【エージェント使用率】オーメンは62.5%、ヴィトー・ブリーチ・デッドロックは1回のみ ─ Champions Shanghaiのメタは本当に健全なのか?

2026年10月4日、「VALORANT Champions Shanghai」のGroup Stageが終了し、世界王者を決める戦いは8チームによるPlayoffsへと移ります。

大会が進む中、海外掲示板Redditでは「Champions 2026は比較的健全なメタなのではないか」という議論が話題になっています。デュエリストを中心に複数のエージェントが採用されている一方、オーメンなど一部エージェントへの偏りを指摘する声も出ています。

本記事では、Group Stage終了時点のエージェント使用率をもとに、現在のメタとPlayoffsで注目したいポイントを見ていきます。

「Champions 2026は健全なメタ?」Redditで議論

Does Champs 2026 have a (relatively) healthy meta? : r/ValorantCompetitive 

Redditに投稿された「Does Champs 2026 have a (relatively) healthy meta?」では、使用率上位に異なるロールのエージェントが並んでいることや、デュエリストの選択肢が広がっていることから、「比較的健全なメタなのではないか」という意見が挙がりました。

一方で、オーメンの高い採用率やネオンの影響力、KAY/Oやブリーチなどフラッシュを持つイニシエーターの採用が少ない点を指摘する声もあります。「多くのエージェントが使われていることと、メタが健全であることは同じではない」とする見方も出ています。

使用率上位4体はすべて異なるロール

Group Stage終了時点の集計では、オーメンが62.50%で最多。続いてネオンが43.33%、フェイドが41.67%、チェンバーが34.17%となっています。

オーメンはコントローラー、ネオンはデュエリスト、フェイドはイニシエーター、チェンバーはセンチネルと、使用率上位4体を4つのロールが分け合う形となりました。

デュエリストでもネオンだけに集中しているわけではありません。ヨル30.00%に加えてウェイレイが15.00%、レイズが14.17%、フェニックスが13.33%、ジェットも6.67%を記録しています。

一方、コントローラーではオーメンが唯一60%を超えています。ヴァイパーが21.67%、ハーバーが10.83%、アストラが8.33%、ブリムストーンが1.67%となっており、コントローラーではオーメンが中心となっていることが分かります。

大会全体は多様でも、マップごとには『定番エージェント』も 

大会全体では幅広いエージェントが使われていますが、マップ単位で見ると偏りも確認できます。

スプリットではヴァイパーが85.71%、オーメンが71.43%。ロータスではオーメンが80.00%、フェイドが65.00%、ヴァイパーが50.00%を記録しています。

アセントではオーメンとソーヴァがともに77.78%。サミットではフェイドが72.73%、ネオンが63.64%、チェンバーが54.55%となりました。

また、イニシエーターではフェイドが41.67%、ソーヴァが27.50%を記録する一方、スカイは8.33%、KAY/Oは1.67%、ブリーチは0.83%。同じロール内でも採用率には大きな差が生まれています。

ヴィトー、ブリーチ、デッドロックはGroup Stageでわずか1回ずつ

一方、Champions ShanghaiのGroup Stageでは、ほとんど姿を見せなかったエージェントもいます。全120構成のうち、ヴィトー、ブリーチ、デッドロックの使用はそれぞれ1回のみで、使用率はいずれも0.83%でした。

ヴィトーを唯一使用したのはGlobal Esportsのautumn選手です。9月26日のTeam Vitality戦、第3マップのサミットで採用され、Global Esportsはアストラ、テホ、レイズ、スカイ、ヴィトーという構成を選択。11-13と接戦になったものの、Team Vitalityがマップを制し、シリーズも2-1で勝利しました。

同日のLOUD対EDward Gamingでは、EDGのstew選手が第2マップのサミットでブリーチを使用しました。EDGはLOUDのセージやチェンバーを意識した構成を採用し、stew選手がブリーチ、ZmjjKK選手がウェイレイ、nobody選手がテホを担当。しかし、サミットは5-13でLOUDが勝利し、EDGはシリーズを0-2で落としています。

デッドロックを唯一使用したのは、9月27日のFUT Esports戦に臨んだJD Gamingのjkuro選手です。第1マップのアセントでサイファーとデッドロックを組み合わせた構成を採用しましたが、FUTが13-1で大勝。jkuro選手はデッドロックで2キル14デス、ACS75という結果でした。

3体はいずれもGroup Stageで一度試されたのみで、そのマップでは勝利につながりませんでした。幅広いエージェントが登場している今大会でも、実戦での採用がごく限られているエージェントが存在することが分かります。Playoffsでこうした低使用率のエージェントが再び登場するのかも、構成を見るうえでの注目点となりそうです。

Playoffsでは構成の変化にも注目

Group Stageのデータを見る限り、Champions Shanghaiは一つのデュエリストや一つの構成だけが大会全体を支配している状況ではありません。その一方で、オーメンの高い採用率や、マップごとの定番エージェントなど、固定化されている部分も確認できます。

そのためPlayoffsでは、単に「どのエージェントが使われるか」だけでなく、各チームがどのマップでどの構成を選ぶのかにも注目です。

Group Stageで見られたメタがそのまま続くのか、それとも世界王者を争う8チームから新たな構成が登場するのか。エージェント選択にも目を向けることで、Playoffsをより楽しめそうです。

なる

24歳のライター。推しのVALORANTプロ選手はkaajakとsato。
ArcaneやChampionsスキンなどの限定スキンに弱く、すぐに課金してしまう癖がある。

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