Art「valoでの最高移籍金は2億であり、国内にも移籍金1億越えの選手がいるかもしれない」―”Misaya’s Kitchen”で語られたTier1の舞台裏
9月13日、QT DIG∞所属のmisaya選手のYouTubeチャンネルで「Misaya’s Kitchen」が公開されました。
このシリーズは、misaya選手が料理をしながら雑談や視聴者からの質問に答えていく人気企画です。
今回の動画は、東京に訪れてゲストと一緒に料理を作る「東京出張編」の第2弾。ゲストには 現在LFTを出しているのCLZ選手、そしてSCARZへの移籍が決定したArt選手が登場しました。
本記事では、その回のやり取りの一部を抜粋してご紹介します。
2025シーズン、初めてTier1の舞台を戦い抜いたCLZ選手とArt選手。misaya選手が「Tier1での心境の変化」について尋ねると、2人は国内リーグ(VCJ)とは全く異なるプレッシャーを語りました。
CLZ「プレッシャーはVCJでやっていた時と次元が違う。VCJの頃はチームや応援してくれてるファンのために頑張っていた。しかしTier1に来てからは、海外のファンが増えたり、過激なファンも増えた。
Art「PRX戦での総合スコアが27キル59デスだった際は、リプ・引用・DMなどで『選手をやめろ』などと言ったひどい言葉を浴びせられた。」
Tie1の舞台は選手としての実力だけでなく、精神面の強さも求められる場であることが伝わってきます。二人の経験は、国内リーグとは大きく異なるTier1の厳しさを示しており、舞台の大きさが選手に与える影響が伝わってきました。

misaya選手は、2人がTier1チームに加入した経緯についても質問しました。
CLZ「ZETAだけでなくDFMからもオファーが来ていた。そこで何が起きたのかは『色々あって』としか言えないが、ZETAに加入することになった。今シーズンはFENNELからCLZ、Xdll、SyouTaの3人が一緒にZETAへ移籍したが、離れる可能性もあった。
CLZ選手がZETA DIVISIONに加わるまでには複数チームからのオファーがあり、移籍の裏側にはさまざまな選択肢があったことがうかがえます。
その流れで、ZETA DIVISIONからSyouTa選手が途中で脱退した理由についても話題が及びました。
CLZ「今年のZETAは、Dep選手のケガの影響により急遽T1 AcademyからTenTen選手が招集された。俺はDepさんがケガの間だけTenTen選手を借りると思っていたが、契約状態がそのままの加入だったので、枠の都合上SyouTaが脱退となった。誰が脱退になるかは直前まで知らされておらず、脱退したSyouTaの脱退理由も知らされていない。」
特に驚いたのは、同じチームの仲間ですらSyouTa選手の脱退理由を知らされていなかったという点です。 普通ならチーム内で共有されるような話に思えますが、Tier1では「チームをどう生き残らせるか」が最優先で、選手個人の事情は後回しになることもあるようです。 だからこそ、選手には実力を発揮することに加えて、環境が急に変わっても動じずに対応できる柔軟さが求められるのだと感じました。

次は選手ならではの移籍金の話題に移る。
misaya「去年QT DIG∞にYuran選手を取ったが、移籍金がかなり高かった。2人が知ってる移籍金で一番高い値段は?」
Art「2億!」
misaya「確かに誰とは言わないけど2億の選手がいる。2億はプロ業界だと有名かも。
Art「日本でも1億くらいの選手はいるんじゃない?」
misaya CLZ「1億~?(半信半疑)」
misaya「一億はいないのでは?」
Art「いい選手ってことは強いだけでなく人気がある。人気を活用した相乗効果があることを考えると、1億かけられる選手はいると思う。」
2億という金額は、サッカーや野球の移籍金を知っている人でも思わず「そんなに!?」と声が出てしまうレベルです。
さらにArt選手が「国内でも1億円クラスがあってもおかしくない」と話したのは、とても印象的でした。
単に強いだけではなく、ファンに支持される人気やスポンサーへの影響力まで含めて価値が決まっていく。
そう考えると、eスポーツの世界もすでに「実力+経済的な影響力」で選手が評価される段階に来ているのだと実感します。
選手の努力はもちろんですが、ファンの応援や発信力までもが市場価値を押し上げていく原動力になっています。
本記事で紹介した内容は一部にすぎません。動画本編ではファンとの関わり方やTier1プロゲーマーの恋愛事情などについても語られています。どれもすごく面白い内容だったので、ぜひ本編もご覧ください。
lovin'