1年半ぶりの帰還、ブリーズの歴史
ついに帰ってきました。パッチ12.00、ブリーズは過去最大規模のリワークを受けて、再誕。
みなさんはこのマップのことを覚えていますか?
筆者は忘れました。アンレート専用マップかと思っていました。
そんな忘れてしまった方々のために、本記事では、ブリーズの歴史を振り返ってみようと思います。
マップ改修の変遷や競技シーンでのメタなどを、時系列順に追っていきましょう。
時は2021年4月27日、パッチノート2.08にてブリーズは実装されます。
VALORANTの正式リリース日は2020年6月2日、かなりの古参マップといえるでしょう。
パールやフラクチャーよりも歴史は深く、エージェントでいうとアストラの実装後、KAY/O、チェンバーの実装前です。
当時のミニマップはこのようになっていました。
競技シーンでのメタはどうだったのでしょうか。
ブリーズ実装から一ヶ月後、VALORANT初の国際大会、Masters Reykjavikが開催されましたが・・・ここでは採用されず。
日本人の目に最初に触れたのは、7月から行われたChallengers Japan Stage3でしょう。
当時の構成はこんな感じでした。
その後国際大会でも採用されますが、どのチームもほぼこのような構成でした。
1コントローラーのヴァイパーと、ジェット、ソーヴァは固定で、サイファーやKAY/Oを使うチームも見られた、といった具合です。
ブリーズはその後、2022年の末までマッププールに鎮座します。
多くのエージェントの追加、調整がありましたが、当時のメタ構成は、お馴染みのジェット、ソーヴァ、ヴァイパーに加えて、KAY/O、チェンバーといった形でした。
ロングレンジの射線が多く、ケアしきれないことから、オペレーターを持ちやすいジェット、チェンバーや、カーテンで一度に複数の射線を切れるヴァイパーがかなり採用されやすく、構成の幅は狭くなっていました。
こうして、リワークを期待されながら、2023年1月にブリーズはマッププールから除外されます。
2023年8月、Episode7 Act2、パッチ7.04にてブリーズは帰ってきました。
それと同時に、多くのリワークが施されました。
一部を以下に掲載します。詳しくは引用先のパッチノートをご覧ください。
なかでも大きな変更が、メタル(Aホール)の封鎖です。
ここを守っていたプレイヤーが倒された場合、Aサイト防衛側のプレイヤーは、メイン、DD、メタルのドア、なんならCT抜けも警戒しなければなりませんでした。
封鎖されたことでサイトへの侵入経路が一つ消え、両チームとも、他の場所での戦闘に集中できるようになりました。
センチネルのガジェットを置く場所の選択肢も増え、野良チェンバーの開幕プライドファイトもなくなりました。
このときの競技シーンでのメタも見ていきたいところですが、すでに2023年のVCTは終わっていました。
2024年に持ち越しましょう。おっと、大事な変更を言い忘れていました。
エビ、カニ。
さて、2024年のメタを見ていきましょう。というわけにはいきません。
2024年1月、パッチ8.01にて、メタル(Aホール)が半年ぶりに再び開通しました。
パッチノートには、「皆さんとAホールで再開できることを楽しみにしています。」と書かれています。チェンバー目線?
この短期間での封鎖→開通という流れに、驚きの声も多くあがりましたが、気を取り直して2024年のメタを追っていきましょう。果たしてどう変わったのでしょうか。
チェンバーは消えました。他のマップにもいません。
また、特にPacificではヨルやハーバーが採用されています。
ただヴァイパーやソーヴァはコンペティティブでも依然必須と言える状況でした。
結局のところ、ロングレンジの射線が非常に多いことは変わらず、ユーザーの間でも不評を買いました。
その影響か、2024年6月、パッチ8.11にてブリーズは再びマッププールから除外。
長い長い眠りにつくのです。
ブリーズが眠りについてから、アビスが生まれ、ヴァイスが生まれ、テホが暴れ、ウェイレイが生まれ、カロードが生まれ、ヴィトーが生まれました。
そして、1年半の時を経て、この度ブリーズはVALORANTに帰ってきたのです。
久しぶりに会ったブリーズくんはなんだか違う顔をしていました。
15箇所以上のリワークが施され、新マップかと勘違いするほどです。
詳しくはこちらをご覧ください。
そして、現在のメタルの様子がこちらです。


完全に封鎖、というかメタルという通路自体がなくなりました。
もう二度と開通させまいとする意志を感じます。
こうして比較してみると、ブリーズがどれほど変わったのか分かると思います。
ここまで変化したマップはVALORANT史上初めてではないでしょうか。
全体的にマップの構造がシンプルになり、道が狭まり、通路が一つ消えました。
誕生から5年、我々と同じように、ブリーズも変わっていったのです。
この新ブリーズが生まれてからはまだ一週間もたっていません。
今後、どのような対戦がここで行われるのでしょうか?
競技シーンにおいては、昨今メタの多様化が進み、多種多様なエージェントが活躍しています。
ブリーズもそれに習い、多くの構成が見られる面白いマップとなるのでしょうか?
定点やスモークの位置など、変わったことは多数あります。
今後それらが開拓され、プレイしていて楽しいマップになることを祈ります。
以上、ブリーズの歴史でした。
waddle
プレイ歴1年、競技シーン視聴歴5年のファン。好きなチームはGambit。