RC Dep「30歳くらいまでは絶対に選手を続けたいですね」「僕は日本のVALORANTのオフライン大会で優勝したことがないんです。来年はこの悔しさを晴らしたいなと思ってます」― 英語ロスターで戦った今シーズンと現役続行。そして、次の目標を語る

2026年7月26日、VALORANT Challengers Japan 2026 Season Finals Offline DAY 2が行われ、REJECT(以下:RC)がQT DIG∞(以下:QTD)とグランドファイナルで対戦。5マップに渡る激戦の末、RCはマップカウント2-3で準優勝となりました。試合後に実施した、RC Dep選手への単独インタビューの内容をお届けします。

インタビュー

――まずは、今日の試合を振り返っての率直な感想をお聞かせください。 

Dep: まず悔しいというのが第一です。でも、上手くプレイできたと思うし、後悔はないです。ただ、シーズンを通して、BRIとコミュニケーションを取ることが多かったんですけど、彼が期待してくれていた分、期待外れの形で終わってしまったことだけが悔しいですね。

――自身のプレイの手応えはあったと。

Dep: 手応えはずっとあります。でも、BRIの期待に応えられなかったことだけが、個人的には悲しいです。 

――RCはシーズンを通して無敗で勝ち上がってきましたが、今日のグランドファイナルにはどういう気持ちで臨んでいましたか?

Dep: 3-0を狙って挑みました。

――最後であと一歩勝ちきれない結果となりました。勝ちきれなかった要素をどのように振り返りますか?

Dep: それは、あとでチームで見返したりすると思うんですけど。ただ、自分が思ったのは、最後まで全員のプレイ中の集中力が続くわけではないということで、それは自分も含めて感じました。普段しないようなミスを自分もしてしまうことがあったので。

――5マップにわたる長期戦になった影響もありますか?

Dep: それがわからないんですよね。優勝がチラついてそうなるのか、疲れなのか、どちらかわからないという感じです。 

――RCは今シーズン、英語コミュニケーションのチームとしてスタートして、Split 1では言語面での苦労が伺えました。Split 2では、どう変化しましたか?

Dep: Split 2は、普段の練習で結構すり合わせることができたので、無理して英語をしゃべろうと頑張らなくてよくなった分、プレイはしやすくなりました。 

――今は日本語と英語混じりだと聞きました。比重はどれくらいなんでしょうか?

Dep: 最近は英語の方が多かったですね。チームのプレイスタイル的に、プレイ中のコミュニケーションを取るところが、JremyやPerisiaが多かったので。

――グローバルなロスターは、海外から強い選手を迎えられる一方で、言語面のハードルがあるなど両面あると思います。今シーズンを通して経験してみて、どのように感じましたか?

Dep: 海外のプレイヤーが日本のプレイヤーよりも強いとか、そういう話はないです。ただ、普段の過ごし方とか大会でのマインド、雰囲気が今まであまり感じたことのないものだったので、すごく良い経験になったし、またやりたいなと思ってます。 

――それはプロとしての意識が高いとか、そういったことですか?

Dep: オンオフのスイッチがあって、メリハリがすごいです。そこが自分と相性良いなと思っていたし、すごく楽しかったです。


――Dep選手がZETAを離れてRCに戻った時、「選手を辞めようと思っていたけど」とポストされていました。最近は、選手を続けることへの意識が変わっているように感じますが、いかがですか?

Dep: そうですね。英語と日本語でコミュニケーションしながら、普段の生活から彼らと一緒に過ごすというのは、思っていたよりもすごく楽しくて。だから、もっと一緒にプレイしたいと思ったし、そういう機会があればそれを優先したいなと思いました。 

――コンテンツで、同じくRCに所属する格ゲーのレジェンド選手、梅原大吾さんの「今が全盛期」という言葉にも触れられていました。Dep選手は今、選手として何歳までやりたいと思っていますか?

Dep: 現実的には、30歳くらいまでは絶対にやりたいですね。今の気持ち的には。

――今25歳なので、あと5年はDep選手の活躍が見られるということですね。RCに戻った時、甲山社長に何と言われて戻ることを決めたのでしょうか?

Dep: 英語コミュニケーションのチームだということと、それプラスよく面倒見てくれそうだなと思って。

――新しいチャレンジができそうだという点が大きかったですか?

Dep: そうですね。自分としても新しいチャレンジをしたいと思っていた時期だったので、それに一番合っているなと思いました。

――甲山社長とは、昔からの友人だと聞きました。今は大きなeスポーツチームのオーナーと現役選手という関係性ですが、甲山社長はどんな存在ですか?

Dep: 社長というよりかは、今も友達のように思ってしまうんですけど。普段からすごく良くしてくれているし、RCにいて楽しい思いもできているので感謝してます。

――ちなみに今日、手越祐也さんへのインタビューで、VCJの推し選手を聞いたところ、Dep選手という回答でした。それを聞いてどうですか?

Dep: まず、名前が挙がったことに対してびっくりですね。そもそも認知してもらえていると思っていなかったので。今それを聞いてびっくりしました。ただ、そうやって期待してくれている人がいるのに、最後の最後で負けてしまったので。そこは自分が踏ん張れなかったなと思ってます。

――手越さんはDep選手について、プレイヤーとしての魅力だけでなく、「純粋に見た目がかっこいい」とも仰っていました。見られる立場として意識することはありますか?

Dep: あまり自分の顔を気にしたことがないから……。でも、お世辞でもそうやって言ってもらえると嬉しいですね。

――来シーズン以降は大会形式などの変更もありますが、今掲げている目標はありますか?

Dep: たぶん僕、日本のVALORANTのオフラインで勝ったことがないんです。なので来年は、もし日本でオフラインがあれば、そこでどうにかこの悔しさを晴らしたいなと、さっき試合が終わって思いました。

――確かに、VALORANTの国内オフラインで優勝したことがない……?

Dep: そうなんです。さいたまスーパーアリーナであったオフラインに出てるんですけど、それも決勝で負けてるんですよね。

――来シーズンの活躍も期待しています。それでは最後に、応援してくださったファンの方々へのメッセージをお願いします。  

Dep: Main Stageからすごくチームの調子が良くて、RCファンの方々は絶対に優勝するだろうと思っていたと思うんですけど、その期待に応えられずすみません。でも、めげずにしっかりまた頑張るので、よかったらこれからも応援よろしくお願いします。

今後の対戦予定

RCの2026年シーズンは、Season Finals準優勝という結果で幕を閉じました。優勝したQTDは、8月13日から始まるVCT Pacific Stage 2 Play-Inに出場します。

なお、Dep選手は、Esports Nations Cup 2026のVALORANT日本代表メンバーに選出されており、11月8日から15日にかけて開催される本戦に出場します。

綾本ゆかり

Xアカウント:@ayayuka99

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