T1のcarpeがチームを離脱、競技シーンからの一時休止を発表──約4年の在籍に幕

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7月12日、T1はLee "carpe" Jae-hyeokのチーム離脱を発表しました。carpe本人も併せて声明を公開し、競技シーンから当面離れる意向を明らかにしています。2022年11月の加入から約4年間、同組織のVALORANT部門一筋でキャリアを歩んできたベテランの区切りとなります。

carpeは声明の中で、「9年以上にわたり、身に余るほどの愛と応援をいただいてきた」と競技キャリア全体を振り返り、苦楽を共にしたチームメイトやスタッフ、そして自身を信じ続けたチームへの感謝を述べました。

また、投稿の最後にはファンへの感謝とともに以下のように綴っており、完全な引退ではなく休止であることを示唆しています。

「carpe」としてであれ、単に「Jae-hyeok Lee」としてであれ、再び皆さんの前に立てるその日を心待ちにしています。

Overwatchのレジェンドから、T1のVALORANT部門を支えた4年間へ

carpeはOverwatch出身の選手として知られています。Overwatch LeagueではPhiladelphia Fusionに5シーズン在籍し、史上最高峰のDPSプレイヤーの一人と評価されてきました。2018年にはOverwatch World Cupで韓国代表として優勝も経験しています。

VALORANTへの転向は2022年オフシーズンでした。T1が活動拠点を北米から韓国へ移し、VCT Pacificのパートナーチームとして再出発するタイミングでの加入となり、初年度の2023年は主にイニシエーターを担当しました。同年のT1はPacificリーグを3位で終え、LOCK//IN São PauloとMasters Tokyo、Champions Los Angelesと3度、国際大会に出場しています。

2024年はStage 1およびMasters Shanghaiまで先発として出場したものの、stax加入に伴いベンチへ回りました。2025年以降はシックスマンとしての役割が定着し、VCT 2025 Pacific KickoffではSylvanに代わって途中からスタメン入りするなど、限られた出場機会の中でチームを支えています。Masters Bangkok 2025では初戦に出場し、T1にとって初の国際タイトルとなった同大会の優勝メンバーに名を連ねました。

その後もSylvan、DH、Munchkinとロスターの入れ替わりが続く中で、carpeは一貫して6人目の選手としてチームに帯同し続けました。結果としてVALORANTキャリアの全期間をT1で過ごした形になります。

休止の背景と今後のT1

carpeは今年10月で28歳を迎えます。韓国の男性には原則として兵役義務があり、動画の冒頭では今回の決断について兵役との関連が示唆されていました。

なお、T1は7月6日にDHのメインロスター復帰を発表済みで、carpe離脱後のロスターはMunchkin、stax、Meteor、BuZz、DH、iZuの6名体制となります。コーチングスタッフはヘッドコーチのKDG、コーチのCheongGakが継続します。チームは7月18日に開幕するVCT 2026 Pacific Stage 2で、初戦のPaper Rex戦に臨む予定です。

黒瀬

猫となかよく

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