Champions Parisは『NRG』が3-2で優勝。Ethanは2023年ぶり、史上初2度目のChampions優勝者に

2025年10月5日、VALORANT Champions Paris Grand Finals ― NRG vs FNATICが行われました。本記事では試合内容とリザルトを掲載しています。

本配信は以下よりご覧ください。

Champions Paris無敗で決勝まで進出したNRGは2023年、Champions Los Angelesで優勝者となったEthanが所属しており、史上初となるChampions 2冠となるか期待が集まります。

FNATICは過去すべてのChampionsに出場するものの決勝に進出したことはなく、毎回夢半ばで道が途絶えることになっていました。そんなジンクスを破り、決勝に進出。今回Championsは5度目の挑戦となります。
優勝を果たせばChronicleは4度目の国際大会タイトル取得。ヘッドコーチであるMilanはChampions 2021 Acendのアナリストとして優勝した時ぶり、2回目の優勝となります。

MAP 1 カロード

UpperのNRGの1stピックとなったカロード。1st、2ndラウンドはFNATICが取得するもその後はbrawkのオーディンやmadaの高いパフォーマンスにより、サイトをこじ開けられず8ラウンド連続でNRGが取得しました。
Round 9ではskubaの1v2クラッチも飛び出し、大きな有利を作り出した前半となりました。

後半戦も流れは途切れずNRGが1stラウンドを取得し、そのまま13-3でマップ取得につなげました。オーディンを持ち、圧倒的な存在感を放ったbrawkは24キル 7、ACS 375というスコアを記録しました。

MAP 2 ロータス

FNATICピックとなったロータス。ピストルラウンドはカロードの流れを活かすようにNRGが取得。その後もIGLであるEthanが盤面全体を完全に操り、8-1と圧倒しました。Round 4,Round 10をエコで迎えたFNATICは集団での動きとアルティメットを活かし、スリフティでラウンドをつなぎ3-9での折り返しとなりました。

タイムアウト中には、集中のために立ち上がるmadaに対抗し、Chronicleも立ち上がるという珍しい風景も見られました。

後半戦ではFNATICのボーナスラウンドでNRGがスリフティ間近となりますが、Boasterの素晴らしい2killで乗り越えるもののbrawkの持つオーディンへの対応が追いつかず13-6でNRGがマップ取得となりました。

これでマップカウント 2-0、NRGが優勝へ王手をかけました。

MAP 3 アビス

NRGが王手をかけた第3マップ アビス。ここではmadaの圧巻の立ち回りがFNATICを苦しめます。ヨルのTPを活かした情報取りが刺さり、NRGはFNATICの攻め先を特定し完璧な防衛となりました。
なにをやってもうまくいく。NRGはRound4を除く全てのラウンドを取得し、11-1という10本差で絶望を与える差をつけて折り返します。

後半ピストルラウンドはChronicleの4キルもあり、5ラウンド連取。観客を味方に流れを作っていきます。
Kaajakの普段は見せないような強烈なプッシュやヒーロープレイによりチームの士気は復活。マッチポイントは取られるものの11-1から防衛で11本取得し、誰も予想していなかったオーバータイムへと突入しました。

オーバータイムでは常に先手を取り、Kaajakの裏プッシュからのキルで素晴らしい仕事が止めでマップ取得となりました。
Kaajakのチームを背負う姿はまるでLOCK//INでのDerkeと重なるようでした。

MAP 4 アセント

VALORANTの伝統マップのひとつともいえるアセントではNRGが3本連続で取得するも、その後はFNATICが6本連続で取得。NRGが先にタイムアウトを消費するという結果になりました。
ミッドを使ったBoasterのマクロが効果を発揮し、8-4でFNATICがラウンドリード。

後半では今までの3MAPのような流れをFNATICがやり返す形となり、11-4と差を広げますがNRGも盛り返す形となりました。途中madaとCrashiesの、Americas出身ニ人による死体撃ちのパフォーマンスなどもあり、会場のボルテージは最高潮に。

最終ラウンドは時間がない中、追い詰められたNRGをFNATICが止めタイムアップ。13-8でFNATICがマップ取得となりました。

MAP 5 サンセット

第5マップ サンセットはNRGの1st banマップであり、本来では迎えたくないマップに突入していきます。両チームとも勝率は0%、そんな中FNATICはAlfajerのエージェントをネオンに変更。昨日DRX戦ではヴァイスを使用していました。

ピストルラウンドからAlfajerの強気なプレイが炸裂。4キルから流れはそのままFNATICかと思われましたが、NRGのEthanの的確なポジショニングによってラウンドを左右するキルを連発。その恩恵もあり7本連続取得となりました。前半戦は9-3でNRG有利で後半へ、Ethanはブリーチながら15/8/8という素晴らしいスコアを前半で残しました。

NAチームの9-3。呪いのスコアで折り返した後半。
ファーストラウンドをFNATICが取得し、「呪い」がちらつく中迎えたバイラウンド Round 16。Ethanが一人でミッドプッシュという狂気的な選択でFNATICのリズムを破壊。最終的にKaajakとskubaの1v1までもつれ込むも頭一つ分たまが当たらずNRGがラウンドを取得しました。

最後はNRGらしさがあふれる綺麗なリテイクでNRGが優勝を決めました。

NRGはChampions Parisを無敗で優勝。今年行われたMastersには一度も出場できず、Americasで多くのロースター変更を経てこの場所にたどり着きました。
Ethanは2023年ぶりニ度目の優勝となり、史上初のChampionsを二度制覇した選手となりました。

Grand Final MVPには5MAP合計84キル、KAST 81%を記録したbrawkが受賞しました。彼の持つオーディンは相手のリズムを崩し、アサルトのフィジカルを全面に押し出す相手に対してカウンターを完璧に刺してみせました。

Esports World Cup前にskubaがFNSの代わりにロースターに加入。そこから5ヶ月間でChampions王者となりました。ここからNRGはどんな道を経て来シーズンに向かっていくのか。ここから始まるオフシーズンにも注目が集まります。

運営①

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