【単独インタビュー】DFM Meiy「残りの試合、全部勝てるように準備して、グループ1~2位通過を目指す」― 3デュエへの対応や、新マップ“サミット”の印象。そして、ENC予選で見せた、あのコール量の凄さについて訊く

2026年7月17日、VCT Pacific 2026 Stage 2 Day 2 第2試合にて、DetonatioN FocusMe(以下、DFM)はKIWOOM DRX(以下、KRX)と対戦。DFMは、マップカウント1-2で敗北する結果となりました。試合後に実施した、DFM Meiy選手への単独インタビューの内容をお届けします。

試合結果

・Map 1 スプリット

・Map 2 スプリット

・Map 3 スプリット

インタビュー

――まずは、今日の試合を終えての感想を教えてください。

Meiy:今日のKRX戦は、相手の構成やプレイスタイルが自分が想像していたものではなく、スクリムでも経験したことのない戦い方だったので、そこに対応するのに苦労したなという感じですね。

――KRXの3デュエリストでの独特な戦い方に対して、戦いながらどのように試合のなかで対応していきましたか?

Meiy:3デュエリスト構成への対応というよりも、どちらかというと今日の試合は3マップ通して、KRXの攻め方も守り方も割と一貫していたんですね。片方はカウンターを見て、一方はものすごく強くて、その代わりもう一方がものすごく弱いというのがわかっていました。

その上で、僕たちもそこには上手く対応できていたんですけど、最後の少人数戦が勝ちきれず、次がエコラウンドになってしまうことが多くて。本当にあと一歩だったなと思っています。 

――3マップ目はサミットでしたが、新マップならではの難しさはありましたか?

Meiy:サミットに関しては、いろんなチームとスクリムしてきたんですけど、まだマップが出て最初の段階なので、全体的に戦いやすい戦い方をしてくるチームが多かったんです。構成もそれほど幅広くなく、「サミットといえばこの構成」というのが自分たちの中にありました。

なので、それが出てくるだろうと思っていたんですけど、全然まったく違ったスタイルで来られたので。マップの練度も低い上に、初めて見る構成ということもあって、3マップ目は他の2マップよりも難しかったなと思います。 

――サミットは今のところ、競技シーンにおいてはどんなマップという印象ですか?

Meiy:大会ではKRXの3デュエリストとしか戦っていないので、まだ何とも言えない部分もありますが、まだ出てすぐの今の段階だと、圧倒的に攻めやすいマップなのかなと思っています。

守りは、AとBの両方を守ることが構成によっては難しいので、結構割り切った守りが大事かなと思いますね。今日の相手だと、3人いて止まるかわからない感じだったので。マクロで上手くやって、3人集められても止まるかわからないとなると、ちょっと工夫する必要はあるかなと思いました。

――DFMはStage 1の途中から、Meiy選手のジェットを中心に置くことを意識したスタイルになりました。そこからさらに準備期間を経て、Meiy選手の目線でこのスタイルの手応えはいかがですか?

Meiy:そうですね。前までは、そのマップに一番適したデュエリストを任されていたんですけど、それより今はマップに多少合っていなくても、僕のジェットを信用するという方向性になっています。

個人的には、ジェットより他のデュエリストでもいけるんじゃないかと思うマップとか、ジェットよりこのエージェントを使いたいなと思っているマップもあるんですけど、ジェットのパフォーマンスは本当に自信があるので。1人でも自分の勝負勘を信じてキャリーできるエージェントなので、そこはすごくやりやすいなと思っています。 

――続いて、ここで少しEsports Nations Cup(以下、ENC)の話もお聞きしたいと思います。予選を全勝して本戦出場を決めましたが、改めて予選を振り返っていかがですか?

Meiy:ENCは予選が数試合ということもあり、今までどんな形であれ世界大会に到達できたことがなかったので、今までで一番届きそうなチャンスでした。なので、ENC予選は絶対に勝ちたいという思いで臨んで、無事全勝することができて良かったです。

個人的に好きだったり、一緒にやってみたいなと思っているAace君とか、SugarZ3roとかとも一緒にプレイできて、その選手たちの良いところを吸収できたり、こういう考え方もあるんだなと発見できたりもしました。純粋に今の自分に繋がるところがあって、楽しかったですし、本戦の世界大会も楽しみですね。

――Meiy選手の個人配信が同接8万人を超えて、すごい反響でしたね。

Meiy:8万人はもちろん人生でいったことがない数字なので、試合が終わった後に気づいて「やっば!」と思いました。試合前に知っていたら、緊張でいつものプレイができなかったかもしれないですけど、試合後に知ったので良かったです。

最近はちらほら、VALORANTの人気が下がっているんじゃないかという声もあったりする中で、自分の配信に8万人もの人が集まってくれたことで、期待して応援してくれている人たちがたくさんいるんだなということにも、改めて気づけたので。この期待を無駄にしないように今後も頑張らなきゃと、あの同接を見て思いました。

――あの予選は、試合中のコールを聞ける貴重な機会でもありましたが、Meiy選手のコール量に驚きました。普段DFMでも、あれくらいコールをしているんですか?

Meiy:DFMでも、そうですね。 DFMでのゲーム内のコールは、主に僕とSSeeSがやっていて、基本的にはSSeeSが一番しゃべっているんですけど、中盤とか終盤、設置後に関しては、僕が一番しゃべっているかなと思います。

最初の守りの配置とか、攻めのデフォルトのスタートの形とかはSSeeSがコールして、ラウンドが進んでいくなかで状況が出た時にすぐコールする。そのコールが一番早いのが僕という感じですね。 

――デュエリストでも、あれくらいのコール量が理想なんでしょうか?

Meiy:他のデュエリストをあまり知らないんですけど、僕はたぶんしゃべれる方で、ENC予選でもAace君とかSugarから、とにかくよくしゃべるデュエリストだと言われました。

個人的には、自分がしゃべれる試合の方が強いと思っています。自分がしゃべれない試合もたまにあるんですけど、それは自分がパニックになっていたり、相手が本当に難しくて、自分が何をしたらいいかわからなかったりする試合。

そういう時は難しいですが、基本的には盤面が全部見えているというか、「ここをこうすれば勝てるな」というのが、それぞれのシチュエーションで見えるようになってきているので、それで必然とコール量が増えていっているのかなと思います。

――Stage 2ではPlay-Insがあり、Stage 1と少し形式が変わりますが、グループ何位抜けを目指しているかなど、直近の目標はありますか?

Meiy:さっき控え室でチームメイトとも話していたんですけど、僕たちは1~2位通過を目指しています。Play-InsからだとChallengersチームと当たることになりますが、本音を言えばChallengersチームと当たるのは怖くて、やりたくないと思っているので。

去年も今年も4位通過しかしていないので、ちゃんとシードをもらえる順位の1~2位(※各グループ上位2チームは、Play-InsをスキップしPlayoffs直通になる)でグループを抜けたいと思っています。

――それでは最後に、Stage2の意気込みとファンの方々へのメッセージをお願いします。

Meiy:ファンの皆さん、いつも応援ありがとうございます。Stage 2初戦は負けてしまったんですが、個人的にはそれほど感触も悪くなく、これからの試合に対して自信を失うような内容ではありませんでした。

残りの試合、全部勝てるように準備して、1~2位通過を目指して頑張りたいです。このStage 2で、初めてチームで世界大会に行けるシーズンになったらいいなと思っています。応援よろしくお願いします!

――Meiy選手、ありがとうございました!

今後の対戦予定

DFMは次戦、7月24日(金)に行われるDay 6 第2試合にて、Paper Rexと対戦します。また、同日の第1試合には、ZETA DIVISIONとRex Regum Qeonの対戦が行われます。

綾本ゆかり

Xアカウント:@ayayuka99

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