2025年オフシーズンの動向まとめ:各地域の注目移籍とロースター変更

VCTはオフシーズンに入り、多くのチームがロースターの再編を発表するなど、活発な選手の移籍が行われています。一部のチームは既に新たなロースターで大会に出場しており、各地域で注目を集めています。
この記事では、VCT各地域の選手やチームの動向について、注目度の高いものを要約してお伝えします。
財務上の理由により、TALONがVCT Pacificの参加資格を喪失したことが発表されました。
ライアットゲームズがTALON EsportsとのVCT Pacificに関するパートナーシップ契約を解消
— VALORANT Champions Tour JAPAN (@valesports_jp) November 18, 2025
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VCT Pacific参加チームに関する最新情報。 pic.twitter.com/2bReO9uL3E
TALONは、シーズンを通して成績を徐々に上げてきており、リーグでも上位に食い込む活躍を見せていただけに、今回の決定に対して選手の今後を不安視する声も上がっています。
Masters優勝経験もある韓国の人気チームGen.G Esports。
その中心選手であるMunchkinは、常に相手の一手先を読むプレイが特徴で、VCT Pacific屈指のIGLとして活躍していました。
しかし、現時点でGen.G EsportsからMunchkinの契約延長は発表されていません。
その理由として、韓国には28歳までの男性に兵役義務があり、現在27歳のMunchkinが入隊を控えているためではないかと見られています。

Nongshim RedforceはPersiaに代わりXrossがメインロースターに加入し、DRXはBeYNの続投を発表しました。
一方で、Rex Regum Qeon、Paper Rex、DetonatioN FocusMeなど多くのチームはロースターの全容を公開していません。
VCT Ascension Americas 2025の勝者であるENVYを支えたcanezerraとion2xの2選手は、年齢制限のためVCT Americasに出場できません。
そのためENVYは、2人が出場可能になるまで代役の選手を立てる必要がありますが、現時点で後任については発表していません。
トライアウトは進行中と考えられ、過去にKRÜ Esportsで活躍したkeznitが加入するのではないかという見方もあります。

11月22日、LEVIATANが新たなロースターを公表しました。その中には、熱量の高いコーチングで知られ、南米のコーチながら日本でも多くのファンを持つOnurコーチも含まれています。
みなさんこんにちは、オヌールが戻ってきました! pic.twitter.com/k9zOVsfwb1
— LEVIATAN (@LeviatanGG) November 22, 2025
Onurコーチは過去にはKRÜ Esportsや2023年のLEVIATANに所属し、その後はLEVIATAN Academyで活動していましたが、今回の加入でメインチームへの復帰を果たしました。
同時にblowz、Neon、spikeziNも選手として加入し、刷新されたロースターで来シーズンに挑みます。
Americasでは、現時点でロースターを確定させているチームは少なく、完全なロースターを発表しているのは100 ThievesやG2 Esports、Sentinelsなど一部に限られます。Demon1やJonahP、yayといった高く評価されている選手の多くも所属先が未定となっており、今後の発表が注目されます。
Team Hereticsは、2025シーズンまで活躍したMiniBooに代わり、Comebackが加入したことを発表しました。
A new kid in town ✅
— Heretics Valorant (@HereticsVal) October 24, 2025
Welcome to Team Heretics, @ComeBackFPS 🤍#VamosHeretics pic.twitter.com/RhjzQaYe5o
Comebackは以前Gentle Matesでメインデュエリストやチェンバーを担当し、シーズンを通して1.2を越える高いレーティングを維持しており、新チームでの活躍が期待されています。

国際大会の出場経験は豊富ながら、いまだMastersやChampionsのトロフィーを手にできていないTeam Heretics。長く維持してきたロースターの変更に踏み切った今、悲願の公式大会優勝を果たすことはできるでしょうか。
オフシーズンに入って間もなく、Team VitalityはChronicleの加入を発表しました。
これはFnaticが同選手の退団を公表する前の発表だったため、当時ファンからは驚きの声が多く上がっていました。
VITALITY CHRONICLE IS REAL.
— Team Vitality VALORANT (@TeamVitalityVAL) October 25, 2025
We've already won the off-season 😎 pic.twitter.com/oMOChRCiDZ
Team Vitalityには、2024年に同じくFnaticから移籍したDarkeも在籍しており、今回の移籍で元Fnaticの2人は1年ぶりの再会を果たしました。

11月20日、Gentle Matesが新ロースターを発表し、初代Champions王者であるstarxoもメンバーに名を連ねています。また、GIANTXは2025年シーズンのロースターを継続することを決定しました。
国際大会への出場経験を持つ中国の強豪FunPlus Phoenixですが、近年は国際大会から遠ざかっていました。しかし、そのポテンシャルは失われていません。今回、Pacificリーグで活躍したsScaryを新メンバーとして迎え入れました。
sScaryは過去にBleed eSportsで活動し、その撃ち合いの強さで知られています。2023年のAscension Pacificにも出場し、日本代表SCARZとの対戦も行われたため、国内での知名度も高い選手ですが、今年1月に競技シーンからの引退を発表しました。
今回のFunPlus Phoenixへの加入で、約1年ぶりの現役復帰となります。
もう一回だ! ✌️🔥
ONE MORE! ✌️🔥
— sScary (@sScaryOfficial) November 9, 2025
VCT Chinaでは、Wolves Esports、Xi Lai Gaming、Trace Esportsなど、国際大会への出場経験を持つ多くのチームが再編を発表しています。EDward Gamingは、新たな選手としてNova Esportsからcbが加入しました。現時点では他地域と同様、未確定の情報も多いものの、来年の国際大会では、新たな中国の才能を目にすることができるかもしれません。
約3ヶ月間のオフシーズンも、折り返し地点を過ぎました。
現時点では、FnaticやSentinelsなど、既にロースターを決定した一部のチームが完成度を高めている一方、大半のチームは正式な発表に至っていません。
オフシーズンも残り約1ヶ月となり、これから多くのチームがロースターを発表する佳境に入ります。Championsへの出場条件も変更され、例年以上の激戦が予想される来シーズンに向けて、各チームがどのようなロースターを構築するのか、注目が集まります。
黒瀬
猫となかよく