mada「ある時から自責や他責するのを止め、ただ努力した。忍耐強く努力すれば何でもできるんだ。その証拠に私たちは今、世界チャンピオンだ。」─NRGの優勝について語る

2025年10月5日、VALORANT Champions Paris Grand Final (BO5)が行われ、NRGがFNATICに3-2で勝利を収めました。今回は試合後のプレスカンファレンスにて行われたNRGへのインタビューの内容を抜粋し、翻訳してお届けします。

─FNATICとの長い対戦の中で最も困難だったことは何ですか?

Ethan:アビスで11-1でリードしていたのに負けたことかもしれません。ほとんど負けかけていましたが私たちは乗り越えました。

─brawk選手に質問です。あなたたちをチャンピオンにしたチームの特徴は何ですか?

brawk:私たちがお互いに信頼し合っていることだと言えると思います。私たちが勝ったマップではお互いを信じ、ためらうことなくプレーしました。なのでそれが主な特徴だと思います。

─最終マップのサンセットで勝利を収めるためにアビスでの逆転負けの後に何を考え、何を変えたか教えてください。

Ethan:「おい、優勝まであと一歩だったのに、まだ何マップかプレーしないといけないのか」と思いました。

mada:アビスの後、私たちは逆転負けについて冗談を言い合っていたので気持ちをリセットするのはとても簡単でした。全員が11-1から逆転負けしたのは理解していましたが、アビスの後にs0mが「FNATICに3-0で勝てると本気で思っていたのか?おいおい、そんなに簡単なことじゃないよ。」といったのを特に覚えています。ジョークが好きな人ばかりで緊張がほぐれました。

s0m:基本的にはmadaが言ったとおりです。BO3やそのほかの対戦でもマップを落とした時は、気にせず前を向くのが最善策です。特に今回のような2-1でリードしているGrand Finalでは前を向くしかないと思います。

brawk:私たちはかなり簡単に気持ちをリセットできたと思います。ただ、アセントに入ると立ち上がりが悪く、そこから立て直すのは本当に大変でした。

mada:アセントについては観客がFNATICに力を与えたと思います。アセントに入るとアリーナ全体がカミナリのように震え、FNATICの勢いが続きました。だからアセントではFNATICが勝ったのだと思います。

─Ethan選手に質問です。試合前に2023年のEvil Geniuses(以下、EG)と比べて今の役割はより重要なものになったと仰っていました。EGではBoostioがIGLとしてあなたを支えていましたが、NRGではあなたがIGLであり、チームの中心人物のような存在です。Stage2から勝利を重ね始め、今日に至るまでの道のりはどうでしたか?また、トロフィーを掲げる姿は想像していましたか?そしてトロフィーを掲げた時のお気持ちはどうですか?

Ethan:今の役割はEGの時と明らかに異なります。私は純粋なサポートプレイヤーでした。NRGではIGLとして完全に新しい役割がありました。良いリーダーになるために最善を尽くすことで、チームの皆もまた私を助けてくれました。

Ethan:2つ目の質問ですが、正直に言うと私たちがChampionsで優勝するレベルだと気づいたのは、おそらくChampionsの中盤くらいでした。とても懐かしい感覚でした。

bonkarヘッドコーチに質問です。今日の勝利でAmericasの地域が最も多くのトロフィーを獲得したことになりました。Americasの地域と世界大会の試合を比較した時の大きな違いは何ですか?

bonkar:Americas地域と世界大会とを比較した時の大きな違いは、かかるプレッシャーがはるかに少ないことだと思います。チームとしての規律から外れたランダムな行動が多くなります。しかし世界大会では一試合一試合の重要さが変わるので、ランダムな行動が減り、全てがそれぞれのチームの「するべきプレー」と一致するようになります。チームをどのように作ったかによりますが、私たちのチームは間違いなくそのような状況で力を発揮すると思います。Group StageでもGrand Finalでも同じようにプレーすると思います。

─skuba選手とbrawk選手に質問です。mada選手にも当てはまるかもしれません。skuba選手とbrawk選手はTier 2 から昇格しました。特にbrawk選手は最近Moist x Shopifyから昇格したばかりで、skuba選手はCubert Academyから昇格しました。Tier 2 の挑戦から着実に成長し、Championsで優勝するという道のりを歩んできた感想はいかがでしょうか。また、将来有望なTier 2 のスーパースターたちに何か伝えたいことはありますか?

skuba:私は3年間Tier 2でプレーしていました。毎年Tier 1からオファーがありましたが、どれも上手く行きませんでした。しかし、忍耐強く常に自分を信じてここまで来れると信じていました。もちろんTier 1挑戦の初年度で世界チャンピオンになれるとは思っていませんでした。なので今の気持ちを言葉で表すのは難しいですが、忍耐強く自信を持てばこの世界では何でもできると思います。

brawk:skubaも言っていましたが、Tier 2にいるときは、Tier 1でプレーする機会が無くても、忍耐強くいることが重要であると思います。今年は何もかもがあっという間に起こったので実感がわきませんが、この経験が明日からの糧になると思います。本当に素晴らしい気持ちです。

mada:ここにたどり着くまでの道のりを表すのに「忍耐」という言葉が一番合うと思います。16歳の頃、VALORANTに移行しましたが、当時の友達であるleaf、Asuna、pennyは大きな成功を収めました。私はそれを見ながら、ただ座って「なぜ自分はダメなのか」と自問自答していました。しかしある時から自分や他人を責めるのを止め、ただただ努力をしました。忍耐強く努力すれば何でもできるのです。その証拠に私たちは今、世界チャンピオンです。

─今日あなたたちは世界チャンピオンとなりました。ステージに立ってトロフィーを掲げ、自分がチャンピョンであると実感した時の気持ちはいかがでしたか?

s0m:このトーナメント期間中、毎晩私たちには優勝できる可能性が非常に高いと確信していました。Parisに来た最初の日からポテンシャルを感じ、チームを信頼していたからです。

s0m:サンセットの最終ラウンドでは3対1で私はスパイクを解除するつもりでした。crashiesに勝ち目が無かったからです。そのとき何が起こっていたか分かりませんでしたが、Ethanが「俺たちは世界チャンピオンになったんだ」と言っている声だけが聞こえてきました。私はただ立ち上がり、非現実的な感覚に全身がしびれて涙が止まりませんでした。

─今日はどう祝いますか?

bonkar:気を失うまで飲むつもりです。ああ、それとShanksを探しています。

s0m:そうだ、Shanksをここに呼び出してください。彼は私たちがStage 2で苦戦していたときに、ウォッチパーティーで「NRGがChampionsで優勝したら頭を全部剃ってやる」と言っていました。私たちはそのためにバリカンも持っています。Shanks、俺たちはお前を探しているからな(笑)

NRGはなんとChampionsで無敗のままChampions Parisを勝ち抜き、優勝しました。Championsの中で24ラウンド以上の接戦となるマップは8マップありましたが、Grand Finalのアビス以外の7マップでは勝利するという驚異的な粘り強さを見せつけました。mada選手とskuba選手、brawk選手たちのルーキー組とEthan選手とs0m選手のベテラン組が互いに信頼し、支え合い、最大限のパフォーマンスを引き出す姿はとても素晴らしいものでした。Champions Parisを優勝したNRGは来シーズンにどんな姿を見せてくれるのか、これからも注目が集まります。

敗北したFNATICは本大会での順位が決定し、2位となりました。勝利したNRGはVALORANT Champions Parisで優勝しました。大会MVPには、主にイニシエーターを担当し、オーディンを得意武器とするbrawk選手が選ばれました。

ふぉかっちゃ

よろしくお願いします!好きな選手はSugarZ3ro 好きなチームはGen.Gです!

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