alecks「毎試合ごとに成長していくことが目標。チャンピオンズに出場できること自体が名誉」─ Paper Rex、グループステージ突破後の心境を語る

2025年9月17日に行われたVALORANT Champions Paris Group Stage Day 5。第1試合ではPaper RexがGIANTX(以下、GX)との激戦を制し、2-1で勝利。これによりPaper Rexはプレイオフに進出を決め、ベスト8入りを果たしました。
試合後の記者会見では、選手やコーチから大会への意気込みや舞台裏のエピソードが語られています。今回はその中から注目の発言を翻訳し、要点をまとめてお届けします。

─まず初めに、GX戦での勝利おめでとうございます。特にGXのパフォーマンスで印象的だった部分について教えてください。

alecks:GXが“ダブルセンチネル構成”に対してミッドを強く押すプランを持っていたのは分かっていましたが、私たちが挑むのを怖がってしまったのが問題でした。教訓は、まず自分たちのスタイルを貫くこと。その上で適応するように、2マップ目以降は修正しました。

─サンセットの試合終盤、最終タイムアウトの場面では、そこから13-10で締めくくるまでにどんな話し合いをして、どう適応したのでしょうか?

alecks:基本的には「落ち着こう」という確認をしました。相手が勢いを取り戻しそうになっていたので、無理に難しいことをやるのではなく、自分たちの得意な形に立ち返ることを意識しました。そのうえで、GXの動きを読んで適応していきました。

─サンセットに入る前、アセントとロータスの結果を受けて、緊張はありましたか?それとも順調に進めていた感じでしょうか?

Jinggg:そうですね。僕自身はサンセットでは特に緊張は感じませんでした。というのもロータスのときにチームワークが徐々に戻ってきているのを実感できたからです。最初のアセントはコミュニケーションもチームワークもあまり良くなかったんですけど、ロータスではそれが徐々に改善してきて。だからサンセットでは自信を持って臨めました。

─something選手に伺います。個人的に気になっているのは、ara選手とのマッチアップについてです。全体的にも彼は非常に良いパフォーマンスを見せていましたが、彼の活躍をどう見ていましたか?

something:正直、araはアセントでもサンセットでもすごく良いプレーをしていたと思います。サンセットでは1v4の状況をひっくり返された場面もあって、自分がショーティーで飛び込んだときにタイミングが合わなかったり、d4v41がオペレーターを外してしまったりと、不運も重なりました。ああいう場面は「起きるときは起きる」という感じですね。とにかくaraは本当に良いパフォーマンスをしていました。

─d4v41選手に伺います。プレーオフで一番戦いたいチームはどこですか?

d4v41:やっぱりFNATICです。毎回対戦が楽しいので、今回も当たりたいですね。

─今日はチームが試されるような展開になりました。質問なのですが、“全力を尽くさなければ負けてしまう”というような接戦を好むのか、それとも“もっと楽に勝てる試合”を好むのか、どちらですか?

f0rsakeN:正直に言えば、もちろん後者(楽な試合)の方がいいです。でも僕たちはPaper Rexだから、前者(接戦)を選ぶことになりますね(笑)。

─PatMen選手、このChampionsで学んだ一番大きなことを教えてください。

PatMen:メンタルを強く保ち、自信を持ち続けることが大事だと学びました。そして、それを自分だけじゃなくチーム全体に良いエネルギーとして伝えていくことも重要だと思っています。

─大会の合間にサイクリングをしていた姿が話題になりましたが、体調は大丈夫ですか?またどんな体験でしたか?

PatMen:すごく楽しかったです。まるで子どもの頃に戻ったような感覚でしたね。スポーツが好きなのでサイクリングはたまにやりますが、今回はパリの街を走って、雨の中でも仲間と一緒に楽しめたのが特に印象的でした。エッフェル塔に行ったこと自体よりも、その道中が本当に良い思い出になりました。

d4v41:僕もただ楽しんでましたね。人生一度きりですし、「YOLO」精神です(笑)。※YOLOは「You Only Live Once」の略で、「人生は一度きり」という意味のスラング。

─最後に、グループステージを戦い抜いた中での総括をお願いします。

alecks:Championsはシーズン最後の大会で、どのチームも全力で準備してきます。僕たちは毎試合ごとに成長して、最終的にファイナルの舞台に立つことを目指しています。ですが、何よりも「この舞台に立てていること自体が名誉であり特権」だと思うので、最後まで全力で楽しみたいですね。

Paper Rexは前回の国際大会・VALORANT Masters Toronto 2025で優勝。今回のChampionsを制すれば、国際大会2連覇となります。現世界王者はプレーオフでも快進撃を見せてくれるのか。今後の戦いから目が離せません。


なる

24歳のライター。推しのVALORANTプロ選手はkaajakとsato。
ArcaneやChampionsスキンなどの限定スキンに弱く、すぐに課金してしまう癖がある。

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