取。先に12本を取得し、王手をかけます。FULL SENSEも11本まで押し上げますが、Velocity Gamingが冷静にタイムアウトを取り、そのまま勝利を収めました。

seph1roth選手の積極的なドライの撃ち合い、SkRossi選手のオペレーターの運用など、非常に激しい撃ち合いが続いたアセントでした。

MAP 2 ロータス

続くロータスでは、FULL SENSEは構成自体はアセントと似ていたものの、選手間で使用するエージェントの交代が行われています。Velocity Gamingはアセントと同様、ブリーチ+ネオンの強力なセットアップを主体とした構成を継続しました。

前半戦、FULL SENSEがピストルラウンドと続くセカンドラウンドを取得しますが、その後はVelocity Gamingが9本を連取。FULL SENSEも前半戦最終ラウンドを取得し、3-9での折り返しとなりました。

後半でもVelocity Gamingの勢いは衰えず、3-11までリードを広げました。マッチポイントを取られたFULL SENSEもLaz選手がクラッチを見せ7-12まで追い上げますが、最終ラウンドにて個々の撃ち合いを制したVelocity Gamingが勝利を収めました。

インタビュー

──本日アセンション開幕戦となりましたが、試合を終えての感想はどうでしょうか?

Lightningfast:いい気分です。アセントのスタートが不安定で大差をつけられたものの、追い上げて6-6で後半を迎えられたので、自信を持ち返すことができました。ロータスはとても自信のあるマップだったので、最初から「取れる」と想って挑みました。

──アセントでは、0-6からタイムアウトを経て調子が上がったように見えました。どのような話し合いが行われましたか?

Lightningfast:前半は対戦相手がまとまって攻めてきた印象があったので、それをどうやっていなすかという話をしました。後半では逆に、相手のことを翻弄することができたと思います。

──この大会で最も警戒しているのはどのチームでしょうか?

Lightningfast:Pacificでもいいプレーを見せていたNSを警戒していましたが、試合では構成を変えすぎたことによる不安定さが見えました。今後、どういった調整を加えてくるかという所にも注目していきたいです。

試合の総括と次戦の予定

FULL SENSEはマップの取得こそ叶いませんでしたが、seph1roth選手をはじめ各選手が非常に高いパフォーマンスを発揮していたことが、試合後のレーティングから伺えます。

Velocity Gamingはブリーチとネオンを活かし、エリアコントロールを重視した戦略と高い連携力が目立ちました。

FULL SENSEは10月16日の第3試合にてNongshim RedForceと、Velocity Gamingは10月17日の第3試合にてRIDDLE ORDERと、それぞれ対戦を予定しています。

黒瀬

猫となかよく

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