大波乱のAmericas Kickoff、MIBR/FURIAが優勝候補NRG/G2 Esportsを下す — ブラジルチームの快進撃

1月31日、Americas Kickoffのアッパーブラケット3回戦が行われ、MIBRがNRGを、FURIAがG2 Esportsを下す波乱の展開に。昨年奮わなかったブラジルチームがMastersまで王手をかけることとなりました。

MIBR vs NRG

昨年のChampions王者、NRGとaspas率いるMIBR、NRGは休養に入ったs0mに代わってTeam Liquidからkeikoを補強。
一方MIBRはaspasとVernoというコアメンバーを残し、zekken、tex、Mazinoを迎え入れ、今大会に挑みました。

1マップ目、MIBRピックのアビスでは、テホとヴァイパー採用を採用したNRGが圧倒する形に。
絶対的エース、aspasも調子が上がらず、13-6でNRGがこのマップを取り切りました。

続くNRGピックのスプリットでは、NRGはウェイレイ1デュエリスト構成、対するMIBRは、満を持してaspasとzekkenの2デュエリスト構成が登場、ロスター発表時から間違いなく強力だと囁かれていた構成が実現しました。
NRGのmadaは絶好調であった一方、aspasの調子は上がらず、最終的にACS127に落ち着きました。
しかし安定した強さを見せたのがzekkenとVerno、zekkenはFK8、FD1、VernoはIGLイニシエーターながらレーティング1.22の大活躍。
MIBRが13-11でなんとか取り切ります。

最終マップのブリーズでもMIBRは2デュエリスト構成を採用。
ここではその二人でFK9をとる大活躍、特に前半ではNRGを圧倒し、13-8で勝利、MIBRがアッパーファイナルに駒を進める結果になりました。

NRGは2月2日、ミドルブラケットにて100 Thievesとの対戦です。

FURIA vs G2 Esports

シード枠で100Tを下したG2、昨年のVCT AmericasではKickoff、Stage1、Stage2の3連覇を果たし、国内戦では最強ともいえるチームです。
対するはFURIA、昨年度は一勝しか挙げられず、すべての選手を再編成し今大会に挑むと、KRÜ EsportsとSentinelsを下し2連勝。
しかし相手はG2ということもあり、下馬評では敗北するだろうと思われていました。

1マップ目はアビス、ここでFURIAがその実力を完全に証明します。
要所要所の撃ち合いに勝利していき、終始試合はFURIAペース、13-7でFURIAが取り切ります。

2マップ目はバインド、前半は拮抗し、G2リードの7-5で折り返しますが、後半は終始G2ペースに。
相手に一本しかとらせず、13-6で勝利しました。

最終マップはスプリット、このマップではFURIAのよさが存分に発揮されました。
ショーティをもって力強いエントリーをするalym、スナイパーをもって難しいショットもしっかりと当てるkoalanoob、屈指の安定感を誇るイニシエーターeeiu、基本的にはカバーを取り合って撃ち合いながら、個人技も光る理想のチームスタイルでG2を圧倒。
13-3で圧倒し見事大金星を挙げました。

FURIAがG2を下しアッパーファイナルに進むとは、誰もが予想していなかったことでしょう。
eeiu、koalanoob、artzinは元いたチームから移籍する形でFURIAに、alym、nerveはNA Challengers3位のチームから移籍した選手です。
国籍も多様なこの選手たちが、凄まじいシナジーを発揮しています。

波乱のAmericas

本日の結果により、MIBRとFURIAのどちらかはMasters Santiago確定に。
仮に2月14日のアッパーファイナルで敗北しても、ミドルファイナル、ローワーファイナルのどちらかで勝てばMastersへの出場が決定します。

一方でNRG、G2はMasters出場まで最低でも3勝が必要になりました。
現在のAmericasはかなり実力が拮抗しており、どのチームが勝ってもおかしくない状況です。
2025Champions出場のSentinels、TSMからの補強に成功した100T、代打Demon1が活躍中のC9など、注目すべきチームしかありません。

次の対戦は敗退がかかったローワー1回戦、LOUD vs Evil Geniuses KRÜ Esports vs LEVIATAN 2月1日朝7時から開始です。

waddle

プレイ歴1年、競技シーン視聴歴5年のファン。好きなチームはGambit。

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