DFM yatsuka「Kickoffでは勝ち上がれたが、世界大会にはあと二歩くらい届かなかった。紆余曲折のあるシーズンだったが、本当にあともう少し自分が頑張れていれば世界大会に届いたのではないかと思う1年だった」─ 試合後に2026年シーズンを振り返る

2026年8月23日、VCT Pacific 2026 Stage 2 Play-Ins Day 9 第2試合が行われ、T1がDetonatioN FocusMe(以下、DFM)に2-0で勝利を収めました。今回は試合後のプレスカンファレンスにて行われたDFM NorthernLightsコーチとyatsuka選手へのインタビューの内容をお届けします。
──本日の試合の感想についてお伺いしたいと思います。NorthernLightsコーチから順にお願いします。
NorthernLights:今日はやはりT1がめっちゃ上手かったのもありますし、自分たちの最大限のパフォーマンスを出させてもらえない、そういった手強さがあったと思いましたね。
yatsuka:Play-Ins最後の試合ということで、勝てばPlayoffs進出で、負けたら敗退という状況の中で、負けてしまって悔しいです。

──yatsuka選手に質問です。本日はPlayoffs進出を懸けた試合でしたが、プレイヤー側としては緊張感やプレッシャーをどのように感じていましたか?
yatsuka:試合中はもちろん緊張もありましたが、勝ち負けを気にしすぎることなく、自分たちのやりたいことをしっかりやろうというマインドで臨んでいました。
──NorthernLightsコーチに質問です。ヘイヴンでは相手にマッチポイントを握られた後のラウンドにおいて、3対5の状況からMeiy選手がブレードストーム(ジェットウルト)を使用してリテイクを成功させていましたが、その直後のタイムアウトではどのようなことを話し合われたのかについて教えてください。
NorthernLights:前のラウンドの自分たちの修正すべき点が何ラウンドか出ていたため、それについて話しました。あと相手から自分たちがどのように見えているのか、それに対してどうしようといったことを話していましたね。
──お二人に質問させてください。今日の結果をもちまして、Playoffsに進出するチームの大半が韓国のチームという結果になりました。どのような部分で韓国チームが優れているのかについて、お二人の視点からそれぞれお聞かせください。
NorthernLights:まず韓国のチームは純粋にVALORANTというゲームに対する理解度が高いです。多くの韓国チームが存在する中でも、それぞれのスタイルや強みが確立されています。例えばKIWOOM DRXであれば火力の高さを生かして「どのようにパフォーマンスを引き出すか」というところが上手かったり、T1であればスキルの使い方を含めてVALORANTが本当に上手いです。そうした特色がある中で自分たちの強みをちゃんと押し出し切れているからこそ、韓国チームが強いと感じています。
yatsuka:NorthernLightsコーチの言う通り、自分たちの強みをチーム全体へ明確に浸透させる能力が高いと感じます。これは他のゲームでも同じです。世界大会においても出ている韓国チームが優勝候補に挙げられることが多いように、全体的な競技レベルが高いのかなと思います。
──それを踏まえてもう1点お聞かせください。今年得られた経験の中で、日本のシーンへ還元したい部分や伸ばしたい部分があれば教えていただけますでしょうか。
yatsuka:日本のシーンのためというよりは、まだまだ自分自身のことで精一杯であり、日本シーンに還元できるほどのレベルには至っていないと感じています。ただ、今回得た経験を生かし、Pacificのチームがどのような思考で戦っているのかというところを、できれば日本のシーンに浸透させていければと思います。
NorthernLights:来年競い合う相手は一旦日本のチームになりますので、還元というよりは、来年どうなっているか分かりませんが、自分たちが勝つために他の日本チームと切磋琢磨していく必要があります。まあyatsuka選手が言った通り、自分たちのことで精一杯だとは思いますね。
──NorthernLightsコーチとyatsuka選手に質問です。今シーズンを振り返っての感想についてお聞かせください。
NorthernLights:今年のチームはKickoffのスタートがメタの相性も良く、一番良い成績を収められましたが、それでも世界大会へは行くことができませんでした。メタが変わる中で様々な試行錯誤を重ねましたが、何かが足りなかったり、もっと上手く自分がアプローチできた部分があったのではないかと感じていました。もう少し上手く出来ていれば世界大会に進出できたのではないかと思いました。
yatsuka:今年初めてPacificに来て、Kickoffでは全員の調子も良く勝ち上がることができましたが、世界大会にはあと二歩くらい届きませんでした。Stage 1ではギリギリでPlayoffsに進出し、Stage 2もPlayoffs進出を逃したものの、チームとしての強みを見つけたりして、紆余曲折があるシーズンでした。ただ、本当にあともうちょっと自分が頑張れていれば世界大会に届いたのではないかと思う1年でした。

──Play-Insを含め、シーズン全体を通して温かいサポートを続けてくださったファンの皆様に向けて、一言ずつメッセージをお願いします。
NorthernLights:シーズンを通して様々な出来事があり、浮き沈みの激しいシーズンだったと思いますが、それでもいつも応援してくれたファンの皆様には本当に感謝しかありません。皆様の声援が本当に励みになりましたし、もっとファンの期待に応えたかったという思いでいっぱいです。
yatsuka:まずは1年間の応援、ありがとうございました。多くの期待や応援を寄せていただき、それがすごく励みとなっていました。最後はあまり勝ち進むことができずこのような結果になってしまいましたが、いつも応援してくださるファンの皆様のおかげでチーム全体で頑張ることが出来ました。本当にありがとうございました。

今回敗北したDFMはVCT Pacific Stage 2からの敗退が決定し、1月のKickoffから続いた2026年シーズンの旅はここで終了となりました。
そして勝利したT1は8月26日から開催されるPlayoffsへと駒を進めます。Playoffsのトーナメント表は次の通りです。

ふぉかっちゃ
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